魔法はお前の魂だ(魔法先生ネギま✖天元突破グレンラガン)   作:アニッキーブラッザー

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第1部第5章:まほら武道会
第41話 ドリル禁止?それがどうした!


見渡す限りのゴツイ男たち。その闘志と熱気が格闘大会の会場である龍宮神社を覆っていた。

優勝賞金1000万円という高額賞金に釣られた者、純粋に自分の腕を試したい者、理由は様々だった。

その中に。この場には少し似つかわしくない姿をした者達がいた。

 

「すごいな~、これ全員参加者かな~」

「恐らくは・・・、まさかここまで大きな大会になるとは思っていませんでした」

 

シモンが辺りをキョロキョロ見回しながら言う。

そしてシモンだけでなく学園の人間でもあるシャークティたちも驚いていた。

本当は教会で待ち合わせの予定だったが、会場へ向かっている最中に偶然シャークティ、美空、ココネと合流した。その後シャークティから連絡を受けたヨーコも来て、大会開始まで少し時間があるので彼女達とこの光景について話し合っていた。

 

「それでどうするのだ? シモンよ」

 

シモンの腰元にいるエヴァが見上げて告げる。

 

「どうするって?」

「私の弟子は参加するだろう、これだけの大きな大会だ、きっとゾクゾクしているだろう。お前も当然参加するんだろ?」

「う~ん、そう言われてもな~、・・・・ネギと純粋に戦ってみるのも面白いかもしれないけど・・・・」

「あっ、ネギで思い出したんだけど・・・」

 

ヨーコがネギの名前を聞いて急に口を挟む。

 

「あの子達、私とあんたに嫌われているって勘違いしてたわよ?」

 

ヨーコの言葉にシモンが首を傾げる。

 

 

「嫌われてる?・・・・誰に?」

 

「私達に」

 

「えっ・・・・何で?」

 

「シモンさんに拒絶された~って言ってたわ、昼間の態度のことを気にしてたのね・・・・」

 

「「「えっ?」」」

 

 

これには聞いていたシャークティや美空達も驚いた。

まさか万人を受け入れるシモンに限って誰かを拒絶するなど、天地がひっくり返ってもありえないと思った。

 

 

「あ・・・兄貴・・マジで?」

 

「シ・・・シモンさん?」

 

 

心配そうに尋ねる美空たちの態度に、シモンは慌てて両手を胸の前でブンブン振って否定する。

 

 

「違うって、ただあの場で言ってもしょうがなかっただけで、別に拒絶なんかしてないよ、何でそんなことになっているんだ?」

 

「多分あの子達・・・アンタが思っているよりずっとアンタを慕っているのよ、・・・・一応フォローしといたけど、アンタもちゃんと言ってやんなさいよ!」

 

「ああ、分かったよ」

 

「ふん、甘ったれたガキは放っておけばいいものを」

 

 

ネギたちとは戦うかもしれない。だからと言って、嫌い合って戦うなんて絶対にしたくなかった。

別の世界で出会った新しい友達。もし戦うことがあったとしても、お互いを認め合ったまま戦いたい。そう思っていた。

 

「おっ、噂をすれば、兄貴」

 

美空が一点の方向を指差した、そこにはエヴァの言っていた通りネギたちがいた。

どうやら彼らも参加するようだ。

 

「来たか、ならば私は弟子どもに少しプレッシャーを与えてくるとしようかな」

 

エヴァはネギたちを見て意地の悪い笑みを浮かべた。

 

「ではシモンよ、予選で負けたら許さんからな!あと今日のデートは中々楽しかったぞ!」

 

少し顔を赤くしていたようだが、すぐに振り返ってしまったためエヴァの表情はよく分からなかった。そしてエヴァはそれだけを言い残し、ネギたちのいる場所へ向かった。

 

「そういえばエヴァンジェリンとのデートは大丈夫だったんですか?告白生徒が一名出たみたいですが・・・・」

 

シャークティは少し心配そうに聞く。なぜなら彼女はエヴァなら世界樹の力を躊躇わず使うのではないかと懸念していたからである。

そんな中で告白生徒が現れたと聞いて真っ先にエヴァンジェリンを頭に思い浮かべたのである。実際は違うのだが実はシャークティの勘は少し当っていた。エヴァは使いそうになっただが・・・

 

「うん、まあ少し危なかったんだけどな、俺も中々楽しかったし平和に終わったよ」

「そうですか・・・では告白生徒は誰だったのでしょう・・・」

「でもシャークティたちは見張っていたんだろ?知らないのか?」

 

シャークティたちは朝から告白防止の仕事のため告白エリアを常に見張っていた。そのシャークティたちが何故知らないのか?疑問に思った、すると

 

 

「兄貴、私達そのころエリア外にいたんだよ」

 

「エリア外に?何で?」

 

 

美空はポリポリと頭を掻いて少し恥ずかしそうに言う。

 

 

「実はさ~、他の告白生徒たちがいてさ~、本来なら力づくで阻止なんだけど、それじゃあ可哀想じゃん?」

 

「はい、そのため少々手間が掛かりますが、意識を逸らす魔法を使ったりして、告白生徒をエリア外まで誘導したりしていたんです・・・・」

 

「「えっ!?」」

 

 

これにはシモンだけでなく聞いていたヨーコも驚いていた。

 

 

「なんで・・・そんなことを?」

 

「いや~さ~、木乃香や本屋を見てるとさ~、顔を真っ赤にして震えながら告白しようとしてる人見るとさ~何か邪魔したくなくってさ~」

 

「邪魔シタラ可哀想」

 

 

美空とココネが自分達のしていた行動について説明する。そしてシャークティは少し申し訳なさそうに言う。

 

「ですが・・・あれだけ仕事と言っておいて、告白生徒を出すなどと失態を犯してしまって・・・・恥ずかしい限りです・・・」

 

かつてのシャークティなら問答無用で告白阻止をしていただろう。しかし今の彼女にはそれが出来なかった。

そのため、少々手間が掛かるがその様な行動を選んだのである。

しかしその結果、大きな失態をしたと思い、自分たちの行動に反省と後悔をしていたのである。

だが、その言葉を聞いたヨーコは両手を大きく広げてシャークティ、美空、ココネの三人を力強く抱きしめた。

 

 

「ヨーコさんっ!?な・・何を?」

 

「え?・・・あの~」

 

「?」

 

 

ヨーコの突然の行動に首を傾げてされるがままの三人。するとヨーコは満面の笑み三人に向けた。

 

「アンタたち・・・・最っ高!!魔法の使えない私達から見ればアンタたちは最高の魔法使いよ!」

 

そう、ヨーコは素直に嬉しかったのである。

シャークティたち魔法使いが、魔法を使えない人達の気持ちになって行動していたことを。

龍宮や他の魔法生徒達と違って、人の勇気ある行動を台無しにしたりしないことが嬉しかった。

 

 

「大丈夫、その告白生徒の問題は私が片付けておいたから」

 

「えっ!?ヨーコさんがですか?」

 

 

ヨーコはニッコリ笑って頷く。そしてシモンを見る。

 

 

「シモン、離れていても、お互い確認しあわなくても、こうして同じ気持ちで行動をとれるって凄いわね!」

 

「ヨーコ・・・、俺もそう思うよ」

 

「私・・・新生グレン団大好きよ!この一体感、負ける気がしない!」

 

 

ヨーコは再びシャークティたちを抱きしめた。ヨーコの言っていることはよく分からなかった。しかし自分達はヨーコに認められていることだけは分かった。美空達はそれが嬉しかった。

 

 

 

『ようこそ!!麻帆良生徒及び、学生及び、部外者の皆様!!ただいまより伝説の大会、まほら武道会を開催します!!』

 

 

「「「「「おおおおおおおーーーー!!!!」」」」」

 

 

突如聞こえるアナウンス、その声と共に周りの男たちの気合のこもった掛け声が一斉に上がる。

アナウンスするのはネギの生徒の朝倉だったが、この時はそれほど気にしなかった。

 

「始まったわね・・・・・」

 

その言葉にグレン団は頷く、

 

 

「シモンさん、では当初の予定通り私達は一度、下水にある超のラボへ向かいます。主催者である彼女がここに来る以上警備は薄いと思いますから」

 

「わかった、でも気をつけろよ、誰が超の味方か分からないからさ」

 

「大丈夫です、ではココネ行きますよ」

 

「コクッ」

 

 

シャークティは大会開始を聞いて、ココネを連れて別行動することを告げる、それを聞いて美空は

 

 

「私はどうすりゃいいの?」

 

「シモンさんと、ヨーコさんと一緒にここにいなさい。大会に参加するかどうかは自由です、一応学園関係者もここにいたほうがいいでしょうし」

 

 

学園の人間ではないシモンたちだけを残すわけにもいかなかったため美空も残すことにした。

シャークティの提案は正しいと皆判断して、シモンとヨーコも頷いた。

 

 

「それじゃあ、また後で!」

 

「はい、シモンさんたちも!」

 

「ガンバレ!」

 

 

シャークティとココネは自分の行くべき場所へと向かった。

そして残されたシモンたちはどうするのかを顔を見合わせて検討した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シモンたちから少し離れた場所で、大会開始のアナウンスが聞こえ、ネギたちの身体は強張った。

 

 

「とうとう始まっちゃった・・・・、どうしよう・・・やっぱり止めようかな~」

「なんやネギ!ビビッとるんか?いい腕試しの機会や無いか!」

 

おどおどしているネギに活を入れるのは小太郎。非常に好戦的な彼はこの大会と、そしてネギと戦うことを楽しみにしていた。

しかしネギは乗り気ではない・・・・

 

「だって・・・・・このメンバー見てよ・・・」

 

ネギはフルフルと周りにいる人物達を指差した。

そこには涼しい顔をしてゾロゾロと集まる強敵たちがいた。

 

「いや~、ネギ君と戦うなんて楽しみだな~」

 

タバコを咥えて余裕の表情で立っている男は学園最強の噂の名高い高畑。

 

「タカミチに勝てるわけないじゃん!」

「ええやないか!強い奴と戦うチャンスや!」

 

さらに・・・

 

「面白そうな大会アルネ~」

「古老師!?」

「1000万円か・・・私も出てみるかなあ」

「龍宮隊長!?」

「うむ、バレない程度に出てみるのも面白そうでござる」

「か・・・楓さん・・・・」

 

「「・・・・・・・・」」

 

 

女性ながらも一騎当千の力を誇る生徒達の参戦を見てますますネギは落ち込んでいく。

 

「か・・・勝てるわけ無いよ~」

「だ・・・大丈夫や!俺は負けへん!」

 

少し引きつり気味だが小太郎はそれでも自分を奮い立たせる。しかし

 

「高畑先生が出るなら私も!」

「それなら私も・・・・」

「せっちゃん、がんばってや~」

 

アスナと刹那も参戦を決めた、もはや優勝どころか入賞も怪しくなってきた、そして・・・

 

「私がいることも忘れるなよな、ぼーや」

「ママ・・・・マスターーー!?」

「げっ・・・マジで?」

 

最強の魔法使いエヴァンジェリンの出現。これにはさすがの小太郎も取り乱すしかなかった。

当初は軽い気持ちで腕試しのつもりだったのが、いきなり超人大会と変貌してしまった。

もはやネギは自信喪失して本当に出るのを辞めようかと思ってしまった。

 

「エ・・・エヴァちゃんも出るの?」

「ハハハ、相変わらずいじめが好きだねエヴァは」

「むっ、なぜタカミチがいるんだ、邪魔だお前は参加しなくていい!」

「いや~、ネギ君が何処まで強くなったか楽しみでね~、エヴァの弟子になってどれほど強くなったか早く見てみたいよ」

「ハッハッハ、弟子一号の力を見て、せいぜい驚くがいい!」

「期待されてる~~~!?ああ~~、どうすれば・・・もし予選なんかで負けたら・・・・マスターに・・・・殺される~~!?」

 

完全にうな垂れるネギ。さすがの小太郎もこの事態にフォローできなかった。

小太郎でも今のメンツを見て、勝つどころか生き残れるかも危うく感じていたからだ。

 

『では今大会の主催者より開会の挨拶を!』

 

戦意喪失気味のネギ、そんな中、大会主催者である超鈴音がその姿を現した。

その姿に一瞬唖然としてしまった刹那たち。

まさかマークしていた超がこんな大々的な大会に自ら姿を現すとは思っていなかったからである。

彼女達が警戒する中、超は会場に集まった一同の前へ出て口を開いた。

 

 

『私がこの大会を開いた理由はただ一つ!世界を問わずして最強のものを見たい、それだけネ!大会期間中この神社ではあらゆる記録機器は使用できなくなるネ、だから安心して技を見せ合うね!』

 

 

超の発言に参加者達が騒ぎ出した、そして、

 

 

『飛び道具および刃物の使用禁止!!そして呪文詠唱も禁止ネ!!』

 

 

この言葉にネギたちは過剰に反応する。

 

 

「ちょっ・・えええーー!?」

 

「一般人の前でなんてことを・・・」

 

 

『呪文詠唱』、この言葉に多くの参加者達が疑問の声を上げる。

しかし事情を知るネギたちは、ただ超の発言に驚くばかり。さらに

 

 

『さらに今回の大会はもう一つ禁止事項があるネ!』

 

「何!?まだなんかあるの!?」

 

 

超がこれ以上何を言いたいのかわからず、ただ超の言葉を待った。

するとニヤリと笑みを浮かべて、

 

 

 

『武器でドリルの使用禁止!これさえ守ればOKネ!!』

 

 

「「「・・・・・・・・・」」」

 

 

「「「・・・・・・・・・・」」」

 

 

「・・え~、使っちゃいけないのか~」

 

 

「「「・・・・・・・・・・・」」」

 

 

超の発言に一同唖然としてしまった。

そもそもドリルなんかを武器に使う奴がいるはず無い。主催者は何を言っているんだ?そのような空気が漂っていた。

一人不満の声を上げる男がいたが、誰も気にしなかった。

 

しかし超の言葉の意味を知るネギたちは

 

 

「「「「はああああああ!?」」」」

 

「なによその、ある一人の人物限定的なルールは!?」

 

「シ・・・シモンさん・・・この会場に・・・いえ大会に参加するのですか?」

 

「ホンマかー?シモンの兄ちゃんと戦えるんか、楽しみやな~」

 

「でもドリル禁止って・・・やはりシモンさんと超さん何かあるんですね・・・」

 

 

シモンを匂わせる発言にネギたちは騒ぎ出す。

龍宮たちもシモンが参加するかもしれないと聞いて、興味を示す。そして

 

 

「シモン君か・・・・彼も出るのか・・・」

 

「えっ?タカミチはシモンさんのこと知ってたの?」

 

「ああ、一度だけ会ったことがあるんだ・・・・そうか・・・」

 

 

エヴァとネギがかつて戦った時、颯爽と現れた男。メチャクチャナ言葉を吐き捨て、しかしそれがネギに大きな力を与えた。

話を聞いてみるとその男は異世界の人間と発言していた。結局その後シモンとタカミチが会うことは無かったが、学園長の報告などからシモンがネギたちにとって重要な人物となっていることを聞いていた。

そして何よりシモンを、自分も含め学園長もエヴァンジェリンも、とある人物に重ねていた。京都にいる詠春もそうだった。

 

「楽しみだね・・・、彼の力を見られるなんて」

 

タカミチは少し嬉しそうに言った。ようやく分かる。シモンが口だけなのか、それともナギのように中身のある男なのか、自分の目で確かめることが出来ることが楽しみだった。

 

 

 

 

 

一方、超の発言を別の場所で聞いていたシモンたちは、

 

「兄貴専用のルールだね、エゲツな~」

「そうね~、何考えてるのかしら超は・・・」

「そうだな~」

 

超のドリル禁止発言を聞いて戸惑うシモンたち。

舞台にいる超とシモンの目が合った。すると超はニヤリと笑う。

 

「(グレンラガンも無い、ドリルも無い、ただのシモンになったアナタに何が出来るネ?)」

「そうか・・・・そういうことか」

 

超は決して口に出してはいない。しかし超の目が自分の心の中にそう告げていることが、シモンには理解できた。

無力となったシモンを公の場に引きずり出そうというのが超の魂胆だった。

 

「(逃げてもいいネ、今のシモンさんには何も無い。何も出来ないヨ?)」

 

しかし超の笑みを見てシモンもニヤリと笑い、笑みを返す。

 

 

「(何も無い?俺には気合があるじゃねえか!お前はそれを知らねえのか?)」

 

「(気合じゃ越えられない壁、それが現実ヨ!闘うために技を磨いてきたものたちに、そんな曖昧なものは通じないネ!)」

 

「(気合を甘く見るんじゃねえよ、そして俺に宿った魂にもだ!ここにある魂が俺にとってのドリルだ!そしてこの魂が・・・)」

 

 

シモンは無言で胸をドンと叩く、そして超に向かって真っ直ぐと拳を突き出す。

 

 

「(壁を突き破り!そして・・・・)」

 

 

そしてシモンは空に向かって真っ直ぐ指を上げる。

 

 

「(天を突く力となる!)」

 

「(・・・・ふふ、楽しみにしてるヨ)」

 

 

シモンも一言も発していない。しかし超もシモンの心の中の言葉を理解した。

すると超は少しうれしそうな笑みを浮かべ、その場を後にした。

 

「アンタたち・・・意外と相性いいわね・・・よく目を合わせただけでそこまで会話できるわね・・・・まあ、話している内容を分かった私も人のことを言えないけど」

 

目で会話し合っていたシモンと超を見てヨーコはポツリと呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「僕・・・・参加してみるよ!」

 

先程までうな垂れていたネギが急に立ち上がり力強く宣言した。

この発言に小太郎を始め一瞬皆目が丸くなった。

 

「なんやネギ、いきなりやる気出たな!」

「うん、もう少しで逃げるところだった・・・・でも思い出したんだ、逃げてちゃ何も掴めないって」

「ネギ・・・アンタそれ・・・・」

「はい!だからコタロー君!アスナさんもタカミチも正々堂々勝負だよ!」

「まったくアンタも単純ね~」

 

先程のドリル禁止の発言にネギはシモンを、そしてシモンの言葉を思い出した。

シモンが今何処にいるか分からない。しかしもし近くにいるのだとしたら、絶対にシモンに笑われるような行動はしたくなかった。

闘う意思を取り戻したネギ。自分も全力で大会に挑むことを誓った。

このことにアスナも刹那もシモンがきっと絡んでいることを見抜き、ネギの意外と単純な想いに微笑んでいた。

 


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