これはゾンビですか?~純白の翼は飛翔する~《完結》 作:nightマンサー
この作品は自分が書いた第一の小説です。
前に掲載していたのと全く同じのを載せる予定で、この作品を載せるのは初心を忘れないためなのであまり改良はしないつもりです。
一番初めに書いた小説なので文章もかなり下手ですがそこはどうか読者様の温かい目で見てもらえると幸いです。
それではどうぞ!
「さーてとっ、最新刊も買えたし塾の先生には褒められるし、今日は運がいいのかな」
俺こと井之上飛翔(いのうえつばさ)はご機嫌だった。
塾の帰りにアニOイトで〔これはOOOですか?〕の最新刊がようやく出ていて買えたし、
塾では久しぶりに先生に褒められた。これだけでも今の俺には十分幸せだ。
ふと腕時計に視線を落とす。
「7時30分、ちょっと遅くなったかな」
自分の周りを見ると家族連れや俺と同じ塾帰りと思われる女子高校生などがいる。俺は彼女たちにわからないようにその場を離れる。
あぁ、言っていなかったけど俺女性恐怖症(自称)です。何でかって言うと小学生の頃、クラスメートの女子からいじめを受けたからなんです。そのおかげで女の人、特に同年代の人のことがとても怖いんです。
はぁ、自分で言ってて悲しくなるな、こんな話はもうやめよう。
そうこうしてると信号が青に変わった。俺はそのまま横断歩道をわたろうと「危ない!!」・・へっ?
咄嗟に横を見るとそこには大型トラックが突っ込んできており、当然人間の身体能力では避けられない。
ドガーーーーッ
俺が最後に見たのはいつもより大きく感じた満月だった。
「うぅ、………ここはどこだ?」
目を開けるとそこにはどこぞの貴族が住んでいそうなほど立派な部屋であった。
本棚やタンスは何百万もしそうなほど神々しいし、床には真っ白なカーペットがひかれている。
そして目の前には山積みの書類のようなものに、これまた印鑑のようなものを一枚一枚押している老人の姿だった。
「あのぅ~」
俺はその老人に声をかけた。
「あぁ、今忙しいんじゃ、ちょっとそこの書類取ってくれ」
えぇ~、なんか知らないけど…………声かけたらなんか仕事手伝えとか…
「あ、はい…これですか?」
「おう、すまぬな」
「いえいえ」
とか思いつつも普通に手伝う。
まあ、雑用とかはどっかの21さんと同じくらいがんばってたしな。
「次はそこの本を取ってくれ」
「はい」
俺が手伝った甲斐もあってか、数十分前まであった書類はすべて片付いたようだ。
「はー、いつもよりだいぶ早く終わったな、これも井之上君(・・・・)が手伝ってくれたからじゃよ、礼を言うぞ」
「いえいえ、こういうことには慣れていますしっ…て!どうして俺の名前を!!」
「はっはっはっ、そりゃ知ってるも何もお主をここに呼んだのはわしだからじゃよ」
「はいぃぃ!!それどういうことですか?」
「それはな、お前さんを転生させるためじゃ」
俺が転生………………………マジで?
「マジじゃよ」
「というと、あなた様は神様ということですか?」
「まぁ、お前さんたちのいう世界ではそう呼ばれているそうじゃな。我が名は一万二千通りの………」
「それ言っちゃっていいんですか?」
「…………………」
そこで沈黙しちゃうの!!
「まぁ、名前はお主が呼びやすいのでかまわんぞ」
「…………じゃあ、無難に神様と呼ばせてもらいます。で神様、転生という話は…」
「おお、そうじゃったな。お主は今さっき死んだのじゃよ、飲酒運転のトラックに轢かれてのお。それでさっきお主のデータを見たのじゃが…」
え、もしかして俺なんかまずいことしたのか?
とそう思った瞬間、神様の目から何か光るものが…って
「どっどうしたんですか神様!!」
「いやな、グスン、ずいぶん悲しい人生だったのじゃなあと…」
「いやいや泣かないでください、いいこともいろいろありましたから!!」
「そこでわしの暇つぶしのためにも転生っというわけじゃ」
「さっき流した涙を返してはくれませんかねぇ!!!!!」
めっちゃ感動してたのに一瞬で台無しにしてくれちゃったよこの神様!!
「で、どの世界がいいのじゃ?」
う~~ん、悩むけどここはやっぱりあの世界しかないよな!!
「じゃあ、〔これはOOOですか?〕の世界でお願いします」
「まあ、お主ならそうすると思っていたがなのう」
「じゃあ!!」
「うむお主の願いはかなえよう、しかし原作の知識は消させてもらうぞ、先読みされた行動を取られると歪みが生じてしまうのでな。あと能力を与えよう、じゃがどんな能力になるかわからんからのう、それでもほしいか」
「はい」
「ほう、迷いはないのじゃな」
「その能力で助けれる人を助けたいんです。もちろん役に立つ能力かわかりませんが……それでもあの世界でみんなの、ユーの足手まといにはなりたくないんです」
「その心意気やよし!!がんばって行ってくるがよい。ユーとやらと結ばれるとよいな」
「あっありがとうございます!!」
そう言ったとたん目の前が光で包まれた。