バカとテストと召喚獣 Jr.達の日常 作:Wiiが欲しいと思わない。
「作戦は中央突破よ。敵であるEクラスは我がFクラスとすぐにとなり! だから奇襲は意味を成さない。だから正面突破よ!」
へ? それでいいの!?
「科目はなるべくムッツリー2世の得意な保健体育か文系科目は切り札としてとっておくために避けて戦うこと! それでは、総員、突撃!」
『『『おぉぉぉー!!』』』
ドドドドドッ!
凄い勢いでFクラスの皆が出ていく。
「さて、瑞久、利春、ムッツリー2世。あたし達は窓から奇襲をかけるわよ」
「あいつら全員囮!?」
僕たち四人以外を全員犠牲駒って、いいの!? 後で不満が出るよ!?
「犠牲なくして大きな勝利は得られないわ。お父さんも実際何度も何度も吉井のおじさんを囮に使って逃げ延びたり裏をかいたりしたそうよ」
お父さん……なんでそんな人の親友やってたの……?
絶対に騙されてるよね……?
『ギャー、殺られた!?』
『福住! もう少し耐えろ! 俺が――うぎゃぁぁ!?』
『0点になった戦死者は補習ぅぅぅ!!』
『ぎよわぁぁぁぁ! 鉄人だぁぁ!?』
そして、騙されて囮とされたFクラスのみんなは次々と戦死していく……
「そして、吉井のおじさんも自分から進んで囮になりに行ってたそうよ」
「それは嘘だ!」
絶対に何かしらに逆らえない理由があってやらされていたに違いない!
とにかく、僕らはEクラスに窓から奇襲をかけるべく教室から出た………
「まさかの予想通りね」
「「「「!?」」」」
そこには………
「誰だっけ?」
「ちょっと!? 敵の親玉くらい知っときなさいよ!? 全く、噂通りの父親似のバカね」
なんだと……失礼な。とにかくEクラスの代表と他3名がいた。
「僕は母親似だって近所から評判なのに……」
「瑞久。それ、顔立ちだけだから……」
「え……?」
「まぁ、そんなどうでもいいことはおいといて」
「どうでもよくないよ!?」
「おいといて! Eクラス代表の仲畑弘美(ナカバタケひろみ)ね。代表がなんでこんなところにいるのかしら?」
「そんなの決まってるじゃない。ここであんたらバカどもを迎え撃つためよ」
なんだと!? つまり僕らの作戦はバレてたって事か!?
「……本当は逃げようと窓の外に出たら偶然いただけじゃないかしら?」
「ふん! どうかしらね? 長谷川先生! 召喚許可を!」
「承認します」
数学の長谷川先生の合図により、召喚フィールドが展開された。
「試験召喚獣サモン!」
「「「「「「「サモン!」」」」」」」
Eクラス 仲畑 弘美 数学 176点 VS Fクラス 吉井 瑞久 数学 46点
「さぁ、瑞久! 代表をできるだけ削りなさ――「や~ら~れ~た~」て早ぁ!? ちょっと!? ムッツリー2世!? いくらあんたが保健体育以外は雑魚中の雑魚でも早すぎ――「ああん! やられちゃった(てへ)」てへじゃなぁい!? 利春!? あんたまで!?」
そうこうしてるうちにムッツリー2世と利春がやられてしまった。
「く、ならあたしが全員――(ズバッ!)――へ?」
Fクラス代表 坂本 翔癒 数学0点(戦死)
「勝者、Eクラス」
「「「「えええええええええええええっ!?」」」」
……Fクラスのちゃぶ台が、ミカン箱になった……
第4問 日本でみかんの生産量が一番多い都道府県を答えなさい。
坂本 翔癒の答え
『和歌山県』
教師のコメント
正解です。さすがですね、坂本さん。
第二位は愛媛県です。
吉井 瑞久の答え
『ミカンはひいおじいちゃんの家で採れたものが一番です』
教師のコメント
あなたの好みは聞いてません。