リテイク・ワールド   作:イザクモ

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この作品はオリジナル作品であり、そしてフィクションです。




1巡目 「一周目」と「二周目」

 

・・・どれだけ経っただろう。

 

 

俺は今、海に沈んでいる。現在進行形で、どんどん海の深くに沈んでいっている。

 

そうだ、俺は沈められたんだった。。。

 

 

体を動かそうとしてみたが、全身ボロボロで動かせない。

 

 

両腕は骨折している。

 

右腕は肘から下が無かった。

 

さっき切り落とされたんだった。

 

左手は、と思ったが見にくい。そうだ、左目は見えなくされたんだった。

 

左手は手のひらに大きな穴が開いていた。

 

胸や腹には、刺し傷や刺さったままのナイフがあるや。

 

足には、コンクリートの塊が。

2日前くらいに固められたんだっけな。。。

 

 

このまま死ぬのかな。。。

 

 

この1ヶ月の間、俺は倉庫で飼われていた。

俺を飼っていたのはクラスメイトっだった。

 

 

俺は「みんな」に奪われた。

 

 

家も。家族も。大切なものも。

 

「みんな」は、俺から全てを奪っていった。

 

 

でも、それも、ここでお終いだ。

 

俺はもう何も奪われるものはない。

 

ここで死ぬんだからな。

 

 

足のコンクリートの重みで俺はどんどん沈んでいく。

 

 

「みんな」の日常は俺がいなくなったところで変わらない。

 

で、また俺みたいなのを見つけて遊ぶんだろうな。

 

俺も「あいつ」の代りだモンな。

 

会ってしまうと全て思い出しそうだから会いたくないな。

 

どの道、あっちの世界で会わないといけないのかな?

 

めんどくさいな。ははは、、、こんな時に考えることがこんなくだらないことなのか。。。

 

 

考えることすら嫌になってきた。

 

 

疲れた。

 

 

モウネムロウ。。。

 

 

・・・俺は静かに目を閉じた。

 

 

・・・

 

 

・・・

 

 

・・・

 

 

・・・俺は突然強い衝撃に襲われて目を開いた。

 

 

天井が見える。

 

そんな馬鹿な!

 

俺はガバッと起き上った!

 

どうやらベッドに寝ていたようだ。

 

状況を把握するため、辺りを見渡した。

 

 

そこには、、、

 

 

・・・本棚があった。

 

・・・机があった。

 

・・・アニメキャラのポスターが貼ってあった。

 

他にも、見たことがあるものが置いてあった。

 

 

アリエナイ、アリエナイ、ココニイルナンテアリエナイ

 

 

ここは俺が2年前まで住んでいた家だった。

 

「2年前まで」というのは、引っ越したわけではない。

 

 

放火され、跡形もなくなった筈の家なのだ。

 

 

俺は理解してしまった。。。

 

 

「ッッッッッッッウ」

 

 

俺はこの気持ちを言葉にできなかった。

 

認めたくない。嘘であってほしい。

 

 

俺が声にならない唸り声を上げていると、

 

部屋のドアがノックされた。

 

 

誰がノックしたのか分かっていた。

 

だから嫌だった。

 

見たくない。会いたくない。思い出したくない。認めたくない。

 

 

「入るよ。」

 

 

そう言い、声の主は部屋のドアを開いた。

 

 

 




書きながら(打ちながらかな?)考えているので、雑っぽく誤字脱字が目立つかもしれませんがお許しください。

夏休み中はほぼ毎日更新したいです!
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