◯◯な原子力空母・・・ゲルマン 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
・・・数ヵ月が経過した。
お金はいい・・・貯めた分だけ見返りとして色々と手に入る。
「・・・で妖精には前世があると。」
「そうだ。私の名前もある。ウィリー・メッサーシュミットと言う名がな。」
「・・・で薬中と片足も?」
「・・・ゲーリングです。前世は空軍元帥でした。」
薬が抜けたら頭のキレは良いのだが、小心者になってしまった。
・・・航空機に乗ると別人になるが。
「ルーデルだ。うう生まれ変わってからどどどうも口調がおかしい。」
片足はルーデルと呼ぶようだ。
「なるほど・・・でこれからどうするか・・・。」
「まず戦力をしっかり分析しました。それを見てからにしませんか?」
「なるほど・・・それもそうね。」
私はふとなぜゲーリングが私のいた世界では全く歴史に名前を残さなかったのか疑問に思った。
そんなことを考えたが資料に集中するために他の思考を一旦外した。
《レベル(艦練度) 1
・耐久 90
・火力 30
・対空 80
・装甲 80
・索敵 100
・回避 75
・運 25
・搭載 レシプロ機120(ジェット機78)対潜水艦ヘリ7
・射程 短
・燃料 5
・弾薬 80
装備
・空き
・空き
・Mk 42 5インチ砲
・1990年版スーパーコンピュータ
・中期型加圧水型原子炉》
となっていた。
「・・・強いの?」
するとメッサーシュミットは
「私がいたところの軽巡洋艦の約6倍は強いです。・・・空母ですよね?」
「・・・そうだよ。妹のイタリアはもっと強くて活躍してたし・・・。」
メッサーシュミットは自分が地雷を踏んだことに気がついた。
「・・・何で私は博物館であの子は現役なのよ。・・・アメリカの戦艦3隻、駆逐艦8隻、巡洋艦12隻、空母1隻潜水艦25隻・・・悔しい。」
その代わり被弾して中破になったことがあるのだが、彼女は知らない。
「・・・メッサーシュミット機体を頼むわよ。」
ギロリと私はメッサーシュミットを睨み付ける。
メッサーシュミットは涙目になってしまったがなんとか立て直して言った。
「とりあえず量産に優れたYak-17を造りましょう。・・・艦乗機は。」
「艦乗機は?」
「ベルリンさんはどうせ1人で今後活動するのでしょ?なら地上からの援護があった方がよろしいかと。」
「どうせトラックが荷物を運ぶものね。・・・任せる。」
「ゲーリングとルーデルも手伝ってくれ。」
「い、行きますよ。」
「いい今行く。」
だがどんなに考え込んでも妖精は3体、イラクはこの世界では海をイランとクウェートに取られてしまっているので完全に内陸国、海に出るにはサウジアラビアを通る大回りか化け物ひしめくインド洋にイラン経由で行くか、海は安全だが私を目の敵にしているイスラエルがある地中海と問題しかなかった。