◯◯な原子力空母・・・ゲルマン 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
ふと私は思うことがある。
私の妹艦や他の仲間達がいるのではないかと・・・。
しかし会ったのは私の知らなかったドイツを嫌う艦娘達。
ボソッ
「・・・私だけかな。・・・これも神のいたずらか・・・必然か。」
私の祖国の大ドイツ共和国は補正社会主義国だ。
一部を除いて宗教の自由は認めていたものの、社会主義的には神はいない存在だ。
「・・・どちらにせよ私は・・・。」
言葉が詰まる。
私自身の目的は特に無いのだ。
深海棲艦を大量に沈めることを生き甲斐にしているわけでもなければ、超兵器を作り出して世界を破壊し尽くす等の破壊願望もない。
ただ平和に過ごすのも違う。
金持ちになりたい願望もない。
「それを探すことが私の目的になりつつあるわ。」
「ゲルマンさん・・・ぶつぶつ言いながら運転するのは良いですけど前をしっかり見てください。危ないです。」
「私がそんなおっちょこちょいに見えるのかな?メッサーシュミット。」
「いえ・・・そういうわけでは。」
私はガソリンを満タンに積んだタンクローリーでガソリンを運んでいた。
道にあった深海棲艦はガソリンスタンドに行くまでにだいたいは殺害して資材にしていたが、後から来たのに対しては先に行くルーデル率いる偵察機組が排除してくれたので楽に移動することができた。
仮拠点のホテルに戻った私は留守番のゲーリングに問題がないか聞いた後すぐに装備を外して自分の部屋に戻った。
「さて、ガソリンスタンドにいた妖精10体と燃料3000は手に入れたから・・・海軍基地に攻撃かな?」
(資源や妖精が)ないないと思いながらも工夫と努力をすればある程度はなんとかなるのだと思う私だった。
数日後
偵察機を飛ばしたことで警備が薄い時間を見つけ、海軍基地に奇襲を仕掛けた。
「敵襲・・・敵襲!!」
「巡洋艦ガ一撃ダト!?」
「戦艦カ?」
「空母ラシイ。」
「ウ、ウワァ!?」
現在自分達が内陸に攻めていることと、海上の警備に自信があった深海棲艦達は陸地から艦娘の攻撃が来るとは思っていなかったらしい。
さらに念には念をと言ってゲーリングが提案したチャフによるレーダー妨害作戦により敵の航空機を撹乱できたことも大きかった。
全ては深海棲艦達の慢心が生んだことだったが・・・。
予想した以上に上手くことが進んでいたので余裕ができたらやることにしていた第二段階を始めた。
第一段階では妖精の捜索と回収で約500体近くが換金されていたのでJu 290で大半を先に送り、残った150体を私が持ってきた袋に詰め込んだ。
・・・で第二段階では深海棲艦の捕虜を使った実験だった。
私は瀕死の深海棲艦を盾にして歩くと深海棲艦達は攻撃を一瞬躊躇うようだ。私はその瞬間にガトリング砲で敵を蜂の巣にしてしまうが・・・