◯◯な原子力空母・・・ゲルマン 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
私は仮説をたてていた。
まず普通の人間が深海棲艦になる過程を考えた。
体から侵食されるのか頭脳から侵食されるのかがわからないが、体からなら大ドイツ共和国の大好きな教育でなんとかできるのだ。
「まぁ良くて壁になれば良いでしょう。しかし・・・やはり1人では限界が見えてきましたね。メッサーシュミットの新型開発はまだまだかかりそうですからね。」
人体実験に私も関わるようになった。
被験体001
駆逐艦イ級
内容 装甲部分を全て外したらどんな姿をしているか。
結果 脳髄が出てきたが、通常の人間に比べると極端に小さいことが判明した。
被験体022
重雷装巡洋艦チ級
内容 会話。
結果 装甲を付けた状態だと雑音であり、理解不能である。装甲部分を外すとタスケテ、パパ、ママと喋っていた。しかし学習能力はとても低いためとてもではないが使えない。
改造実験後解体が決定。
被験体078
軽空母ヌ級
内容 人間に復元
結果 失敗、しかし初めて意思疏通が可能だったため会話を録音解析した。
『あなたはどこから来たのですか?』
『ウミ・・・。』
『なぜ陸地を目指すのですか?』
『ワガヤニカエルタメ。』
『あなたから見た私は何に見えますか?』
『オゾマシイバケモノ。』
『名前はなんというのですか?』
『ワカラナイ。ヌ級トヨバレテイタ。』
『これより言っていく単語について自分の見解を述べてみてください。深海棲艦、ボス、艦娘、ナチス、ソ連、アメリカ、日本、オーストラリア。』
『ジブンタチノセイブツテキブンルイ、XXXX(理解不能)、テキ、ジンルイモワレワレモキラウコッカ、テキ、テキ、テゴワイテキ、キョテン。』
その後色々話していくと、生前が学者で世界を飛び回っていたが、飛行機を撃墜されて深海棲艦になったらしい。
その後被験体078は人間にすることは失敗したが、装甲をはずしたところ18歳くらいの色白の女性が現れた。
ただし、敵意が消えることはなかったため農作業に自主的(強制労働)に参加してもらった。
結局被験体不足になり、実験は中止、及び永久凍結した。
次にしたことは海岸沿いで深海棲艦になる過程の観察をおこなった。
深海棲艦の拠点に人間が連れてこられる。見た感じインド人がほとんどだ。
人間の頭に管が付いたヘルメットが取り付けられると、全員駆逐艦イ級になっていった。
私の考えが正しければ時間が経過するごとに駆逐艦から軽巡洋艦のように変わっていくのでは・・・と。
「にひひ・・・しかし見えたかな。・・・さて、消耗戦に備えようかな。」