◯◯な原子力空母・・・ゲルマン 作:星野林(旧ゆっくり霊沙)
長い髪の毛を引っ張られて連れてこられたのはよくわからない部屋だった。
「おらよ!!」
「ガハ!?」
私は頭から硬い床に落ちた。
頭から血を流しているのに気がつく。
「血・・・?・・・なんだこれ?」
頭から落ちたからか思考がうまくできない。
『実験艦001!!何をしている。目の前の物を取れ!!おい!!早くしろ!!』
その声には憎しみの様な感情が伝わってくる。
私はおぼつかない足取りで黒い何かがある方向に向かった。
グチャァ
やっと意識がしっかりすると、私は何を触っているのか理解した。
「な!?え!?」
『どうした!!ナチの実験艦!!早くしろ!!』
(これをどうすれと!?)
目の前にあったのは黒い歯を生やした蛇の様な物だった。
『そいつから素材を取り出せ!!』
(素材?)
?が沢山頭の中に出てきたが、勘でもいいので何かしないとまた殴られてしまうと思い、必死に黒い蛇?の死体を触った。
グチャァ・・・グチュ
喉の奥から酸っぱいものが出てきそうになるのを必死に堪えてバラバラにすると家具箱小と書かれた箱が出てきた。
「で、できました。」
『おい、我々は素材と言ったんだ。なぜ不要な物を持っている。・・・やれ。』
部屋の中に先程とは別の男性が入ってきて私を蹴りつけた。
「バァファ!?」
「きたねぇ女だ。おい、海水にでもつけとけ!!」
蹴った本人が私に向かってそう言う。
「な、なぜあなた方はこのようなことを私にするのですか?」
吐いて喉が痛いなか必死に声を出した。
「そりゃあナチの艦だからさ!!」
ゴキ
「いやぁぁぁ!!」
あばらと言えば良いだろうか?そこの骨が2~3本折れた。
そこで意識を失った。
目が覚めると牢屋といわれる場所の中にいた。
「目の前には数時間前に触った蛇の様な物が置いてあった。」
『実験艦001それを食べろ。』
暴力を極度に怖がった私は言われた通りに食べた。
何度も吐き出しそうになったがなんとか詰め込んだ。
『実験艦001これより耐久テストをおこなう。』
言われてすぐにまた別の男達が牢屋に入ってきて私を殴ったり蹴ったりしていった。
数十分後に止められたが、顔は腫れてボコボコになり、腕とかは違う方向に曲がっていた。
『実験艦001これを飲め。』
出されたのは臭いからして腐ってそうな激臭のする薬品だった。
「・・・。」
ジュルジュル
床に這いつくばりながら出された液体を容器を倒して床に散らばるようにして飲んだ。
様々な場所から笑い声が聞こえる。
ただ少し痛みが無くなった。
『誰が耐久テストが終わりと言った!!』
また痛みが私の体を襲った。