◯◯な原子力空母・・・ゲルマン   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

3 / 25
第3話

数日同じことが繰り返された後、やっとボーキサイトと呼ばれる資源を取り出すことが出来た。

 

「これが?資源・・・。」

それと何となく体の状態がわかるようになった。

 

(まず水に水に写ったのを見ると顔立ちはまさに北欧人の女性で片眼鏡をかけていて胸は大きめ、服はボロボロであんまりわからないけど・・・ボタンが12個あり、鷲と鉄十字の勲章がある。・・・人間じゃないところは右肩から腕にかけてあるアングルド・デッキ風の板と背中にある4つのタンク、腰にある箱が違う点・・・。)

タンクと箱の中は空っぽになっているが、取り外しもできるので、恐らく監視している人達が眠っている時間に装備品をしっかり見ると箱にはペンチのマークがついていて、タンクは弾薬と鉄、ボーキサイトと石油と書かれていた。

ただ、石油のタンクの底は板で区切られていて、板には核のマークがびっしりと書かれていた。

 

「実験艦001着水訓練をする。早くしろ!!」

暴力は嫌なので私は動ける全力の速さで移動した。

 

(・・・まともな食事をしたことないな。)

お腹の中は黒い蛇みたいなのと水しかなかった。

 

【???海】

数週間ぶり外の空気に当たった気がする。

夜でとても気温が下がっているので外にいたくないなが本音だが。

 

「実験艦001着水!!」

いきなりそんなことを言われても困るが、やらなければ殴られるか蹴られるので水の中に入っていった。

 

だいたい腰辺りで沈まなくなり、浮くことが出来た。

 

「チィ・・・よろしい。3時間ここでじっとしていろ!!」

私に指示をしている男性達はどこかに行ってしまった。

 

「・・・。」

私はすぐに水(海水)から上がると寒くて震えていた。

服は海水を含んで冷たくなり、何かで暖まらないと本当にやばかった。

 

「な、何かないの?」

はっきり言ってこんなことをさせるのは馬鹿であるとゲルマンはそう思う。

 

「・・・あ。」

落ちていたのは布切れだった。

少し大きめの布切れだったので着ていた服を脱いで体を拭くことと、その布を巻くことは出来た。

 

「・・・他には。」

見てみたが何もなかった。

 

「・・・。」

私は一瞬ここから今なら逃げれるのではないかと思った。

 

『実験艦001部屋に戻れ。』

しかし自分の体を見てすぐにその考えを放棄した。

 

(・・・逃げる。逃げるしかない。今じゃないけど・・・何とかして・・・。)

この時に私は決意した。

この訳のわからない施設から脱走することを・・・。

 

 

数日後

 

『実験艦001A-3の部屋に来い。』

この日からさらに私は脱走することが難しくなった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。