また新しいオリキャラができてしまいました。
後に出てきます。それでは始まります!
第9話 波紋戦闘術
ジョエルは登校早々、ももにクエストに来てほしいと慌てて頼まれる
どうやら街に魔物が現れ、そしてその近くにはバイト先があるらしく、壊されたら働けないとのことだ
ジョエルは戦闘服に着替え、ももと共に出発する
ジョエルの戦闘服は以前よりあまり変わってはないが、ポーチの数が増えている
ベルトの部分だけでなく太股にもポーチが備え付けられている
街につくとそこにあった光景は、いくつもの建物が何者かにかじられ穴だらけになっていた
ジョエル「酷いな、チーズのようだ…お前のバイト先もあーなってないといいが」
もも「嫌ですよぉ、あんなになったらバイトが出来なくなっちゃいます!」
ももの戦闘服は緑を基調にした物で腰にベルトと星のアクセサリー、黄色い大きなリボンが後ろについていて
ウエイトレスを連想させるようなものだった
もも「ネズミかぁ、苦手なんですよね…あたしがというより飲食で働いてる人はみんな苦手だと思います」
ジョエル「飲食?、バイト先か?」
もも「はい、勤務先はファミレスです!大通りからちょっと離れたところにあります。
チェーン店なので知ってると思いますよ」
もも「…でも店長さんたちは避難できたんでしょうか…
ネズミは動きが速いので今回は犠牲者が出てると…」
ジョエル「問題はないだろう、発生源は大通りだ、住民の避難も少し早かったからな
逃げられてると思う…!止まれ」
そう言うとジョエルはももの手首を掴んだ、ももはビクッと驚き
もも「ひゃっ!?、な…何で手を…」
ジョエル「この角を曲がれば魔物がいる。
一気に仕掛けるぞ」
もも「は、はい、分かりました、行きます!」
ももは勢いよく飛び出していき、魔法を発動させる
するとトレーが空から降ってきて魔物の頭部に当たり、霧散する
ジョエル「トレー?、何でそんなものを?」
もも「ファミレスのバイトをしていまして、やっぱりこういう馴染みのある物の方が作りやすいんです!」
そう言うとももの手のひらの上にある命令式からトレーを作り出す
ジョエル「具現化魔法か、まあ倒せるのなら別にいいが…」
ジョエル達が進んでいくと、ももが働いているバイト先のファミレスに到着する
そこには7体のジャイアントマウスがいるだがすぐそばに一際大きい魔物が居座っていた
ジョエル「まずいな、まさかここでボスに出くわすとは…」
もも「あ!店長!」
ももが指差す先に、窓から顔を出す店長らしき男性がももにたいして手を振っていた
ももが隠れてと手振りで示すとすぐに身を隠す
ジョエル「魔物を店から遠ざける必要があるな、牽制しつつ少しずつ離れていくぞ」
二人は近づいていき、攻撃を仕掛ける、2体霧散し、少しずつ離れていった、魔物は追いかけるがボスは動かなかった
ジョエル「くそ、部下に任せて自分は高みの見学か!」
もも「先輩!高みの見物ですよ!」
5体の魔物は、それぞれ別の方向から攻めていく、ジョエルは3方向にシャボンの結界を作り、3体の接近を防ぐが2体の魔物が近付いてくる
ももがトレーを作り出し、2体の頭上に落とした
2体を片付けると3体の魔物は迂回して向かってくる
ジョエルは腰のポーチからあるものを取り出し、それを振りだした
魔物の頬に当たり、電流の様なものが流れる、ジョエルが持っていていたのは、2本の棒に鎖が繋がったヌンチャクだった
ジョエルは魔物の目を潰すと、次々に攻撃を当てる
最後に膝蹴りを食らわせると、倒れて霧散する
2体はジョエルに噛みつこうとするが避けられ、ジョエルがヌンチャクを投げつけると1体に当たり、霧散し、もう一体が体勢を立て直そうとする間に後ろからヌンチャクが飛んできて、後頭部に当てられ霧散する
ヌンチャクの端に糸がつけられジョエルはそれを引っ張ってヌンチャクを手元に引き戻したのだ
ももは目を輝かせながら
もも「先輩凄いです!」
ジョエル「まだだ、ボスが残っている、だが俺にはボスを倒す力がない
頼りにしてるぞ、桃世」
もも「はい!、任せてください!」
ももは張り切ってボスのところに行くと、ボスが辺り建物をかじっていた
ももは不安な目で見ている
もも「ど、どうしよう!ここままじゃファミレスまでかじられちゃいますよぉ!」
ジョエル「落ち着け、ここから動かないんなら周りに気をつけて戦えばいいだけだ
いいか、俺が魔力供給しながら囮になる、お前はたくさんのトレーを作ってくれ」
もも「は、はい…」
ジョエルが魔物に駆け寄り、シャボンランチャーを繰り出すと。魔物はそれを容易く避け、ジョエルをこうげきする
ジョエルはギリギリかわすと今度は辺りにシャボン玉をばらまき、地雷源を作り出す
ジョエル「どうだ?シャボンの地雷源を突破できるか?」
魔物は勢いよく突っ込みシャボン玉にぶつかりながら地雷源を突破する
しかし、魔物にはたいしたダメージは与えられなかった
魔物は尻尾で攻撃する、尻尾はジョエルの左腕をかすめ
ジョエルは距離をおきながらももに合図を出す
ジョエル「今だ!」
それと同時に8枚のトレーが空から降り、魔物に当たる、ももはジョエルに駆け寄る
もも「先輩!大丈夫ですか!?」
ジョエル「問題ない、それにまだトドメを刺してない」
もも「あ!すみません、すぐに…」
ももが前に出て構えた瞬間魔物はももを通りすぎジョエルに襲い掛かる
ジョエルに噛みつこうとした時、魔物の頭部にトレーが当たり、ジョエルの目の前で霧散する
もも「先輩、大丈夫でしたか!?」
ジョエル「ああ、助かった…ありがとう」
もも「いえ…でも変ですね、魔物が一番近い敵を襲わずに遠い敵を襲うなんて…」
ジョエル「僅かながら魔物に知能があった…ということか…」
ジョエル(ということは…やはり、魔物の増加、街などへの出現…あとは確証になる学園での出現…
そしてタイコンデロガ級の出現があれば…必ず…)
もも「…先輩?」
ジョエル「いや、なんでもない…店長の確認後、帰るぞ」
もも「はい、じゃあ早速行ってきます!」
そう言うとももはファミレスに入り、店長を確認する
中から店長にからかわれ、頬を膨らませるももが見える
ジョエルは自分の拳を握り締めながら
ジョエル(俺はまだ弱い…魔物のボスを満足に倒せないとは…情けない…くそ…)
暫くすると、笑いながら謝る店長と頬を膨らませるももが出てくる
店長「やあ、今日はありがとう、助かったよ」
ジョエル「いや、俺は大したことはしていない、活躍したのは桃世だ」
もも「そんなことありませんよ、先輩だって戦いました」
ジョエル「…そう言ってくれるだけでありがたい…それじゃあ警察に届けてから帰るぞ」
二人は店長を警察に届けたあと、学園に戻る
報告したあと、ももと別れたジョエルはベンチに座り、溜め息をついた
ジョエル「…魔法は使えない…波紋も弱い…全く駄目だな…これじゃあただの魔力タンクだ…」
「空条さん?どうかされたんですか?」
ジョエルは振り向くと、そこには明るい紫色の後ろに三つ編みにし、制服の上着を半脱ぎにしたおっとりした少女がいた
ジョエル「…ん!?、ああ、海老名…」
ジョエルはその少女が智花と自分の歓迎会を準備してくれた歓談部の海老名あやせだと知っていた
あやせ「ごめんなさい、驚かせちゃいましたか?
あなたが何か悩んでいたのを見ましたのでつい声を掛けちゃいました、ご迷惑でしょうか?」
ジョエル「いや、俺は別に…」
あやせ「そうですか…ふふ、それなら。遠慮なくおせっかいをやいちゃいます。
どうでしょう?、これから歓談部に来ませんか?、お話くらい聞きますよ?、遠慮なんてなさらないで下さいね」
ジョエル「…ああ、わかった」
歓談部 部室
あやせ「さあどうぞ、空いている席に座ってください
今からお茶を入れますね?」
ジョエル「え、いや、そんな…」
あやせ「遠慮しなくても大丈夫ですよ?緑茶で大丈夫ですか?」
ジョエル「あ、ああ…」
あやせは手際よくお茶を入れると、湯呑みに緑茶を注ぐ
あやせ「お茶うけはお煎餅でよろしいですか~?」
ジョエル「ああ…」
あやせ「それでは、あなたの悩みをお聞きしますよ~
解決策が出なくても人に話すだけでだいぶ楽になりますから」
ジョエルはあやせに戦う力を満足に持ってない自分に嫌気がさしていると伝える、このままだとただ後で指示を出す怠け者のようなものになるんじゃないかと少し恐怖感が感じると話す
自分も満足に戦いたい、女の子達に頼りっぱなしの状態にはなりたくないと…
あやせ「…なるほど…ふふ、さすがは男の子、そんな感じですね~
わたしはかっこいいと思いますよ?」
ジョエル「そう、だろうか…」
あやせ「はい…少なくとも、わたしはそう思います
……でも、そうですね~…どうしましょうか…」
あやせ「聞いておいてなんですが、的確なアドバイスはできそうにありませんね…」
ジョエル「…そうか…」
あやせ「でも、女の子だってあなたに頼っていないわけではないと思いますよ?
戦闘で支えられているなら戦闘以外で支えてあげればいい、そう考えてみるのもいいと思います♪」
ジョエル(…戦闘…以外で…)
あやせ「もっとも、これはわたしの考えであって正解ではないのですが…」
ジョエル(…そう…だな、考えてみるか…)
あやせ「…ふふ、気のせいかもしれませんがさっきよりもいい顔をしていますよ?」
ジョエル「ああ、まあな」
あやせ「…さて、ではそろそろ帰りましょうか
外も暗くなってきますしね、大丈夫ですよ、あなたなら」
ジョエル「えらく信用されてるな」
あやせ「はい…次に悩みごとができたら今度はあなたの方から頼ってきてください
わたしはいつでもあなたを支えてあげますから~、その代わり、わたしが倒れそうになったら、支えて下さいね?」
ジョエル「ああ、任せろ」
ジョエル(戦闘以外で支えればいい…か…だが一人でも戦えるようになりたい、特に大規模侵攻が怪しい時までには…不謹慎かもしれないが、近いうちに来るかもしれない
そうなれば奴等も…複数同時に…)
生徒会室 夜
そこには書類などに目を通す宍戸結希がいる。虎千代は難しい顔をする結希が気になり
虎千代「どうした?、こんな遅くまで、それに難しい顔をして…何かあったか?」
結希「ええ、途切れたのよ…」
虎千代「…なんのだ?」
結希「科研から空条ジョエルの引き渡し申請が突然無くなったのよ
昨日までは何件も届いていたはずなのだけれど…」
虎千代「つまり諦めたということか?」
結希「それはありえない、彼の体質は科研にとって非常に興味深い物
そう簡単に諦めるはずがない、おそらく…」
虎千代「…?」
結希「何者からの圧力をかけられている、そう考えるしかないわ」
虎千代「誰にだ?、科研に圧力をかけられる人間がどこに…」
結希「…分からない、それと…近々妙なものが届く予定なの」
虎千代「妙なもの?」
結希「…金属よ、棒状の…空条君宛に」
虎千代「ジョエルに…金属?
なんだそれは…確かに奇妙だな…」
イギリス、ロンドンにある由緒正しき建物の中に目立つ白い建物
その巨大な建造物の一室に白髪に白い髭を生やした191㎝の逞しい体型に似合わないスーツの男が、社長室のような部屋で書類仕事をしている、そこに一人のスーツの男が入ってくる
「失礼します、会長、今日の予定ですが…」
会長「その前に聞きたいことがある」
「はい…なんでしょうか?」
会長「科研の動きはどうだ?、止まったか?」
「はい…現在要請は止まり、動きは今のところ鎮静化したと…」
会長「そうか、ならしばらくは安心じゃのう」
「…それで、本日の予定ですが…ネステハイム魔法学園との会談にIMFの例の金属の実施試験、国連との会談です。」
会長「…ん?、金属?」
「…はい…会長が見つけになったチベットの修道院跡から発見された謎の棒状の金属です。
確か会長が【波紋メタル】と名付けたと思いますが…」
会長「…あああれか、あれならもうないぞ?」
「…え、無いとは…」
会長「…あげた」
「…だ、誰にですか!?」
会長「孫に」
「………えぇーーーーーー!?」
会長「じゃからここにはもうない、で、ハミルトンんとこのお嬢様と会うんじゃったな」
「お、おお、お待ちください会長!あれはIMFと連携して謎を突き止めるのではないのですか!?
それにまだどのような物かも」
会長「そんなものとうに知っておるわ、波紋使いの為だけに作り出された物じゃよ
使ってみてわかったわい、波紋の伝導率が100%、波紋により形状も変わる、タングステン並みの強度とアルミほどの軽量
それにIMFの魔法使いどもに扱えるような代物では無いわ」
「どういう…ことですか?」
会長「魔法使いがあれを握った直後に倒れたんじゃよ
聞くと理由が魔力を吸いとられたからじゃ
つまりあの棒は魔力を吸い取る力を持っておるんじゃ」
「え、じゃあ誰にも触れないのですか?」
会長「いや、魔力量が高い魔法使い五人に犠牲になってもらってようやく吸い取りが止まったんじゃ
無限ではない、じゃがかなりの大容量らしい、それを扱えるものが誰がいると思う?」
「…え、えっと…」
会長「孫じゃ、わしの自慢の孫じゃよ!、瞬時に気づけばかもんが!
世界トップクラスの魔力量を秘める波紋使いであり魔法使いでもあるわしの孫じゃ!」
「で、ですがIMFの皆様になんと言えば…」
会長「孫にあげたからないとでも言え、どうしても欲しいなら日本にいけと伝えておけ
ほれ、ぐずぐずしておらんで会談場所までゆくぞ」
そこに一人のスーツ姿の女性が入ってくる
「あの、会長…日本行きの飛行機が…」
「…日本行き?、……会長?」
会長「…ぴ、ピーピピー…」
「…それで、いつでも…」
「悪いけど飛行機はキャンセルで」
会長「な、何でじゃ!、ちょっと孫に会いにゆくだけじゃぞ!?」
「行けません!、これから忙しくなると言うのに何を言いますか!
会長!、あなたには考古学研究委員会会長と医療メーカー【メディカルジョースター】の社長であることを自覚してください!
お孫さんが風飛にいるとわかった途端に抜け出そうと…」
会長「当然じゃろうが、わしの孫の居場所が分かれば会いにゆくのが祖父の務めじゃろうが!
今日の予定は全てキャンセルじゃ!」
「しません!、あなたは委員会と会社とお孫さん、どっちが大事なんですか!?」
会長「孫に決まっておろうが!、あの子はあのどら息子のせいでどれだけ苦労したと思っておる!
ああ、未だに悲しんでおるじゃろうな…寂しがっておるじゃろうな……」
「…前から聞いてはいましたが…すごい溺愛っぷりですね…」
「…ああ、全く…こんな人があのアメリカの二大ヒーローの一人、ジョリアス・ジョースターさんの父親のジョーガン・ジョースターだなんて誰も想像つかないよな…」
ジョーガン「うるさいわい、わしは孫に会いたいんじゃ、じゃが魔法学園にはそうそう入れないし、かといって忍び込んで孫に迷惑は掛けられない、なら電話番号でも連絡先を調べてこい!
そうすれば仕事は真面目にやる!」
「わかりました、調べますから大人しくしてください」
ジョーガン「うむ、さて、ではそろそろ作業に戻るとするかの
大丈夫じゃ、わしがいる限りジョエルには指一本触れさせないからな…」
その後ジョエルはくしゃみをしながら勉強をしていた……
最後までありがとうございます!
今回はジョエルの祖父ジョーガン・ジョースターのプロフィールを出します。
名前:ジョーガン・ジョースター
年齢:67歳
誕生日:3月24日
血液型:O型
身長/体重:191㎝/97㎏
所属:考古学研究委員会会長
医療メーカー企業社長
好きな食べ物/嫌いな食べ物:日本のコーヒー/人参
趣味/特技:ボトルシップ/波紋格闘術
紹介:イギリスの考古学の研究委員会の会長を務める老人、医療メーカー【メディカルジョースター】の大企業の社長も務め、ジョリアスの父でありジョエルの祖父である。
波紋の達人であり、年老いた今でも波紋だけの勝負でジョリアスに勝てる
ジョエルを溺愛しており、孫のためなら国連を敵に回しても恐れないほど
副会長たちを困らせている、チベットの修道院跡で発見された謎の棒状の金属、波紋メタル(ジョーガンが命名)
を勝手にジョエルに渡すなど自由奔放で科研に圧力をかけてジョエルの引き渡し申請を止めさせるなど、それなりの影響力を持っている