食堂ーー
提督「はぁ…朝から重いな…」
長門「ん?ほぉひひゃ?ひゃへひゃいひょひゃ?」
提督「お前はなぜそんな朝から食べられるんだ?」
というのも提督の朝食は焼き魚に味噌汁、ご飯、漬物、納豆、お茶に対し、目の前の長門は朝だというのにとんかつ定食、ご飯特大盛り。赤城ほどではないが、それでもさすがはビッグセブンというところか。
長門「や、やはり変か?」
提督「いや、かまわん。食わねば戦もできんというからな」
赤城「提督、それ仰るなら腹が減っては戦はできぬ、ですよ?」
提督「ああ、赤城か。おはよう。それに加賀も」
加賀「おはようございます。申し訳ありません、お食事のお邪魔をしてしまいました」
提督「気にしなくて良い。それよりお前達は食事は済んだのか?」
赤城「これから食べようと思っていたところです。そんな時に私の話をしていたようでしたから」
まずい、聞かれていたか。
提督「いつもよく食べている姿が素敵だという話をしていた」
長門「ん?」
ギロリと睨みつける。
長門「お、おう!それで私もついさっき長門はよく食べるから素敵だと言われていてな!赤城もよく食べるから素敵だと話していたんだ!」
お慌てで話題を合わせる。
加賀「…提督」
すごい疑いの視線を向けられるが自然を装う。
提督「なんだ?」
加賀「嘘、下手ですね」
提督「そ、それを言うな。はぁ、正直に言うとだな長門があまりに朝から食べるのを指摘したら変か?などと聞いてくるからそこからたまたま赤城の話になっただけだ」
赤城「あら、そんなことでしたか。私も食堂は暴れたくありませんからね」ニコッ
サラッと恐ろしいことを言うのは女性特有だなと考える。
長門「いま失礼なことを考えなかったか?」
提督「いや。ただ朝から楽しい限りだなと微笑ましくてな」
長門「ふむ、そういうことにしておいてやるとしよう」
それから量は提督よりあるのに先に完食して見せた。
隣で後から来た赤城達は長門の2倍はたべているのだろうか。未だに花付き飯にがっついている。
提督「はぁ…ここの鎮守府は皆胃に穴でも空いているのか?」
長門「え?」
提督「これだけ食べてもまだがっついているとは到底考えられんな。俺はこれだけでもきついくらいだ」
長門「ならなぜ食べるんだ?」
提督「せっかく鳳翔が朝から早く起きて作ってくれたのだ。残しては失礼だろう」
長門「ははっ♪提督らしいな」
なにがだ?と聞こうと思ったがやめておいた。
どうせろくな答えが返ってこないだろう。