片桐提督と艦娘   作:大石蔵良 ショタ 提督

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第2話 朝食の一時

素早く白くアイロン掛けされたカッター、洗いたての良い香りのする白い軍服を着て執務机に向かうと鳳翔手作りの朝食が置かれてあった。

 

提督「いただきます」

 

鳳翔「どうぞ」ニコッ

 

しかしふと考えた。

こんなに天気が良いのだから外を見て食べたいと。

 

提督「せっかくおいてくれたのに悪いが外を見て食べたい。マナーとしては悪いが構わないか?」

 

鳳翔「はぁ、提督ですから、特別ですよ?」

 

提督「すまないな」ニコッ

 

そう言うと移動型の引き出しだなを隣に運び、食事を乗せ、外を眺めて朝食をとる。

この時間は外でよく駆逐艦の艦娘達が走ったりしていて見るのが好きなのだ。

 

吹雪「あ!司令官だ!おー!はー!よー!ご!ざ!い!ま!す!」

 

大きな声で手を振りながら叫んでくる。

 

睦月「あ!吹雪ちゃん!司令官、食事中だよ!」

 

吹雪「え!?」

 

あながち食事中とわかったのだろう。

ペコペコと頭を下げているが問題ないと手を振っておく。

 

鳳翔「ふふっ♪相変わらず人気者ですね」

 

提督「からかうのはよせ」

 

鳳翔「そう言いつつも嬉しいのでは?」

 

提督「……まあ、嫌ではない」

 

クスクスと笑っているが一々怒っていては思う壺。

あえて無視する。

 

提督「にしても、関心するな」

 

鳳翔「?」

 

提督「ここに来て半年になるが皆俺の指示なしにああやって日々鍛錬している。頼もしい限りだ」

 

鳳翔「まったく。年寄りくさいですよ?」

 

提督「そうか?」

 

鳳翔「はい、とても」

 

提督「まぁ、今はそう言う年頃だと思っていてくれ」

 

鳳翔「わかりました」

 

提督「ごちそうさまでした。いつもながら美味しかったよ、鳳翔」

 

鳳翔「ありがとうございます♪ちなみに本日の点数は?」

 

ニコニコと楽しみな顔をして見つめてくる。

 

提督「そうだな、少し茶が熱かったよって120点中119点だな」

 

鳳翔「あら、これは手厳しいですね♪」

 

提督「世辞の点数は嫌うだろ?」

 

鳳翔「もちろん♪」

 

コンコンッ

 

提督「ん?入れ」

 

扶桑「失礼します。あ、お食事中でしたか」

 

提督「いや、済んだところだ。で、どうした?」

 

扶桑「あ、はい!艤装を外してまいりました。加えて遠征のご報告にきたのですが」

 

提督「すまないが朝食を食べてすぐでな、今は眠い。また後でも構わないか?」

 

扶桑「あ、はい!わかりました。ではのちほど」

 

それだけ言うと扶桑は部屋を後にし、鳳翔も食器を片付けに部屋を後にした。

 

その頃食堂では。

 

吹雪「やっぱり司令官って不思議だよね?」

 

睦月「うん、たしか12歳だったよね?」

 

夕立「その割にクールすぎっぽいー」

 

金剛「それがテートクのかっこいいところデース!」

 

吹雪「あ!金剛さん!おはようございます!」

 

金剛「good morning!」

 

睦月「金剛さんも朝御飯ですか?」

 

金剛「Yes!ブッキー、妹達も一緒に良いデスカ?」

 

吹雪「あ!はい!もちろん!」

 

金剛「thank youネ!みんな!こっちデース!」

 

比叡「あ、吹雪ちゃん、それに睦月ちゃんも夕立ちゃんも。おはよう!」

 

榛名「おはようございます」

 

霧島「皆さん早起きですね」

 

吹雪「そ、そんなことは」アワアワ

 

睦月「皆さんこそ早起きですね」

 

榛名「それが、お姉様が今日は何故かテンションが上がりまくりでして…」

 

夕立「なんかみんなも大変っぽいー」

 

 

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