片桐提督と艦娘   作:大石蔵良 ショタ 提督

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第3話 提督と霧島

あれから外を眺めること1時間、7時半を過ぎた頃、ようやくやる気が起き、書類の山の一部を持って外のベンチに腰掛け、テーブルに書類を起き、仕事を始めた。

 

執務室ーーー

 

ガチャ

 

霧島「秘書艦霧島、まいり、まし、た?あれ?」

 

慌てて外を眺めると提督がベンチに腰掛け、足を組んで書類を弄っているのが目に入った。

 

慌てて外に向かう。

 

鎮守府庭のベンチエリアーーー

 

霧島「司令!外でするならすると言っていただかないと霧島こまります!」

 

提督「ん?ああ、すまない。忘れていた」

 

霧島「え!?そ、それってわたしが秘書艦だということもですか?」

 

提督「ま、まあ結果的にそうなるのか」

 

霧島「ちょ!酷いですよ!司令!」

 

提督「すまない」

 

霧島「はぁ、今度から気をつけてくださいね?」

 

提督「ああ」ニコッ

 

はぁ、とため息をついていたが仕方ないなという顔をして隣に腰掛けてくる。

 

提督「おい、隣に座るのは構わないなが少々近過ぎないか?」

 

霧島「気のせいですよ」

 

提督「そうか」明らかに近いとおもうが…

 

それから外の心地よい風にあたりながら執務をしていた。

だがさすがに無言では息がつまる。

 

提督「そういえば昨日はかなり降っていたようだな。ここは木陰だからこそ積もっていないが周りはかなり積もっている」

 

霧島「ああ、たしかに。そういえば司令、そんな格好で冷えませんか?」

 

上着をかけていない提督を霧島が気遣う。

 

提督「問題ない。案外この軍服は暖かくてな。霧島こそそんな露出の多い制服では寒くないのか?」

 

霧島「そりゃあ少し冷えますが、こんな中任務に行くのはしょっちゅうですから慣れましたね」

 

提督「そうか。しかし寒いことに変わりはないだろう。なにかコートのような艤装も作れないか依頼しておこう」

 

霧島「本当ですか!?」

 

提督「あ、ああ」やはりさむかったんだな

 

外で執務をしていると時折艦娘達が構いに来る。

今日に至っては…

 

龍驤「なんやこんな寒いのに外で仕事かいなぁ」

 

瑞鳳「大丈夫ですか?」

 

この2人。

関西弁訛りの軽空母龍驤と親友の瑞鳳だ。

 

提督「寒くても外の空気や自然といる方が落ち着いて仕事に集中できるのでな」

 

瑞鳳「こんどまたお外で執務をされるときは暖かい卵焼きをお持ちしますね!」

 

提督「悪いな」

 

霧島「お二人は本日は出撃はないのですか?」

 

龍驤「せやで!久しぶりの休日やねん」

 

提督「そうか、ならこれでなにか暖かい物でも食べてくると良い」

 

そう言うと財布を取り出し、一万円渡しておく。

 

瑞鳳「こ、こんなに良いんですか!?」

 

提督「鍋くらい食べに行けばいるだろう?」

 

龍驤「せ、せやけど」

 

霧島「まぁ、ここは司令のご好意に甘えてはどうですか?」

 

霧島がフォローを入れてくる。

 

龍驤「ほな御言葉に甘えさせてもろて!いっちょ鍋食べ放題いこか!」

 

瑞鳳「ありがとうございます!」

 

提督「楽しんでな」

 

その後元以上に2人は食べ放題を食べ、店を数日間休店させたらしい。

 

 

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