霧島「続いては!我らが誇る最強の空母!加賀さんと赤城さんです!」
加賀「どうぞ」
赤城「召し上がってください♪」
提督「ああ。では」
なんだ?
ただのざるそばにしか見えないが…
長門「ど、どうだ?」
提督「モグモグ…モグモグ…これは…普通だ。だが何か違う…これは一体…?」
赤城「本当に敏感な舌ですね」クスッ
加賀「水加減や煮詰める時間、こねる時間などを適切に変え、あえてスープなどはいじらないでノーマルにしました」
提督「ノーマルのつゆでこれだけの味を…!さすがは一航戦だ。見事!」
霧島「さすがは加賀さん!細かなところに視点を置く見事なはっそうでした!ではではみなさんお待ちかね!我らの母!鳳翔さんチームです!」
「「「「ザワザワ!」」」」
鳳翔「お、お母さんだなんて」ポッ
明石「どうぞ♪召し上がれ!♪」
提督「…この輝き…つゆの色合いだけでも分かる。これはかなりの手間をかけたな」
そっと箸を取り、口に運ぶ。
提督「んんっ!これは美味い!もはや余計な感想は要らない!美味いというのが一番正しい!素晴らしい!い、一体こんな味…どうやって…?」
鳳翔「ふふっ♪それはひみつです」ニコッ
明石「愛情という名のスパイスよ」クスッ
霧島「愛情一杯の料理ありがとうございました!では司令!判定を!」
提督「うむ。この勝負皆の努力が存分に発揮された良き結果となったと思う。正直なところを言わせてもらうと甲乙つけがたい。だが、強いて言わねばならんのなら!この勝負!勝者!」
コクリ!
提督「加賀!赤城チーム!」
「「「「わああああ!」」」」
霧島「おーーっと!これは意外な判定ですね!理由は!」
提督「ん。確かに皆多彩な発想恐れ入る。しかし!加賀のように皆が放っておくようなところにもしっかりと目を置き、細かな調整を繰り返して素材のままの味を引き立てた、それが俺にとって最も感動した。それだけだ」
霧島「さすがは司令です!では改めて優勝した加賀、赤城さんチームに大きな拍手を!」
その後盛大な拍手とともに、午後11時半。一年の終わり半刻前に控え、皆思い思いのチームに赴き蕎麦をすすっていた。
中には涙するものも居た。
そんな中でも第六駆逐隊の皆は良くやったと言える。
暁「まけちゃったわね」
雷「でもやれるだけやったし!満足よね!」
響「実にハラショーな勝負だった」
電「私も満足なのです!」
提督はというと…
長門「しかしそれを1人でたべるのか?」
提督「折角作ってくれたのだ。残すわけにはいかんだろう。それに当初からの目的だった、第六駆逐隊の絆の大切さを教えることもできたしな」
長門「ふっ♪お前らしい」