執務をし始めて2時間弱、午前10時を回っていた。
提督「すまない、霧島。今何時だ?」
霧島「あ、はい!ちょうど10時です!」
提督「休憩にしようか」
霧島「そうですね」
ふとペンを置いた時だった。
遠くから小さな少女達が走ってくる。
そのまま提督の前で止まる。
暁「司令官!」
雷「これでかき氷たべよ!」
雷がペンギン型のかき氷機を渡してくる。
提督「こんなに寒いのにか?」
電「でもたべたいのです!」
響「私も…食べたい」
霧島「あ、そういえばかき氷の蜜も余ってますし、どうでしょうか?」
提督「やれやれ、そこまで言われては断れんな。霧島、すまないが氷と蜜を持ってきてくれないか?」
霧島「わかりました!」
数分後
提督「さてと、ひさしぶりだな」
ゴリゴリゴリゴリ!
くるくると取っ手を回すと、美味しそうな氷ができてくる。
暁「わあぁ!綺麗!」
雷「司令官大丈夫?」
提督「ああ…このくらい!なんとも!ない!」
霧島「はい!じゃあ蜜かけていきますから、どれが良いですか?」
暁「私メロン!」
雷「じゃあ私いちご!」
電「電はみぞれが良いのです!」
響「んー…私はこの青いのが良いかな」
霧島「ブルーハワイですね」
4人分削り終える頃には提督のうではパンパンになっていた。
提督「いててて」
霧島「大丈夫ですか?」
提督「あ、ああ。それで、霧島は何にするんだ?」
霧島「で、では私はソーダを」
ゴリゴリと最後に自分と霧島の分を削って作る。
寒いので氷はとけないのでその点は助かった。
提督はコーラ味にした。
「「「「いただきまーす!」」」」
電「んー!おいしいのです!」
雷「寒いけどやっぱりかき氷はおいしいよね!」
暁「ほんっと!これはくせになるわね!」
響「実にハラショーだ」
提督「動いた後に食べるかき氷もまた美味いな。加えて頭を使った後だ、糖分は欠かせられんな」
霧島「いたたたっ!頭がぁ!」
雷「霧島さん!?大丈夫!?」
提督「ん?心配はいらない。氷を勢いよく大量に食べると頭痛が走るんだよ」
雷「ほんとにぃ?」
ガツガツ!
雷「ううっ!?これは確かに!痛い!」
暁「ちょっと!一人前のレディなんだからちゃんと味わってたべないとダメよ!」
電「はわわ!司令官さんはやいのです!」
提督「まぁ、少しコツがあってな」
響「そう言う点では司令官も子供なんだね」
少しグサッときたがごもっともすぎてなにも言い返せない。
霧島「それでコツというのは?」
提督「ああ。しばらく口に含んである程度溶かしてジュースのようにして噛む。するとペースはそんなに早くはないが味わえるし、頭痛もせずに食べることができるんだ」
雷「なるほど」
電「たしかに!痛くないのです!」
響「は、ハラショー…」
暁「おかわりしても良い?」
提督「やめておけ。腹を壊すぞ?」
霧島「またお昼にしましょう」
提督「ちょっと待て、誰がするとおもっているんだ?」
霧島「それはもちろん」
電「司令官さんいやなのです?」
ウルウルと上目遣いで見上げられる。
提督「はぁ。仕方ないな。分かった。また昼にな」
「「「「やったー!」」」」
今日は筋肉痛だなと1人考えていた。