提督「ん…ふぁあ…」
霧島「あ、お目覚めですか?」
提督「ん…?霧島か…待っていてくれたのか?」
霧島「はい。よく眠られていたので起こさない方がよろしいと思ったので」
提督「そうか。ありがとう」
午後1時頃
礼だけ述べて再び執務を再開する。
それから2時間が経ち、午後の休憩を取ろうとしたときだった。
吹雪「司令官!」
仕事で前を向いたままだが声だけで吹雪と判断できた。
提督「なんだそんなところから」
吹雪「ほら!」
ミー!
提督「らしくないな。猫の真似とは」
ミー!ミー!
提督「おいいい加減にしろ」
霧島「吹雪さん、いくらあなたでも…って!可愛い!みてください!司令!」
霧島に言われてようやく振り向くと…
ミャー?
提督「な!?」
吹雪「えへへ♪夕立ちゃんたちとお外でお茶してたら来たんです!」
提督「そ、そうか。少し抱いても良いか?」
吹雪「はい!是非!それできたんですから」ニコッ
提督「では失礼して」
そっと抱き上げ、膝の上に乗せる。
ゴロゴロ
喉を鳴らし、安心した顔をしてスリスリと擦り寄っている。
吹雪「すごい…もう慣れちゃった」
霧島「な、慣れてますね」
提督「偶然だろう。たまたま機嫌がよかっただけと思うが」
そんな中吹雪が驚きの発言をした。
吹雪「あ、あの司令官!」
提督「ん?」
吹雪「こ、この子、飼っても良いですか!?」
提督「まぁ、お前が飼いたいなら別にかまわんぞ」
吹雪「本当ですか!?」
霧島「で、ですが司令!餌代とかは…」
吹雪「えっといくらくらいですか?」
霧島「三千円くらい…ですかね。あ!でも子猫なら千円くらいで売っているので十分ですね」
吹雪「ううっ…お財布が…」
提督「はぁ…。俺が出そう。その代わり面倒はしっかりみるんだぞ」
2人の視線が一斉にこちらを向いてくる。
霧島「い、今なんと!?」
提督「ん?俺が出すと言ったのだが?」
吹雪「良いんですか!?」
提督「ああ。では俺は仕事がしたい」
そっと猫を抱き上げ吹雪に渡しておく。
吹雪「ありがとうございます!」
提督「ああ」
霧島「さぁ!昼の分おわらせましょうか!」
提督「その前に少し甘めのコーヒーを入れてくれないか?頭を使ったせいか糖分が欲しい」
霧島「あ!はい!かしこまりました!」
僅か数秒程度でコーヒーを淹れてくれた。
さすがは高速戦艦というところ。
霧島「どうぞ!」
コトッ
提督「ズズッ…ふむ。たすかるな。程よく甘い。本来甘いのは嫌いなのだがこれなら飲めるな」
霧島「ありがとうございます!」よっしゃぁぁ!
なにか霧島が手を握りしめてガッツポーズをしていたが理由は聞かないことにした。