羽川翼の親になった男の話   作:瑠璃ぃぃぃ

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生きてます…

遅れて申し訳ありません


第12話

喫茶店でそんな会話があっている一方…

 

「いくよーひたぎちゃん」

 

 

「いつでもOKよ翼。」

 

 

とある空き地でのキャッチボール

 

二人は距離を15メートル程離し、キャッチボールを始める

 

 

「野球と言う共通するものがあってすぐ仲良くなれた事はホントによかった…これで翼ちゃんの人見知りが良くなればなお良しだな。」

 

小学生時代に野球を初めてそれを大人まで続ける人は少ないだろう。

 

けど、草野球なり倶楽部なり、やる人はやるものだ

 

「翼ちゃんやひたぎちゃんが野球を続けてくれるならそれは俺としてはうれしいものだ。」

 

二人から離れた位置でキャッチボールを見守る隼

 

本人は何事も無ければプロ野球選手になっていた…

 

だが翼の存在…あの娘が、親に捨てられたあの娘が失意の闇に沈むのを黙って見ていることが羽川隼には出来なかった。

 

別段、特別に詳しいわけではないが翼の両親はお互いが再婚の夫婦であり、翼はその連れ子である。

 

血が繋がってはいない…ある種の奇跡のような女の子だった。

 

 

そんな女の子を放って置いてプロ野球選手になると言う薄情な事が出来る程浅い付き合いではない…

 

本人の性格にもよるが……

 

ー閑話休題ー

 

 

暫く二人のキャッチボールを見ている隼

 

 

 

「しかし小学一年生ではまだ試合には出して貰えないかもなぁ…人数が少ないとはいえ…ねぇ…」

 

軟式と硬式では雲泥の差があると迄は言わないがやはり軟式の方が安全である。

 

二人のキャッチボールを見ていてそう考えた隼。

 

 

 

そもそも軟式ボールとは1985年から2005年まで「ティンブル」というくぼみのある、ゴルフボールのような球であった。

 

 

 

それが2006年からM号球になるまで使用されていた、ティンブルがほとんどない形状に変更されている。

 

この変更で縫い目(縫ってはない)も若干高くなり、飛距離も約10%アップしたと言われ、縫い目が高くなった事で指にかかりやすくなり「直球は伸びる」「変化球は曲がる」と、投手は大喜びだったらしい。

 

ほかに、2バウンド目以降の高さが低くなって軟式特有の「叩きつけ内野安打」が減っていてその影響もあったのか軟式野球は強烈な「投高打低」になってしまった…

 

トップクラスの試合は基本的にロースコアであり、凄まじい衝撃を受けたのは第59回全国高校軟式野球選手権大会の中京高 対 崇徳高の「延長50回」の試合である。

 

 

 

ー閑話休題ー

 

体の出来上がっていない子供に無茶はさせられない…

せめて《小学三年生以上なら多少は大丈夫》だろう…

 

今からだと《二年後》の話だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………と言う訳で次回から二年後に飛びます(笑)

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