この素晴らしい世界に妖精が!   作:妖精さん

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前後編でやってしまった・・・
本当に自分は何をやっているんだ・・・


11話 シン・オレタチ 後編

オレタチに生えていたカブコンが薄紫色に不自然に光りだす。

それに連動するかのようにオレタチの実が一斉に口を開く。「クパァ」

オレタチの実の口の中にカブコンの光と同じ色をした光球が発生し、その光が無秩序に放たれた。

 

 

 

 

 

視点変更オレタチ上空

上空の竜騎士達もオレタチの異常に気が付いていた。

「隊長!!オレタチが光っています!!」

「あれはいったい・・・んぎゃあああ!!」

 

竜騎士達をオレタチから放たれた光が飲み込んだ。

 

 

 

 

 

視点切り替えコンドル籠内

「かわせ!!よけろ!!」

コンドル籠内では側近たちが御者に向かって叫んでいる。

御者も必死にかわそうとしているが・・・

「村長!!飛び降りましょう!!」

村長は籠の隙間から外をのぞき込み

「・・・・・・・・・もう、間に合わん」

 

オレタチの光が籠を飲み込み、コンドルだけが飛び続けていた。

 

 

 

 

 

視点切り替え村を少し離れた丘

避難した妖精達は少し離れたこの丘で他の妖精達が来るのを待っていた。

そんなときである。オレタチの実が光を放ったのは、村の各所から火が立ち上る。

そして、その光がこちらに迫り、避難民達を飲み込んだのだ。

「「「「ひぎゃあああ!!」」」」

 

 

 

 

 

視点切り替え妖精の村村道

「なんですかあれ!?なんですの化け物は!?」

「しらないわよ!!とにかく、これ持って逃げるの!!」

混乱しながら荷車を押すシャロンとそれに答えるスター。

他の妖精も現在進行形で発生しているこの世の地獄のような光景に真っ青になりながらも必死で荷車を押す。引いている老ロバですら生命の危機を感じたのか若いころのような動きをしている。

 

「ブヒヒン!!」

ロバが大きく嘶くと今まで以上の馬力で荷車を引いてそれまで荷車を押していた妖精達を置いて走り出す。

「ま、待って!?」

妖精が手を伸ばしとめようとしたが、ロバが数m程進んだところ

 

ドス!ドス!ドス!!

 

ロバの体を数本のハクコンが貫いた。

 

「っひ!?」「や、やめて!?」「「「うわわわわわ!?」」」

スターもシャロンも他の妖精達も腰が抜けたり、膝が震えてその場から動く事が出来ない。

 

ロバの胴体から大根を引き抜いたハクコン達がこちらの方を向く。

 

「ぁ・・・あ・・・・・・ああ」

シャロンは声にならない声をあげていた。スターも息をのみ身をこわばらせていた。

 

ハクコンが振り上げたダイコンは・・・

 

ズバッ

 

振り降ろされることなく地面に落ちった。

 

さらにハクサイの部分も真っ二つに切断されてハクコンは地面に落ちた。

 

そして、その背後から颯爽と現れた青い鎧と金髪のイケメン。

 

「すまない、遅くなった。」

 

そしてその姿を見たシャロンは声を張り上げその人物の名を呼ぶ。

 

「あ、貴方は!!ミツルギさん!!」

 

 

 




原作キャラ(人間)が登場。
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