この素晴らしい世界に妖精が! 作:妖精さん
私は妖精になりたい・・・
『え?』
途端に天照様の顔が何言ってんだこいつって顔になっていた。
『珍しい方ですね。異世界転生する方と言えば、黄金律うんぬんとか、エクスカリバーやアンリミテットブレードワークスだとか。そんな感じのすごいものを言ってくる方が多いですが』
妖精って一日中遊びまわってて楽しそうだなって思いまして・・・
それに、東方プロジェクトの妖精って死なないって設定だし異世界でも安全かなって
『なるほど、考えましたね。ですが、さすがに不老不死は・・・あっちの世界のバランスが崩れるかも・・・でも、特別に色をつけるって言った手前叶えてあげたいなー。」
天照様、悩みだしてしまいました。少し無理言い過ぎたか・・・
あの、無理なら無理で・・・
『ちょ!?ちょっと待ってください!!ここをこうして、この設定をこう変えて・・・っと・・・できました!!次は容姿ですね。どうしますか?何か希望があれば思い描いてください。」
妄想伝達中
『あら、かわいい。原作のキャラですか?」
いえ、モブキャラを自分なりにアレンジしてみました。
※薄紫の髪、濃い紫の瞳。黄色のリボンと一輪のすみれの花のついた環冠。羽は四枚。服装は紫ベースのエプロンドレス。
『原作キャラにはならないんですか?』
私の中で原作キャラは原作キャラで独立した存在なので、なんかなりきりとかは・・・ちょっと違う気がするんです。
『へ~、そうなんですか。では、そろそろ異世界への転生の支度をしていきましょか。そこの魔法陣に乗ってください』
はい。
『では説明しますね』
天照様はおもむろに異世界の説明書らしきものを読み上げる。
『それでは!貴方が魔王討伐をする事を願っています!・・・あれ、これって勇者として転生させないとだめなのかな?』
再度読み直す天照様。
『あ、大丈夫みたいですね。ただ、この世界に転生した皆さんは冒険者になる方が多いみたいですよ。あなたも目指してみてはいかがですか?』
そうします。天照様・・・
『そうでした。田中さんこれを・・・最低限のお金と服の着替えです。田中さんも転生したら女の子なんですから、着替えの一つや二つ持ってないといけませんよ。』
え、え、女ですか?
『そうですよ、あちらの世界に妖精族の男の子はいませんよ?東方プロジェクトの妖精準拠ならなおの事じゃないですか?もしかして
御嫌ですか?でも、世界の理を捻じ曲げてまで男の子にすると特典の効果が減るみたいですよ。』
え、じゃあ・・・女の子でいいです。今回の人生は男だし次は女っていうのもいい経験になると思います。
『そうですか。では、異世界転生の儀を行います!!それでは!貴方が魔王討伐をする事を願っています!!良い、来世を~!!」
暖かい白い光が自分を包んで行き、眠りに落ちた。
プロローグ終わった。
これなら前話とつなげてもよかったかな