この素晴らしい世界に妖精が!   作:妖精さん

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R-18タグ付けたけどエロ描写なかなか書けない


05話 魔法の練習と村の案内その①

 私の名前が決まり、その翌日からは私にティンダーを教えてくれたルナが私の魔法の先生役になってくれた。

 ちなみに一緒の家で暮らすから愛称で呼ぶように3人から言われたのでこれからは愛称で呼ぶようにする。

 

「あら?コニファーったら、ティンダーが使えるようになったからって、ぼーっとしてもう余裕なのかしら?ふふっ、冗談よ」

 

 すこし薄めの魔導書(初級魔法だから)を持ったルナが冗談めかして言う。

 

「さて、冗談はここまでにして、さっそくやってみましょ。ティンダーだってすぐ使えたんだから、きっと他のもすぐ使えるわよ。じゃあ、昨日みたいにまずは体内の魔力を感じてみて。」

 

 昨日の魔法を思い出しながら魔力の流れを感じ取る。

 

「じゃあ、今度は水を思い浮かべるの」

 

 ルナの言う通り水を思い浮かべる。

 チョロチョロチョロ

 手からコップ一杯分の水が流れてくる

 

「やっぱり、筋がいいのね。じゃあ、この調子で他のもやってみましょうか?」

 

 その日はお昼の後まで魔法の練習をした。1日で初級魔法をマスターできた。

 ルナいわく私の魔力は平均値だが非常に親和性が高くどの属性でも可も不可もなく使えるものらしい。

 

 神様に転生させてもらったのだから

「何かいきなりすごい魔法が使えたらよかったな。」

 

「あら、そんなこといって不得意な魔法がないってことは弱点がないってことなのよ?すごいじゃない」

 

 えへへ、ちょっと照れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お昼ご飯を村の広場で村人全員で食べた後、ルナと別れて、今度はスターについて村の各お仕事を見学していく。

 

 この村の主産業は農業だ。この主産業は後にして、工業や商業についてスターが紹介してくれた。

 

「えっと、あそこの煙突のある家がこの村唯一の職人さんの家よ。ついてきて。」

 

 スターがドアを開けるとハンマーやノミ等が机の上に並べられた机の上でルーペをかけて何か作業している赤髪の妖精がいた。

 たしか、パニラちゃんだったかな。

 

 パニラちゃんは私たちに気が付くと作業を止めて話しかけてきた。

「やあ、もう来たんだね!!最初に来るとは思わなかったよ!!」

 

「ええ、最初は畑の方からと思ったけど。今日はあの日じゃない?準備があるんですって、だからよ」

 スターがそう答えるとパニラは納得したように

「ああ、品種改良か。もうそんな時期か・・・」

 と遠い目をした。

 品種改良?なんの?

 

「まあ、見ればわかるわよ!それより、コニファーは私の仕事を見に来たんでしょ?こっちよ!」

 そういってパニラが私の手を引く。

 おっとっと、いきなり手を引かれたのでよろめく

「パニラ、危ないわ。この子、ぼーっとしてるから急に引っ張ると転んじゃうわ。」

「あ、ごめん・・・あんまり、自分の仕事を人に見せることってないから、ちょっと興奮しちゃったわ」

 スターに注意されたパニラがシュンとした。かわいい

 ところで、私は普段からぼーっとしている扱いを受けているがそれは少々失礼ではないだろうか・・・別にぼーっとしてるわけじゃなくて、物思いにふけっているだけで・・・

「コニファー?もう、またぼーっとして・・・転んじゃうわよ?」

 

「ごめんなさい。」

 

「素直でよろしい。行くわよ」

 

 スターとパニラが歩き出す、おいて行かれないようについて行く

 

「パニラちゃんは鍛冶師なの?」

 

 私がたずねるとパニラはとんでもないと手を振って否定する

 

「そんなわけないじゃない?私たち妖精の筋力で力仕事は無理よ!?私は細工師よ。ほらこれ!」

 

 そういってパニラが作業台の上からブローチを手に取り見せてくれた。

 キラキラと光っててとてもきれいだ。

 

「ふふん!きれいでしょ!私たち妖精の粉は艶出しの効果とランダムでエンチャントとかなんかしらのステータスアップ効果が付与されるのよ!」

 

 妖精の粉?

 

「ほら!これよこれ!」

 

 そういってパニラが羽をパタパタする

 

「この羽を動かすときに落ちる小さな光の粉のことよ!私の仕事はこの細工作りと完成したものに妖精の粉をなじませることが仕事なの!」

 

 その後もパニラから仕事の内容を聞いて、色々教えてくれた。

 今度、私にも何か作ってくれるそうだ。楽しみだ。

 

 

 

 

 パニラの工房を出てから次の目的地に向かう途中で赤いラインの入った白と黒のワンピースに白と黒の色違いで揃いのとんがり帽子をかぶった姉妹の妖精と出会った。

 

「あなたが新しい仲間か。私はリリーブラック。隣が姉のリリーホワイトだ。「よろしくね~」姉妹そろってよろしく頼む。普段は近くの森や山で山菜や薪を採ってる。」

 

 妖精ってあんまり強くないって聞いてたし山や森の中は危険じゃないのかな?

 

「私たちは多少なりとも魔法が使えるのでね。こう見えてもいくつか中級魔法が使えるんだ。」

「それに剣も少し使えるしね~黒ちゃん。」

 

 リリーブラックの言葉にリリーホワイトが相槌をうち腰のショートソードを見せる。

 

「それに、私たちは職業フェアリールーンナイトの冒険者だ。ほら冒険者登録もすましている。」

 そう言って冒険者カードを見せてくれる

 

「それに~妖精がみんな弱いわけじゃないのよ~。あなたと一緒に暮らしている3人も冒険者じゃないけど~強いのよ~。」

 

 そうなの?

 

「あ、ちょっと!?」

 スターが話を遮ろうとしたがリリーホワイトは続ける

 

「サニーちゃんはフェアリーナイト、剣術が得意なのよね~。ルナちゃんはフェアリーウィザード、確か光魔法が一番得意みたいね~。スターちゃんはフェアリープリースト。3人とも強いのに~、早く冒険者登録すればいいのに~。スターちゃん、今度みんなで一緒に行きましょうよ。」

 

「私は村の管理の仕事があるし・・・他の2人もたぶん興味ないわよ?」

 

「あら、この子を足して私たちでパーティ組めば楽しいと思うのに~」

 リリーホワイトが頬を膨らます。

「姉さん、スターが困ってるじゃないか、もう行こう。時間を取らせたね、つぎはゆっくり話そう。」

 

 そう言ってふたりは行ってしまった。

 

 

 二人を見送ったスターは

 

「みんなで冒険か・・・」

 

 ちょっと妄想した様だ。

 わたしも冒険してみたいな・・・

 

 

 

 




村の探訪はもう少し続きます。

主人公はあまりしゃべりません。
サニー達は主人公の表情や態度でおおよその感情を察して話します。
つまりは主人公は顔に出やすい

リリー達が説明した職業のフェアリー○○は基本通常の職業と違いありませんが妖精の種族的特徴の専用スキルがあるため便宜上職業の上にフェアリーをつけているだけです。
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