インフィニット・ストラトス ~グレモリーの白騎士~   作:ELS@花園メルン

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すみません。再試のせい(結局、自分が悪いんですが)で遅くなってしまいました。

それに、日も空いてしまったので、今回は少し短めです


16 しばしの別れ?全然、寂しくありません!

SIDE 一夏

 

 

「どういうことですか!リアスさん!!何でギャスパーが!!」

 

 

俺はリアスさんを問い詰めた。

 

 

「ごめんなさい、一夏。

でも、あの子を助けるにはこうするしか無かったの…」

 

「意味が分からない。ちゃんと事情を説明してくれるんですよね?」

 

「あの子の神器はまだ完全に制御できてるわけじゃないのよ。いつも、周りの物や人を無意識に止めてしまう程にね」

 

「だけど、俺が知っている間にはそんなこと無かったじゃないですか!」

 

「それは…あの子があなたの前だけで必死に神器を抑え込んでいたからよ」

 

「え?」

 

「イチカみたいな同年代の男の子の友達ができて嬉しかったんでしょうね。『もし、力を暴発させて一夏君を止めてしまったら、嫌われるんじゃないでしょうか・・・』あの子はそう悩んでいたわ。

それに本来はあの子を人間界に連れていくのは駄目だと、お兄様からも言われていたのよ。人前で力を暴発させてしまっては駄目だからと。

あの子は祭りへ行くために、帰ってきたら封印の間に入ることを条件に人間界へ行く許可を得たの。

これはあの子の意思でもあるの。分かってもらえるかしら?」

 

「アイツは外に出られるようになるんでしょうか?」

 

「私が一人前と認められれば、必ず許可が降りるわ。

だから私はあの子を外へ出してあげるためにももっと力をつけてみせるわ!」

 

 

ギャスパーは自分の意思で封印されたのか…。

……何だよ、俺、アイツが苦しんでるのに、何もしてやれなかったのかよ

 

 

「リアスさん、ギャスパーと話させてもらえませんか?」

 

 

 

 

それから、グレモリー邸の地下へ行き、ギャスパーがいる結界で封じられた部屋へ案内してもらった。

 

 

 

「ギャスパー…」

 

 

リアスさんに部屋を開けてもらい、俺は足を踏み入れた。

 

 

「一夏…君?どうして?ここは結界で入れないのに」

 

「リアスさんに頼んで入れてもらったのさ。

…お前、ずっと一人で苦しんでたんだよな?」

 

 

ギャスパーは静かに頷く。

 

 

「俺がお前のことを嫌うとでも思ってたのか?」

 

 

また、ギャスパーは頷く。

 

 

「そんなこと───────あるはず無いだろ?」

 

 

いつの間にかギャスパーが俺の目の前に移動していた。

高速移動なんてものじゃなく、明らかに一瞬で移動していた。

これがギャスパーの…

 

 

「僕は、怖いんです!誰かの!眷属の!友達の止まっている姿を見るのが!!」

 

 

そりゃ、そうだろうな。

周りが止まっても自分は動き続けるなんて、怖いよな。

 

 

「なら俺は、お前の神器で止められないくらいに強くなってやる!

だから、お前も神器を制御できるように頑張れよ!」

 

「こんな、皆に迷惑をかけてしまう僕でも、友達でいてくれるんですか…?」

 

「ああ!それに、グレモリー眷属は家族みたいなものなんだろ?家族を大切に思うのは当然だ!」

 

 

ギャスパーは服で涙をぬぐい、

 

 

「なら、僕、待ってます!いつか、出られる時を!」

 

「その意気だぜ!出たら、一緒にまた、祭り行こうぜ!」

 

「はい!あ、そうだ────」

 

 

 

それから、部屋を出ると、リアスさんが待っていた。

 

 

「ありがとう、一夏。あの子を励ましてくれて」

 

「別にそんなんじゃありませんよ。っと、そうだ、リアスさん、これ」

 

 

俺は紙切れをリアスさんへ渡す。

 

 

「何かしら?…アドレス?」

 

「ギャスパーのパソコンらしいです。たとえ、外に出られなくても、通信で会話することができると思うからって、アイツに渡されました」

 

「そうね。私もこまめに連絡するわ」

 

 

 

そのまま、夏休みを冥界で過ごし、あっという間に時間が過ぎていった。

 

 

 

 

 




そろそろ、時間を一気に動かそうかねぇ
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