インフィニット・ストラトス ~グレモリーの白騎士~   作:ELS@花園メルン

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ア「どういうことです?作者!」

「ど、どうとは一体?(汗)」

ア「最近、私の出番が少ないではありませんか!私はマスターの神器!云わば相棒!そんな私が出ていないとはなん足ることですか!!」

「ヒイィィィ!?す、スミマセン!?今回は久しぶりに登場しますから!!」

ア「本当ですね?もし、これで少なかったりしたら…」

「したら……?」

ア「エクスカリバーを最大火力で撃ち込みます」

「そ、それだけはぁぁぁぁ!!……あ、本編始まります」

ア「逃げるなぁぁぁ」


18 剣士と槍兵

SIDE 一夏

 

 

ゾクリ……

 

身体中を寒気が這いよった。

アイツの槍は紅いオーラを纏っている。

 

 

『マスター、あの一撃を何としても凌ぎきってください』

 

(アルトリアはあれが何か知ってるのか!?)

 

『説明は後です。今はあれを防ぐ術を!』

 

(あれを防ぐ…。ただの防御じゃ駄目そうだな。ならここであれを使うしかないのか?)

 

『現状ではあれが最善かと。マスターは未だに禁手を使うことができません。ですので、アレはまだ使えませんから』

 

 

「そろそろいいか?」

 

 

男は槍を投げる態勢をとった。

俺はエクスカリバーを上段に構える。

 

エクスカリバーに光が集まっていく。

 

 

「おもしれぇな!お前も何か見せてくれるのか?」

 

「ここじゃ、全開は見せられないけどな!」

 

「「行くぜ!」」

 

 

男は飛びあがり、俺は剣をきつく握りしめる。

 

 

刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルグ)!!」「エクスカリバーァァァァ!!!」

 

 

投げた槍は一直線に俺の元へ飛んでくる。

俺は剣に溜めた光を一気に放出し、槍を押し返そうと振り抜く。

 

 

「無駄だぁ!この槍を投げたが最後、テメェの心臓を貫くまで止まることはねぇ!!」

 

「う、おおおおおおお!!!」

 

『マスター!一気に振り抜いてください!』

 

「だらぁぁぁぁ!!」

 

 

一夏が剣を振り抜くと槍は軌道を変え、一夏のすぐそばに突き刺さった。

 

 

「はぁ、はぁ、はぁ、な、何とか凌げた……」

 

「マジかよ…!?俺の槍を避けただと……!?ハハ、ハハハハ!面白いな!お前!!」

 

 

男はへらへらと笑っていた。

 

 

「ならよ────二本ならどうだ?」

 

 

男が手をかざすと、突き刺さっていた槍は手元に帰り、新たにもう一本の槍が手に現れた。

 

 

『やはり、あの男はアイルランドの光の御子の神器を宿していますね』

 

(光の御子?それってクー・フーリンて名前だっけ?)

 

『そうです。ですが、クー・フーリンの持つ槍は一本のはず……。

マスターが宿している私同様に様々な武器があるようですね。

私が剣と槍と銃。向こうは二本の槍と杖でしょう。ですが、まだ何か隠しているかもしれません』

 

 

にしても、冗談じゃねぇって。一本で手一杯だった槍がもう一本だと!?勘弁してくれって……

 

 

「っと、思ったが今回はやめとくわ。お前の心臓はいずれこの俺がもらい受けてやるぜ」

 

 

男は槍を消し、魔術でどこかへ転移した。

助かった…のか?

 

 

『マスター、何者かが接近しています。マスター?』

 

(悪い、アルトリア、ちょっと限界……)

 

 

俺の意識は暗転した。

 

 

 

 

 

SIDE 千冬

 

 

モンドグロッソの決勝進出を果たした私は控え室にある携帯に連絡が入っていたのに気づいた。

 

 

「電話とメール?どちらも冬八からか…。

!?何だ、これは!?誘拐だと!?」

 

 

冬八からのメールは明らかに冬八が送ったものでは無いとわかる内容で、冬八を誘拐したという文面だった。

私は急いで一夏にも連絡を入れたが繋がらない。

控え室を飛び出し、私は外で日本の政府の連中に出会った。

 

 

「織斑さん、まもなく試合の「私は決勝を辞退する!」…は?何を言ってるんです!?ここを勝てば世界2連覇ですよ!?」

 

「弟が誘拐されたんだ!私は助けに行く!!」

 

「へ?誘拐?裏付けはとれてるんですか!?まだ、そうと決まったわけじゃ──「何かあってからでは遅いんだ!!とにかく私は決勝には出ないと伝えておけ!!」ちょ、織斑さーん!!」

 

 

私は外へ急いで飛び出し、専用機の暮桜を展開する。

 

 

くそっ!どこにいるんだ!?

 

焦っている私のもとに通信が入った。

 

 

『こちらはドイツ政府です。ミス織斑、事情は聞いております。

我々からも人材を派遣しましょう』

 

「何!?頼む!!」

 

『ですが、条件が一つだけ。

この件が無事に解決したら、軍のIS部隊の教官を勤めていただきたい』

 

「ああ!教官でも先生でもなんでもやってやる!だから、少しでも早く弟たちを見つけてくれ!!」

 

 

私は気が気で無かった。

私の生き甲斐とも言えるたった二人の家族。

その二人ともに命の危険が迫っているやも知れない。

 

 

『ドイツ軍IS部隊のクラリッサ・ハルフォーフと申します。会場内の監視カメラを調べ、弟さんらしき人物が拐われた際の車の特定に成功しました。

ポイントをいくつか絞っています。我々もそれぞれでポイントを当たるので、ミス織斑も指定されたポイントを当たってください』

 

「すまない、感謝する!待っていろ、一夏、冬八!」

 

 

私はスラスターを全開にし、指定されたポイントへやってきた。

しかし、そこには人の姿はなく、外れだった。

 

 

 

「くそっ!!」

 

『ミス織斑!弟さんたちを発見しました!すぐにこちらへ来てください!!』

 

 

私は礼も言わずに通信を切り、すぐにそのポイントへ移動した。

 

 

「一夏ぁ!冬八ぁ!!」

 

 

ISを解除し、倉庫へ入ると誰かが戦闘を行った後のように廃れていた。

ドイツ軍の連中が一夏と冬八を保護しており、私もすぐにそっちへ向かった。

一夏の体は傷がところどころにあり、冬八には大した外傷は無かった。

 

 

「弟たちは無事か!?」

 

「ええ。一人は傷がところどころにあるので救急車を呼んでいます。

ですが、妙でした。我々が来たときには誘拐犯と思わしき男たちは皆、気絶していました。

誰が倒したのでしょうか?」

 

「そんなことはどうでもいい。ああ!一夏、冬八無事で良かった」

 

 

私は負傷はしているが無事だった弟たちを見て涙を流した。

その後、病院に搬送された弟たちに付き添い、病院の仮眠室を借り、休んでいると

 

《織斑千冬、決勝辞退!》

 

というニュースが一気に出回ったそうだ。

誘拐など起こった事実が露呈しては、国の面子がたたないからと私の欠場の理由は明かされることは無かった。

その後、ドイツ政府の人間が来て、ドイツ軍の教官を1年間引き受けることとなった。

 

 

目が覚めた一夏と冬八に事情を説明すると、冬八は自分のせいだと悔やんでいた。

一夏はただ私にお礼を言ってくれた。

 

その後二人を空港まで見送ると、私はドイツ軍の教官として活動を始めた。

 

 

SIDE 千冬 END

 

 

SIDE 一夏

 

 

結局、千冬姉が問題無く決勝に出るために行動したが、間に合わず、千冬姉はモンドグロッソ決勝を辞退してしまったらしい。

 

俺は日本行きの飛行機の中で神器の中に潜り、アルトリアと会話をしていた。

 

 

(あの時の男の神器もアルトリアと同じで別世界の神器なのかな?)

 

『恐らくそうでしょう』

 

(強かったな、アイツ)

 

『ええ』

 

(俺、もっと強くなりたい)

 

『ええ』

 

(リアス様の騎士としてもだけど、千冬姉を助けられるようになりたい)

 

『マスター、あなたならきっと私の力を使いこなすことが出来ます。ですから、これからも精進してください』

 

(ああ。ありがとう、アルトリア)

 

『いえ、一夏』

 

 




冒頭の茶番にお付き合い頂きありがとうございます。

今回出てきた。
朱槍の持ち主。
一夏のようにFGOキャラの神器持ちでございます。
メインはクー・フーリンですが
もしかすると色んな槍が登場するやもしれません。


てか、今回はD×D要素がほぼ皆無な気がするな

感想、アドバイスお願いします。

p.s 毎度毎度誤字があって本当に申し訳ありません。自分の知識の悪さを実感しています
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