インフィニット・ストラトス ~グレモリーの白騎士~ 作:ELS@花園メルン
夜中のテンションで書いたので、どんな反応になるか不安でたまりません・・・
余談ですが、SAOメモデフのマルチイベントの火竜強すぎやしませんかね!?
とりあえず部室に転移したら、皆まだ部室に残っていた。
「あら、イチカ?家に帰ったのではなかったかしら?」
「いえ、一度家には帰ったんですが―――」
何て説明すればいいんだ?
ISを動かせることが分かったから堕天使総督の経営している企業に入ります?
アホか!?そんなこと何も知らない部長たちに伝えてどうすんだよ!?
「え~と、それは――「それは私が説明しよう」ふぇ?」
サーゼクス様再び登場!
あれ?さっき天使長へ連絡するって言ってなかったっけ?
「お、お兄、い、いえ、魔王様!一体、なぜ!?」
「仕事だよ、結構大掛かりでかつ、一夏君が伝えようとしていたことの、ね」
それからサーゼクス様は手短に事のあらましを説明してくださった。
しかし、テロリストの話は全く出さなかった。
やはり、妹に危険な情報は伝えたくなかったのだろうか?
「…三大勢力同盟…その第一段階としてイチカを内密に堕天使と協力させ、IS学園に行かせるということですね?」
「まあ、そういうことだね。ISを動かせるということをあらかじめ世界へ広めて、企業に所属していると明かしておけば、国も迂闊には手を出せないだろう。
男性IS操縦者が出た時点で、一夏君を守るのに低リスクなのはこの方法ということさ。
まあ、兄として君に言うことは、君のやりたいようにやれと言うことかな?
さて、僕はそろそろ帰るとするよ。
一夏君、アザゼルから連絡があれば君のもとにも届くようにしておくよ」
そういうと、サーゼクス様は転移していった。
「とりあえず、イチカのことは分かったわ。
イチカが駒王学園の生徒として過ごす時間は短いかもしれないけれど、楽しんでいきましょう?」
「「「「はい!部長!」」」」
その後、アザゼル総督の経営している会社【GURIGORI】から世界へ俺がISを動かせることを発表した。
会社の名前が堕天使の組織そのままの名前だったから、他勢力からは堕天使の企業ということがもろバレしそうだなと俺は思った。
「どっか行ったと思ったら、すぐにこんなニュースが流れ出すわ。
お前、何してたんだよ?」
家に帰り、夕飯を作っていると、冬八が聞いてきた。
「あれだよ。お前がIS動かしただろ?だから、俺も動かせるかな~って、グリゴリの人が知り合いだから検査してもらったんだよ。
そしたら、な?」
「にしても、グリゴリって結構デカイ会社だったよな?何でお前そんなとこの人と知り合いになれたんだ?」
「先輩関連で少しな」
「また、あの赤髪の人かよ。まあ、これでお前も晴れて俺の仲間入りってか?」
「あ、俺はまだIS学園には行かないから」
「は!?何でだよ!?」
「専用機が出来てないし。テレビでもやってただろ?」
ニュース見たんじゃ無かったのかよ。
「じゃ、じゃあ、俺だって専用機ができてないし──」
「いや、お前、企業所属でもなんでも無いから専用機が貰えるか分からないだろ」
「ウ、ウソダァァァァ!!」
翌日、千冬姉が家に帰ってきた。
「お前たち……、私の仕事が増えるだろう……」
千冬姉は呆れていた。
「取り合えず、お前たちはこれを読んでおけ。
一夏は入学はまだだから時期が別だが、冬八はこれから適性検査だ。
私に着いてきて貰うぞ」
千冬姉はめっっちゃ分厚い参考書を俺や冬八に渡し、冬八は千冬姉に連れていかれた。
入試が終わった奴等は合格発表があるまで、家庭学習期間に入っているので、実質学校は休みのようなものだ。
実を言うと、既に俺の試験は最初に採点され、メールで合格通知が部長から届いているから、勉強するにしてもISの参考書を読むくらいしか無い気がする。
とりあえず、駒王学園に行ってみようかな……
部長に、そう連絡すると、小さい魔方陣で入校許可証の様な物が送られてきた。
学園の前に行くと、警備の人がおり、許可証を見せると通してくれた。
学園内は休み時間だからだろうか、生徒が歩き回っており、中学の制服で校内に入っている俺は浮いている存在だった。
「おい!逃げるぞ!松田!元浜!!―――イタッ!?」
色々と見て回っていると途中で誰かとぶつかった。
まあ、ぶつかったので転んだわけだが、当たってきた相手を見ると、ツンツンの茶髪の制服を着た男の人だった。
「わ、悪い!俺、急いでるから!!」
その人はそう言うと、すぐさま走り去っていった。
「おい!待て、一誠!!」「俺たちを置いて行くな!!」
その後をメガネの人と坊主頭の人が追いかけていった。
そして、走り去った男子生徒たちを追いかけて数人の女子生徒が怒り顔で追いかけていった。
俺はとっさの事だったので、思わず茫然としていた。
「はぁ、あいつ等は・・・。お?織斑じゃんか!大丈夫か?」
そのまた後ろから匙さんがやってきて、俺に手を差し出してくれたのでその手を取った。
「こんにちは、匙さん。ありがとうございました。
にしても、すごいですね、あれ・・・」
俺が指さした方向には先ほど、走り去って行った男子生徒たちが追いかけていた女子生徒にタコ殴りに合っていた光景だった。
「ああ、あれな。いつものことだよ。あいつ等はこの学園内でも問題児と言っていい奴らでな?
暇さえあれば覗きや猥談ばっかしては、ああやって女子生徒に殴られてんのさ」
「今の世の中で、よく逮捕されませんね?」
「そうなんだよ。あいつらがフルボッコにされたときに警告したんだけど、懲りずに繰り返してんだよ。
それなのに、警察沙汰になりゃしない。大方、学校側が押さえてんのか、女子生徒たちが殴ることでストレス解消してんのか。実際のところ、俺にもよくわからん。お前も関わらないように気を付けろよ?」
「そうします」
俺と匙さんは苦笑いする。
「それはそうと、今日はなんでここに来たんだ?一応、許可証は持たされてるみたいだけどさ」
「正式な合格発表までは俺、休みなんで、学校見学がてらオカ研に顔を出しにきました」
「そうか。まあ、くれぐれも問題は起こすなよ?お前なら起こさないとは思うがな」
「匙く~ん!」
匙さんの名前を呼びながら、シトリー眷属の騎士
「どうした?巡?」
「会長が呼んでたよ。あ、織斑君じゃん、合格おめでとうね!」
どうやら、悪魔関係の人には合格したことは知られているみたいだな。
「ありがとうございます、巡さん。
いや、巡先輩の方がいいですか?」
「せ、先輩!そう!私は先輩だよ!困ったときは頼ってくれていいからね!」
どうやら巡先輩は『先輩』と呼ばれることがうれしいみたいだな。
「じゃあ、織斑、俺会長のとこ行ってくるから、またな!」
「ばいば~い!」
そう言うと、二人は校舎の方に向かっていった。
さて、俺も部室の方に―――?何だ、あの人だかり?
遠目にその人だかりの中心を覗いてみると、女子生徒に囲まれている祐斗の姿があった。
「うわぁ、すげぇ・・・」
相当な数の女子に囲まれている祐斗を見て俺はビビっていた。
IS学園はこれよりすごいんだろうな・・・。
一足先にIS学園に向かう冬八にとりあえず合掌しておこう。
祐斗に声掛けせずに部室に向かうと、入り口手前から見える二階の窓から部長が顔を出していた。
風に紅の髪がたなびき、まるで一枚の絵画のような光景だった。
「あら、イチカ。あなたも来たのね」
「あなたも?」
すると、部長の横からひょっこりと小猫が顔を出し、手を振っていた。
俺も手を振り返す。
とりあえず、中に入り、部室に向かって歩いていく。
「こんにちはー」
小猫はソファーに座りお菓子を食べ、部長は未だに窓際にいた。
「イチカ、合格おめでとう。これであなたも四月から駒王学園の一員ね。
今日はどうしたのかしら?」
「まあ、暇だったのでこっちに来るついでに学校見学を」
そう言いながら、俺はお茶を入れる。
?変わったお茶葉があるな、折角だしこれ使ってみようかな。
「お茶をいれてるとこ悪いけど、私はさっき入れたばかりだから小猫にだけ入れてちょうだい?」
「わかりました」
小猫にお茶をいれ、小猫の前にだす。
「ありがとうございます」
小猫はお茶を少しずつ飲み、再びお菓子を食べだした。
すると、眠くなったのかソファにもたれかかり、目をつむった。
「あら?イチカ、ここにあったお茶の葉は?」
「え?何か変わった奴だから、おいしいのかと思って小猫に出したんですけど・・・」
「ええ!?そのお茶の葉には私が遊び半分で魔力を注いであるのだけど!?」
遊び半分で魔力なんて食べ物に入れないでください!?
こ、小猫は!?もう、カップ空になってるし。
「こ、小猫!?大丈夫か!?」
俺は小猫をゆすってみる。
部長は心配そうに離れて見守っている。
「ん・・・。ふぁ・・・」
小猫が目を覚ました。
?特に影響はなさそうだけど・・・?
「小猫?お~い、大丈夫か?」
「いち、か、君・・・?」
ほっ・・・。問題なさそうだ。と思ったその時だった。
「わ~い!一夏君だぁ!」
と急に抱き着いてきた。
!?ちょ、小猫!?
「お、おい!小猫!?どうしたんだよ、急に!?」
「え~、別にどうもしてないですよ~」
いや、明らかに様子が変だろ!?
「部長!?これ一体どんな効果のあるお茶何ですか!?」
「性格の反転だと思うわ。だから普段、おとなしい小猫がそんな風に積極的になっているのよ!」
「分析してないで助けてください!!」
「あら?そろそろ授業の時間だわ?
ごめんなさい、イチカ。後は自分で何とかしてちょうだい?大丈夫、鍵はかけておくから」
「ちょ、待って。部長ォォォォォ!!」
俺の叫びを無視し、部長は部室の外へ出ていった。
ヤバい!小猫のルークの力が強すぎて振りほどこうにも振りほどけない!
「小猫、流石にそろそろ離れて?」
「ええ~。良いじゃないですか~!もっとこうさせてくださいよ~!」
そうして、小猫は俺の首の後ろに手を回し、俺の胸のあたりに顔を乗せる。
「な、なんで、こ、こんな・・・!」///
今の俺は顔が真っ赤になっていることだろう。
そのせいで口も上手く回らない。
「だって~!私は一夏君の事大好きなんですからぁ~!一夏君は私のこと嫌いですか?」
「いや、そ、そんなことないけど」
「じゃあ、いいじゃないですか」
小猫は本物の猫のように甘えてきている。
それに『好き』と告白?され、どう反応したらいいのかよくわからない。
それから小猫にされるがままになり、数分が経ち、
「小猫?おーい、小猫?」
「・・・」
声がしなくなり、ロックされた状態のまま、何とか顔を動かすと静かに寝息をたてていた。
「はぁ・・・。眠ったのか・・・。
あれ?これ、俺動けないじゃんか!?」
眠ったままの小猫は未だに俺をロックしているので動くことができない。
かと言って、無理に動いて小猫を起こしてしまうのは論外だ。
「はぁ、もういいか」
溜息を吐き、俺もそのまま眠りについた。
(「一夏君の事大好きなんですから~」・・・っっ、目を覚ました後、どんな顔をすればいいんだよ・・・)
最後の小猫がお茶を飲んだくだりは、DVDであった展開をすこし参考にしました。
もう、小猫がヒロイン入りするのはほぼ確実なんで、進展させてもいいかな。
と思い、こんな感じにしました。
いやぁ、小猫みたいなかわいい子に甘えられてみたいですよねぇ(笑)
あと、シトリー眷属の巡さんが出てきましたが、性格がよく分からないんですよね・・・
それと、調べたら中の人がマクロスΔのカナメさんと同じじゃないですか!
一瞬、メッサー×カナメが一夏×巡ってなってしまった・・・