インフィニット・ストラトス ~グレモリーの白騎士~ 作:ELS@花園メルン
クロエと楯無さんが被ってしょうがない・・・
もう何なの!?あの小悪魔笑顔!?ホントに可愛くてしょうがない!!
ま、自分は簪押しですが(笑)
そんなこんなで今日もがんばるぞー!
SIDE 一夏
さて、昨日にチラシを配り終えたし、あとは依頼が来るのを待つだけ・・・っと、早速呼ばれたみたいだな。
「イチカ、あなたに仕事の依頼が来てるわよ。すぐにジャンプしなさい」
「わかりました!行ってきます!」
俺は魔法陣を展開し、呼ばれた場所へと転移する。
「わわ!!本当に来たよ~!!」
「・・・すごい、魔法陣が出たと思ったら、本当に悪魔が・・・」
俺が転移してきたのはどこかの高級そうな一室でそこには二人の女の子がいた。どちらも寝間着だった。
あれ?なんかのほほんとした子って昨日、チラシ配りで会った気が・・・。
俺は記憶をたどってみると、確かに会っていた。
けど、認識疎外の魔術で俺の事は覚えていないはずだよな。
「あ~、昨日会った人だ~。へぇ~君って悪魔だったんだね~」
認識疎外が効いていない!?
ってことは、この二人は裏側に関係する人間ってことか!?
「ああ、昨日も会ったな。俺は織斑 一夏だ。
いきなりで悪いんだけど、二人は俺や他の種族のことも知ってるのか?」
「うん~!天使、堕天使、悪魔、神様~!」
「私たちの家は暗部の一族だから、裏の情報も入って来るの。日本神話経由で」
「日本神話・・・。天照が主神を勤める神話か・・・。
まあ、とりあえず、願いか頼みを聞こうかな。何か、あったから悪魔である俺を呼んだんだろ?」
「私は更識 簪。あなたにお願いしたいのは、私のISの開発の手伝い」
「開発の手伝い?更識さんはISを自分で作ってるのか?」
「苗字は好きじゃないから簪でいい。
男性IS操縦者の織斑 冬八が現れたことで私の専用機を開発しているところが私の機体の開発を中断してしまったの。だから、自分で引き取って開発を進めている。
そういえば、あなたってもう一人の男性IS操縦者だよね?確か専用機を開発中で入学は延期なんだっけ?」
「そうだな。
俺の機体は未だに未完成だからそれが完成するまでは駒王学園に通ってるんだ。
最も、ISなんて偶然動かしただけだし、駒王学園にずっと通ってたいんだけど、そうもいかないみたいだしな。
ところで、もう一人の君の名前は?」
俺はのほほんとしている彼女の名を訊ねた。
「わたしは~布仏 本音~。よろしくね、おりむ~」
「ああ、よろしく」
「それで、私のISを作るのを手伝ってもらえるの?」
「ああ、ちょっと待っててくれ・・・」
俺はそう言って、懐から端末を取り出す。
「何それ?」
「願いの内容を打ち込むとそれに見合う対価が何かを示してくれる機械なんだよ―――っと、簪の場合、対価は俺の些細な願いを叶えてもらうことだな」
「それって、恋人になれとかじゃないよね?」
「違う。どこのラノベの話だよ。
俺の願いは、俺が悪魔で男性IS操縦者ってことを更識の当主に言わないでほしい」
「そんなのでいいの?な、ならできれば、私たちが日本神話の所属ってことをあなたの主には言わないでほしい」
「ああ。それは言わないよ。依頼者の情報は漏らさないようにするのが俺たちグレモリー眷属の掟みたいなもんだから」
「なら安心・・・」
「ならこれで簪と俺との契約は成立だ!早速開発に取り掛かろうか?」
俺は簪に問いかける。
「ううん、今日はいい」
「今日は~お菓子パーティーをする予定だったのだ~」
「お菓子パーティー?」
「そうだよ~。召喚された悪魔さんと三人でやるの~。だから、おりむ~は私達とお菓子パーティーなのだ~」
それから本音と簪とお菓子パーティーをして、何やかんやでわいわい騒ぎ、連絡先を交換して俺は部室に転移した。
依頼の際には連絡してもらい、それからISの開発に移るので、期間は不定期で話が付いた。
「ただいま戻りました」
「おかえり、イチカ。どうだったかしら?」
「契約は完了しました。ですが、呼ばれるタイミングが不定期なので他に契約を入れた場合、被る場合があるかもしれません」
「そう。なら、あなたはその仕事に専念してちょうだい。にしても、早速契約を取れるなんてあなたやるわね!」
部長は俺を撫でながらそう言ってきた。
「あの、毎度言ってるんですが、撫でるのは止めていただきたいのですが」
「えー、いいじゃない!っと、私も呼ばれたようね。今日はもう解散してくれて構わないわ。と言っても、あなたは小猫を待ってるのでしょうけど」
そう言い残し、部長は転移していった。
部室に一人残った俺は、ギャスパーにチャットを送ってみた。
一夏:そっちどんな感じ?
ギャスパー:そーですね、僕の方はパソコンを介しての悩み相談が主になってますね。さっきも三人くらい悩み相談をしてました
一夏:凄いな。初日からそれだけ活動してるんだから
ギャスパー:一夏君はどうでしたか?
一夏:一応定期の契約は取れたぞ。喚ばれる時が不定期だから1つしか取ってないが
ギャスパー:定期の契約が取れたなら凄いじゃないですか!っと、依頼人からメールが来たのでこの辺で
そう表示されると、『ギャスパーさんが退出しました』と表示された。
それから俺は皆が帰ってきてもいいように、お茶の準備を始めた。
「あら、一夏君、戻ってきてたんですね。随分と御早いことで、うふふ」
「朱乃さん。朱乃さんも終わったみたいですね。よかったらお茶、飲みますか?」
「ええ、喜んで」
「僕にも貰えるかい?」
「うおっ!?祐斗、帰ってたのか!?」
いつのまにか、部室に祐斗がおり、ソファに座っていた。
「そんなに驚かなくても・・・。
それより僕にもお茶を貰えるかい?」
「わかったよ、それで二人とも依頼の方はどうでした?」
「僕は疲れた人への料理をやったよ」
「私はちょっと特別なマッサージを・・・」
「特別なってマッサージに特別とかあるんですか・・・」
俺は呆れながら朱乃さんに聞いてみた。
するとだ!
朱乃さんが俺の後ろから腕を回して抱き着いてきた。
「ちょ!?いきなり何するんですか!?」
「よろしければ、して差し上げましょうか?・・・特別なマッサージを」
耳元でそうささやいてくる。
その瞬間、俺は誰かに強い力で引っ張られた。
「・・・ダメです、一夏君は渡しません」
小猫だった。
小猫は俺を引っ張り、俺の右腕にしがみついている。
「あらあら、小猫ちゃんに邪魔されては仕方ありませんわね、うふふ」
そういうと、朱乃さんは俺から離れていった。
「無事ですか、一夏君。何かされてませんか?」
「だ、大丈夫だから、心配してくれてありがとな」
俺は小猫をなだめてから再びお茶の準備をする。
「小猫は依頼はどうだったんだ?」
「・・・なんか、色々と着替えさせられました」
「服のモデルの依頼だったのか?」
「いえ、相手は所謂オタクの人でした」
「・・・その依頼主は本当に大丈夫なのか?」
なんか、小猫が心配になってきたな・・・
「問題ありません。その人、私に触れたりしたら寿命が尽きてしまうくらいの対価を失いますから」
「ホントにその依頼主は大丈夫なのか?」
依頼主の人も心配になってきたぜ・・・。
「そう言う一夏君はどうなの?」
「あ、僕も気になるな」
「私にも教えてくださいませんか?」
三人に聞かれた。
簪との契約もあるしな・・・。
「依頼主の要望であまり多くは話せないですけど、物作りの手伝いですね。今日はそのための軽い顔合わせみたいなものです」
まぁ、IS作りもある意味物作りだし、嘘じゃないよな。
「そうだ。俺、少し用事があるんでこれで失礼しますね」
「分かりました、部長には伝えておきます」
「それではまた明日」
俺は部室から出ていった。
その後、俺は俺の専用機を開発してくれているアザゼル総督のいるグリゴリに向かった。
「お?一夏じゃねぇか。
珍しいな、お前がここに来るなんて」
「こんばんは、総督。
俺のISの件はどうなってますか?」
「まだまだ開発には時間が掛かるな。うちの連中は色々試してみたいそうだぜ?かくいう俺も、うずうずして仕方ないがな」
アザゼル総督はニヤニヤしている。
この人、総督よりも研究者の方が合ってるんじゃないか?
「それはそうと、お前さん、今日はどうしたんだ?」
「黒歌に会いに来たのとISについて知りたくて」
「ISに?お前、ISにはそれほど興味が無いんじゃなかったのか?」
「悪魔の依頼で開発関係の依頼がありましてね。知識が欲しいんですよ」
「ほう、開発か・・・「あ、ここで開発はしなくて結構ですから」・・・なんだよ、ケチだな」
アザゼルさん?
俺の機体を開発しているだけでも十分じゃないんですか?
「開発のことなら俺が教えてやってもいいぜ?一応、技術者だ。
お前にノウハウを叩き込んでやろうか?」
「いいですか?ならお願いします」
「おうおう、任せときな。
にしても悪魔の依頼か・・・。俺も頼んでみようかな?」
「一体、何を頼むつもりですか・・・」
その後、アザゼル総督のもとでISについて教わり、黒歌に会い、話をしてから寮に帰った。
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おまけ
「にゃ~ん!一夏~!!」
「うわっと!落ち着けよ、黒歌!」
黒歌のいるところに向かうと、いきなり飛びついてきた。
「会いたかったのにゃ!それで、妹は元気かにゃ?」
「ああ、小猫――白音は元気だぞ。写真もあるし見てみるか?」
俺は携帯に保存されている小猫の画像を黒歌に見せた。
「ああん!白音ってば本当に可愛いんだから~!!
私も早く白音に会いた~い!!」
「サーゼクス様が如何にかするまで我慢してろよ」
「!そうだ!私、一夏にお願いがあるの!」
「お願い?」
「私も白音みたいに寝させてほしいにゃ」
「小猫みたいに?」
は!?まさかあの時の写真の奴か!?
「一夏に抱き着いて寝たいにゃ!・・・ダメ?」
流石、小猫の姉ってところか・・・
上目づかいが俺をピンポイントに刺激してくる・・・!
「わ、わかったよ・・・」
「わーい!ありがとー!!」
黒歌の部屋のベッドに横になるとそこに黒歌がくっついてきた。
「!?」
「?どうしたにゃ?」
やばい、小猫との違いが露骨に主張してる!
頼む、持ってくれ、俺の理性・・・!!
「にゃん も・し・か・し・て・・・?これが気になるのかにゃ?」
「ちょ、黒歌、やめろ・・・!」///
黒歌は俺に豊満な胸を押し付けてくる。
「あらら?一夏って意外と初心?」
「頼む、ホントに勘弁してくれ・・・」
「・・・しょうがないにゃ。白音の彼氏だし、寝取るような真似は流石にしないわよ」
俺は黒歌から解放された。
はぁ、助かった。
「俺、そろそろ帰るから」
「うん、また来てくれる?」
「ああ。また来るよ」
はぁ、冒頭でクロエと楯無が似てるって書いたけど、
黒歌も楯無に似てるように思えてきた・・・。
なんか、自分の中で三人がごっちゃになって・・・。
とりあえず、簪の登場です。
地味にIS学園のメンバーと交流を深めてます、一夏君。
IS開発の手伝いを依頼内容にしました。
一瞬、アザゼルたちに作らせようか考えましたが、それはまたえげつないことになりそうなので、控えることにします。
それではまた次回!
あ、アンケートの方もよろしくね!!