インフィニット・ストラトス ~グレモリーの白騎士~   作:ELS@花園メルン

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テスト、インフルエンザ・・・
様々な障害を乗り越えて、何とか書き終えることができました・・・・


30 作戦会議

SIDE 一夏

 

 

夜、いつも通りに悪魔の仕事を終え、部室に帰って来るとそこには切り傷を治療するために横になっていた兵藤先輩と傷を治療していた朱乃さんがいた。

 

部長から話を聞くと、放課後に街中で兵藤先輩がシスターに出会ったらしい。

その夜に兵藤先輩は、小猫の重複してしまった依頼のヘルプに向かい、その依頼主の家に向かうとそこには依頼主の死体と容疑者と思われるはぐれ神父がいたらしい。

 

そこに兵藤先輩が出会ったシスターもおり、助けるために戦闘になり、悪魔になりたての兵藤先輩は光剣や祓魔弾による攻撃を受けてしまい、かなりの重傷を負ってしまったそうだ。

 

そのはぐれ神父は以前アザゼル総督に聞いた一部の堕天使の勢力の配下だそうだ。

撤退時に部長たちが堕天使が数体現れているところを見たそうだ。

 

言い方は酷いかもしれないが、兵藤先輩がやられたのをきっかけに堕天使に対して攻勢に出られるな。

 

堕天使勢力の潜伏地はおそらく駒王町のはずれにある廃教会だろうな・・・

でも、戦力が分からない状態で迂闊に敵地に乗り込むのは避けた方がよさそうだ。

 

 

 

「一夏君・・・」

 

「小猫?」

 

「どうしよう、私のせいで兵藤先輩が・・・」

 

 

俺が考え事をしていると、小猫が話しかけてきた。

小猫はとても悲しそうな目をしていた。

俺は小猫を連れて部室を出て、廊下に連れ出した。

 

 

「何でだよ?お前のせいで兵藤先輩が傷を負ったんじゃない!」

 

「で、でも、私が依頼を任せてしまったせいで・・・」

 

「そんなのはただの偶然だ!

たまたまタイミングが良くなかっただけだ!兵藤先輩じゃなかったら、逆にお前がやられてたんだぞ!!

・・・もしかして、お前自分が犠牲になってれば良かったなんて思ってないだろうな?」

 

「!?な、なんで―――」

 

 

パァン

 

 

小猫が言い終わる前に俺は小猫の頬をぶっていた。

力は抜いたけど、女子に、自分の彼女に手を上げるなんて最低だな…俺。

 

 

「そんな悲しいことを言わないでくれよ。

部長も朱乃さんも祐斗もギャスパーも今では兵藤先輩もオカ研の大事な仲間なんだ。

お前だってその1人に入ってるんだぞ?仮におまえが兵藤先輩の代わりになっていたとしても、みんな悲しんでたはずだ。更に、兵藤先輩も自分がそっちの依頼を受けてればって後悔するはずだ。

今のお前の様にな。

だから、誰がやられてればなんて考えるんじゃなくて、今は兵藤先輩の傷が早く治るのと、これからの対策について考えようぜ?」

 

「...うん」

 

「それと、叩いてごめんな」

 

 

そう言って、泣きじゃくる小猫を抱きしめ、慰めていた。

さすがに泣き声が聞こえたら皆寄ってくるので、祐斗と部長に見られたのは言うまでもないが。

 

 

その後、兵藤先輩の傷は塞がったが安静の為に直ぐに家に送り、1日学校を休ませた。

兵藤先輩が家に帰った後、再び部室に集まり、今後の手順について話し合った。

 

 

「やっぱり、一度偵察を行うべきかしら?」

 

「それについてはご安心を、部長

既に私の使い魔を廃教会に送っています。

ですので、間もなく大まかな勢力がわかるでしょう」

 

 

朱乃さんが既に偵察を行っているらしく、俺が行わずとも済んだみたいだ。

 

 

「それに私も少々気が立っていまして・・・」

 

 

そう言えば、朱乃さんは堕天使の父親がいるんだったな・・・。

聞いた話だとどこか疎遠になって、嫌いになってるんだとか・・・。

いつかは仲直りしてほしいんだけどな、小猫にも朱乃さんにも。

 

 

「それでは朱乃の偵察が戻り次第、具体的な作戦を立てましょうか」

 

 

その後解散し、俺たちはそれぞれの家に帰った。

 

 

――――――――――――――――――

 

 

「レイナーレ様、あのシスターへの儀式を執り行うのは何時ですか?」

 

 

小柄なゴスロリ服の堕天使が所謂ボンテージ服に身を包んだ堕天使に問いかける。

 

 

「そうねぇ、あの悪魔がまだ生きてるかもしれないし、それに嫌な予感がするから明日の夜にでも早急に執り行いましょうか。

あなたたちにも儀式が完全に終了するまでは警戒してもらうわよ?」

 

「はい!わかりました!」

 

「「すべては、アザゼル様のために」」

 

 

そう言いながら、グラスに入ったワインを口に入れた。

 

 

「あなたにも動いてもらうわよ?黒聖女」

 

 

レイナーレは薄暗くて見えないところに呼びかける。

 

コツ、コツ、コツ・・・と、ブーツで歩く音が聞こえ、レイナーレの元に歩いてくる一人の女性。

その身を漆黒のドレスと鎧が組み合わさったような防具で包み、妖しい笑みを浮かべていた。

 

 

「ええ、わかっているわ。

これは対等な取引だもの。あなたの儀式が終わるまでは手出しをさせなければいいんでしょう?」

 

「その通りよ。

にしても、あなたのような強力な戦力がフリーでいてくれてよかったわぁ!

ねぇ、今後も私たちと手を結ばない?」

 

 

レイナーレは黒聖女と呼ばれた女性にそう提案する。

 

 

「いいえ、断るわ。

今回はあくまで仮の契約、本来あなたたちとの契約何てするはずなかったもの」

 

「ってめぇ!レイナーレ様に向かって!!」

 

 

ゴスロリの少女堕天使が黒聖女に突っかかるが、それをレイナーレが止めた。

 

 

「止めなさい、ミッテルト。

彼女の強さはあなたもわかっているでしょう?」

 

「!は、はい、レイナーレ様」

 

 

ミッテルトは渋々引き下がった。

 

 

「はん!醜い小鴉を串刺しにできると思ったのに」

 

 

そう言うと、黒聖女はその場から立ち去った。

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

翌日、兵藤一誠は駒王町を歩き回っていた。

傷はふさがり、動いても問題なかったので、モヤモヤする気持ちを押さえつけるために気分転換に散歩に出かけたのだ。

 

 

「はぁ、アーシア・・・・」

 

 

一誠はぽつりと呟く。

 

 

「え?一誠さん?」

 

「!?あ、アーシア・・・?」

 

 

紅き龍帝と癒しの聖女が再び出会う。

 

 

 

 




FGO・・・
新宿・・・ツェェェ。

今まで育成を怠けていた罰が出てきた。。。

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