インフィニット・ストラトス ~グレモリーの白騎士~   作:ELS@花園メルン

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今回も少し短めの内容になりました


5 悪魔の友達来ました!

SIDE 織斑 一夏

 

 

俺がリアスさんの家へ行って、正式に眷属、家族として迎え入れられてから早二週間がたった。

 

明日には夏休みに突入するので、再び冥界に行くことになるだろう。

最も、今度はリアスさんたちがこっちに迎えに来てくれるので、俺は準備をしておけばいいと言われた。

 

 

『ほう?この夏休みはお前は友人の家に泊まりか?一夏』

 

 

今、俺は夏休みにリアスさんの家に行くことを姉である千冬姉に伝えている。

さすがに、冥界に行く、何て言えないので友達の別荘にお邪魔する、という伝え方をしている。

 

 

『だが、ひと月も迷惑では無いのか?』

 

「俺もそう聞いたんだけど、向こうの親は全然かまわないって言っててさ」

 

『そうか。まあ、いいだろう。だが、お盆には一度帰って来い。私もお盆までには仕事に一区切りつけることができるからな。冬八と三人で祭りにでも行こう『あ!先輩!弟さんですか!?』すまん、一夏、もう切るぞ』

 

 

向こうでほんわかそうな人の声が聞こえた途端に千冬姉は電話を切った。

 

まあ、とりあえず許可は得たから、学校に行こう。

 

SIDE 一夏 END

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

SIDE 千冬

 

 

私は一夏との電話を一方的に別れを告げて切った。

 

 

「あれ?先輩、切っちゃったんですか?」

 

「真耶、あれほど私のプライベートの電話中に話しかけるなと言っていただろう・・・」

 

 

私はそう自分の同僚で後輩の山田 真耶(やまだ まや)に言った。

 

 

「でもでも!先輩ってやっぱり弟さんには優しいですよね?もっとここでもそういう雰囲気を出したら人気が上がると思うんですけど」

 

 

ほう?それは私への挑戦と受け取っていいんだな?

 

 

「・・・真耶、ちょっと体を動かしたくなってきたんだが、組手の相手をしてくれないか?」

 

「え!?ちょ、ちょっとそれは・・・」

 

「遠慮する必要はないぞ。軽く一時間程度で済む」

 

 

私はそういうと、真耶の腕を掴み、引っ張っていく。

 

 

「あ!?ちょ!?先輩、謝りますから!許してくださぁぁぁい!!」

 

 

はて?何の事だろうか・・・?はっはっは、可笑しな後輩だな。

 

 

 

SIDE 千冬 END

 

 

SIDE 一夏

 

 

学校が終わって、長期滞在のための荷物の準備をするために早足で家まで帰った。

 

 

「あれ?誰か、家の前にいる?」

 

 

家の前には小柄で白髪の少女が立っており、家のチャイムを押そうとしていた。

 

小猫・・・だよな?

リアスさんは明日来るって言ってたのに、俺の勘違いか?

 

 

「小猫~!」

 

「あ・・・一夏くん」

 

「リアスさんからは明日来るって聞いてたけど、合ってたよな?」

 

「ええ、合ってます」

 

「じゃあさ・・・何でお前いるの?」

 

 

本当、何でいるのか見当がつかない。

 

 

「・・・・その、一夏くんの家に来たかったので、迷惑でしたか?」

 

 

そう、小猫は少しショボくれた感じでこちらを見上げる。

・・・ヤバい!!めっちゃ撫でまわしたい!!

 

 

すると、

 

 

「何やってんだよ?」

 

 

双子の兄である冬八が帰ってきた。

 

 

「別に」

 

 

俺と冬八の仲は最悪と言っていいほど悪い。

双子だからいいんじゃないか?No!No!そんなことは無い!

 

 

「ほら、冬八!何してんのよ?って、一夏じゃない!あんた急いで帰ってたから何か急ぎの用でもあるんじゃ・・・って…ふ~ん?」

 

 

冬八の後ろからひょこっと顔をだして、ツインテールの少女鳳 鈴音(ファン リンイン)が口早に話すが、小猫の顔を見て何かを考えるそぶりを見せる。

 

 

彼女、鳳 鈴音 通称 鈴は冬八に対して恋心を抱いている。いじめられていたところを助けられたそうで、冬八がいないときに俺に十二分に語ってくれた。

 

どうしてあんな奴を?

 

と聞いてみたら、

 

やっぱりあんたらって双子ね・・・

 

と呆れられた。

以前、俺は他クラスの女子に告白されたんだけど、それを知った冬八も鈴に同じような質問をしたらしい。

 

あんな奴と似ているなんて言われるとは・・・

 

 

そんなことを考えていると、

 

 

「冬八!やっぱし予定変更よ!今日は私の家で遊びましょ!晩ご飯も特別に作ってあげるわ!!」

 

「は!?今日はお前がゲームしたいって言ってたんだろうが!」

 

「急に気が変わったのよ!ほら、行くわよ!!」

 

 

鈴は冬八を、引き連れて自分の家がある方に歩いていく。

途中、小猫の横を通りすぎるとき、何かを言っていたようだけど話の内容は聞こえなかった。

 

 

「そういうわけだから、俺、飯要らねえから」

 

 

冬八がそう言ってきた。

 

 

「あんた、まだ一夏に家事任せてんの?自分でもやらないとこの先、後悔するわよ?」

 

「は?いいんだよ、どうせすぐに出来るようになるからよ」

 

 

二人はそう言い合いながら歩いていった。

端からみると、その光景はカップルにも見えるだろうが、実はあいつらって付き合ってないんだぜ?

 

 

小猫と俺の二人になり、俺は

 

 

「ここで突っ立ってるのも何だし、上がって行けよ

暑いし、冷たい飲み物くらいは出すからさ」

 

 

と、小猫にそう提案した。

 

小猫はコクッと小さくうなずき、俺の後を着いてきた。

その顔はほんのり紅くそまっていた




今回の鈴はどっちもの友達ではありますが、どっちかと冬八よりの人物です。

冬八は、性格の悪い奴くらいに思っててくれて構いません

一夏の神器のアンケートはそろそろ終了しそうな予定です。
目安では一夏が冥界に行く辺りまでなので後.2、3話くらいです。


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