白銀の王   作:うたまる♪

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今回はかなり短いです。

不満もあると思いますが、どうかご理解ください。


作者にもかけない時があるんです(泣)


第一.五章 暗黒の裁き
■■■


 暗い、暗い、光も何もない世界。

 

 

 およそ生物が生きていくには不可能と言ってもおかしくない世界。

 

 

 ありとあらゆる死が充満する空間。それがこの暗黒の空間だ。常人なら1日にももたずに発狂し、精神が破錠し、死人となるだろう。

 

 

 この世界にはありとあらゆるものが存在しない。

 

 

 重力

 

 

 時間

 

 

 概念

 

 

 色

 

 

 命

 

 

 全てのモノが存在しない。

 

 

 唯一存在するものは先が見えることのない虚無に包み込まれた暗黒だけだ。 

 

 

 そんな暗黒の空間にノイズが掛かったような声が木霊する。

 

 

 

 

 

 

 多くの命を奪い、血塗られたその姿、まさしく悪魔よ

 

 

 同胞を、貴様の大切なモノを守らんが為に修羅の道を歩んだか

 

 

 だが、お前のその血塗られた禍々しき手はいずれその身をとして守った尊きモノまで赤く染まったその手で粉々に握りつぶす

 

 

 一個の生命体でありながら魔の真髄に触れし罪人よ

 

 

 貴様は一個の生命体でありながら時すらも超越した

 

 

 時は貴様の使った魔法により、時に歪が生まれ崩壊する

 

 

 貴様の救った者達は貴様によって消える

 

 

 だが、私はそのようなことは望まぬ

 

 

 

 

 

 

 

 

 故に時の歪は私が修復する

 

 

 そして、貴様は永遠に十字架を背負え

 

 

 自らの過ちを後悔し、泣き叫び、この世界で一人叫び続けるがいい

 

 

 愛する者も憎しみを抱くものも全て喰らい尽くし

 

 

 死ぬことも生きることもできないこの世界で一人泣き続けるがいい

 

 

 

 

 

 

 

 

 それが時を狂わせし罪人が背負いし業よ

 

 

 

 一方的に告げられる言葉。その言葉に反論したい。いくつも湧き上がる疑問を解消させたい。何が起きているのか、この世界は一体何なのか聞きたい。

 だが、其れすらも許されない。それはこの暗黒の世界にありとあらゆるモノが無いせいなのか。それとも外部から何らかの力が働いているのか。第一今の自分は肉体を持っているのか。動くことすら許されず、まばたきすることすらも許されない。

 これでは泣くことも叫ぶこともできない。生きていると言ってもいいのか、これでは死んでいるのと変わらない。いや、死んで何もかもかなぐり捨てた方が楽だ。

 

 

 まさに生きることも死ぬことも許されない。

 

 

 地獄だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時の罪人に地獄など生ぬるすぎる

 

 

 貴様はこれからも生き永らえ死ぬことも許されず、自身の心に従う事も許さん

 

 

 命を重んじりながら多くの命を摘み取り、大切な者を護る

 

 

 貴様はこれから自身の大きな矛盾を抱えながら見ていろ

 

 

 その禍々しき血塗られた手で全てが壊れていく不条理を

 

 

 それこそが私から与える貴様への罰だ

 

 

 

 

 

 その言葉を言い終えると同時に暗黒の空間に再び静寂が訪れる。

 

 

 残されたのは声を上げることも動くことも息をすることもできずに苦しみもがく■■■だけだ。

 

 

 終わることもできない

 

 

 結末の無い物語が始まった

 

 

 

 

 




次回から原作に入りたいと思います!


次回はいつも通りの長さで書いて行きたいと思います!


次回は12日の1時ごろに投稿します。
1時って昼じゃなくて、今から4時間後のですよ?
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