ポケットモンスター 灰色の疾風    作:級長

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 メガシンカ
 ポケモンに眠る『真価』を呼び起こす進化。無数にあるメガストーンから対応したポケモンを発見する必要があり、研究は難航。フジ博士がある少年にリザードンナイトXを渡しており、それが世界最初のメガシンカと見られる。
 メガシンカするとされるポケモンは、
 ①これ以上進化しないこと。
 ②メガシンカはXとYに別れることがある
 ということしかわかっていない。八賢老事件時ではレッドが発動したメガリザードンXのみ研究者に知られている。エルトの持つメガバシャーモとオリジナルイヴが持つメガカメックスは未だ知られていない。


32.新たな力! メガシンカ!

 ハクタイシティ ポケモンセンター

 

 「過労が原因か」

 エルトはヒサメをベッドに寝かせて、額に冷えピタを貼る。熱があり、非常に苦しそうだ。寒さにも震えている。キッサキから来たとすれば、雪の中をこの軽装で抜けて来たことになる。

 イヴはヒサメの服を畳んで考える。雪国で暮らすにはあまりにも薄手だ。マフラーがあるとはいえ、これでは厳しい。今、ヒサメは厚手のパジャマを着ている。

 「ここにハナコを入れておこう」

 「乾燥しないようにアインも入れておくわ」

 布団の中にモウカザルのハナコとリーフィアのアインを入れておく。これで体温を取り戻すだろう。

 「母上……父上……」

 「……」

 ヒサメはうなされていた。八賢老に里を滅ぼされたらしいが、本当だとすればイヴにもう一つ戦う理由が出来た。

 「ねぇ、そういえばテンガン山って封鎖されてなかった?」

 「一人くらいなら抜けられる。ザルいからな」

 イヴはテンガン山の封鎖を思い出したが、警備は薄い模様。しかし集団で抜けようとするとさすがに困難だろう。エルトはズイの育て屋にいたのだが、テンガン山を抜けてマサゴまで来た。

 「ヒサメはどうする?」

 「一人にしておくわけにはいかんな。起きるまで待とう」

 結局、イヴ達はヒサメと旅をすることになった。イヴと同い年の少女を放置するわけにはいかないし、目的は同じだ。

 ヒサメを寝かせた部屋を出て、2人はポケモンセンターの外へ行く。朝一でバイアを襲撃したため、まだお昼である。

 「何しようかな」

 「暇ね」

 ヒサメが起きるまで診ているという甲斐性も無く、エルトとイヴは暇を持て余した。

 「あ、エルトくん」

 そこに、シロナがやって来た。エルトと別行動をしており、何かをしていたようだ。

 「こんなところで何してんですか?」

 「イヴちゃんの両親が見付かったのよ!」

 「はぁ?」

 シロナは当然の様に言うのだが、イヴをクローンと知っているエルトは困惑した。イヴの両親など、いるはずも無いからだ。

 「イヴはクローンってオリジナルの奴がだな……」

 「ナンセンスな事態だが、それも含めて説明しよう」

 混乱するエルトに一人の男性が声を掛ける。白髪で眼鏡をかけ、白衣を着た研究者らしき男性だ。顔立ちは整っていて、非常に若い。

 「イヴ!」

 「ふわっ!」

 そしてイヴに抱き着く女性もいた。男性と同じく白衣と眼鏡で、こちらは金髪を伸ばした美人だ。同じ研究者なのだろうか。

 「紹介が遅れた、俺はシルフカンパニーの研究員のユート。こっちは妻のエディ。俺達はイヴの両親だ」

 「それの説明を詳しく」

 「今するところだ。それと、娘を助けてくれたことに礼を言う」

 ユートはエルトに礼を言いつつ、説明を始めた。まずは、イヴがクローンかクローンでないかというところだ。正直、イヴのアイデンティティに関わるので解決は急ぎたい。

 「俺達夫婦は10年以上前、ある顧客との商談を取り付けるために会社からDNA塩基配列データの提供を頼まれた。会社の話だからってのと、所詮データであって細胞そのものじゃねーから悪用は無理だろうと応じたが……」

 「ははーん。その塩基配列データからお前らのと同じ細胞を作ったんだな?」

 エルトはそのデータ提供と現状を合わせて何が起きたか推測した。塩基配列のデータを基に細胞を再現し、怪しまれず遠隔的にユートとエディの細胞を顧客は手に入れたのだ。

 「鋭いな。その通りだ。そいつらが俺達の細胞で人造人間を生み出したと聞いて、いろいろ調べていたんだ。作られたのは約15年前。国際警察の諜報部員が教えてくれた」

 「リリスみたいな奴か?」

 「というかそのリリス本人だ」

 ユートとエディはオリジナルイヴのことを伝聞で知ってはいた様だ。エルトはオリジナルイヴ本人と出会っていた。オリジナルイヴは2人の細胞データをベースに作られた人造人間だったのだ。

 「オリジナルどころか実質、イヴの姉貴じゃんかよ……」

 「そのオリジナルイヴを名乗る奴がイヴを誘拐したと聞いて冷や汗を流したもんだ」

 「娘が誘拐されたってのに偉く冷静だな」

 エルトはユートの冷静さを疑った。血が繋がってないとはいえ、エルトの祖父母である育て屋夫妻は常にエルトが心配で仕方ない様子だったため、それと比べてしまったのだ。

 「面白いくらい取り乱してたのは誰かしら?」

 「それを言うな! 俺のキャラクター性に関わる! それにイヴの波導を記録してあるからクローンに混ぜられても俺達にはわかる」

 エディが当時の状況を思い出してユートをからかう。むしろエディの方が冷静だったという。波導の記録もエディが覚えていたから捜索に使えたのだ。

 問題は誰がデータを手に入れてそんなことをしたかだ。データを基に細胞を再現したところで、非常に精度は低いだろう。

 「しかしそのデータを欲しがった顧客って誰だ? 八賢老か?」

 「それは違う。エリートスクールを知っているか? ジキル博士が創立したトレーナーズスクールだ」

 「ッ!」

 「それって!」

 ユートの口からエリートスクールの名前が出ると、エルトが反応してイヴがエルトから聞いた話を思い出す。

 「君にも無関係ではないようだな。ジキルは才能のある人材を求めている。恐らく、俺達の子供を狙っていたんだ」

 「その通り」

 ユートの話に割って入る声があった。全員がその声がした方を向くと、変な老人がいた。八賢老ではないらしい。

 「なるほど、お前の仕業だというのだな、ジキル」

 ユートがその老人、ジキルを睨む。エルトも全く知らないわけではないようで、モンスターボールを取り出す。

 「そうだ。実質、貴様らの娘だからあいつには期待していたが、どうやら本物でなければならないようだ。八賢老を倒せばエリートスクールに戻してやると言ったら、案の定行動してくれた。奴が八賢老を倒せば我々が進出しやすくなる」

 「自分で作って、最後に鉄砲玉かよ。そんな奴に娘はやれんな」

 ジキルは才能に期待してオリジナルイヴを作り、才能が無いことに気付くと鉄砲玉としてシンオウに送ったのだ。人間とは思えない下劣な行為だ。

 「おいおい、まだ俺はあんたらをイヴの両親だと信じたわけじゃねぇぞ? 妙に若いし」

 「クロガネに記憶復元装置が搬入してある。診療所にシルフカンパニーが支給したものだ。それで何とかすれば信じてもらえるだろうか」

 まだ疑うエルトに、ユートは記憶復元装置の話を切り出す。シルフカンパニー製の機械で、エルトも知ってるほど有名な医療器具だ。診療所に支給したとなれば、妙な仕掛けをするわけにもいかないだろう。シルフカンパニーの信用に関わる。

 「ま、敵は同じだからそっちじゃ協力するんだけどね」

 「いや、この場は俺達が戦う。まあ、見てろ」

 ジキルを相手に、一歩出たのはユートとエディ。対してジキルはスクールの生徒らしき人間を2人呼び出す。一人は銀髪の少年、もう一人は薄い紫の髪の少女。

 「ギン、フラン! エリートスクールの才能を見せてやれ!」

 「はっ!」

 二人はモンスターボールを構え、ユートとエディに対峙する。しかし、ギンはエルトの方を見て何かに気付く。

 「チッ、エルトか。刑務所に行って死んだと聞いたが、生きていたとは。我が人生最大の汚点め! 貴様の様な兄がまだいることは屈辱だ!」

 「ほう? 安心しろ、5年後に人生最大の汚点は更新されるからな」

 忌ま忌ましそうにエルトを睨むギン。反対にエルトは余裕を持って返す。何やら予言めいたことを言いながら。

 「刑務所暮らしでおかしくなったか? 哀れなことだ!」

 「運命は決まっている。10年前、俺が神を名乗る男を倒した時からな。あ、クロガネ行くにはサイクリングロード使うしかないんだよな……、俺自転車乗れないや」

 困惑するギンに対してエルトはサイクリングロードの心配をする。エルトは自転車に乗れない上、カナヅチである。運動方面はからっきしだ。

 「ギン、これはこちらを惑わす作戦よ」

 「わかっている。早く勝とう」

 フランに宥められつつ、ギンはボールからメタグロスを繰り出す。フランはラッキーを出した。

 「行け! クニツナ!」

 「頼んだよ、メリー!」

 ユートはキリキザンのクニツナ、エディはエルフーンのメリーを出す。エルトの見たこと無いポケモンだ。

 「知らないポケモンだ!」

 『キリキザン。とうじんポケモン。コマタナの群れを率いている。ボスの座を奪い合い戦う。敗れると群れを追いだされる』

 『エルフーン。かぜかくれポケモン。どんなに細い隙間でも風のように潜り抜けてしまう。白い毛玉を残していく』

 図鑑を開くと、そんな説明があった。どんなポケモンなのか、お手並み拝見である。

 「メリー、ちょうはつ!」

 「速い!」

 エルフーンのメリーがちょうはつを放つが、やけに速い。全員より速く動いている。

 「エルフーンのとくせい、いたずらごころね。変化技は誰よりも速く出せる」

 エディが解説する。でんこうせっかと同じくらいの速度で変化技を出せるのだ。非常に便利だろう。

 「ラッキー、挑発に乗らないで!」

 ラッキーは挑発に乗ってしまい、変化技を出せない。フランが指示したちいさくなるは不発に終わる。

 「クニツナ、ローキック!」

 キリキザンのクニツナはローキックでメタグロスを攻撃。足を攻撃されてメタグロスは動きが鈍る。

 「チッ、使えない!」

 体勢を崩され、メタグロスはコメットパンチを外してしまう。

 「クニツナ、ふいうち!」

 「えっ?」

 わるあがきしか出来なくなったラッキーにクニツナがふいうちを仕掛ける。メリーより行動が速い。

 「攻撃しようとした奴に最速で攻撃を仕掛けるのがふいうちだ。読み合いが悪タイプの醍醐味」

 「私がこんな研究員ごときに……ちょうはつの効果切れまで耐えられないなんて!」

 「ラッキーはHPととくぼうは高いが、ぼうぎょは低い。これもあるしな」

 悔しがるフランに、ユートは黒い宝石を見せた。既に輝きは無いが、何らかの力があるらしい。

 「イッシュで発掘された道具、ジュエルだ。一回のみしか効果を発揮しないが、対応したタイプの技を強化する。これは『あくのジュエル』。悪タイプのふいうちを強化した」

 フランの計算がズレたのはキリキザンのクニツナがどれほどの攻撃力を持っているか知らなかったこと、そしてジュエルを知らなかったからだ。

 「メリー、とんぼがえり! 後は頼んだわ、キュウビ!」

 メリーはとんぼがえりでエディの下に戻る。メタグロスは若干のダメージを受けた。次に出て来たのはキュウコンのキュウビ。見覚えのあるポケモンに安心したギンだが、すぐに仰天する。

 「天候が……晴れに!」

 「近年発見された、夢とくせいよ。キュウコンはひでりが夢とくせいなの」

 キュウビが出た瞬間に、天候が晴れになる。にほんばれの効果だ。

 「これは、グラードンの! 今週の『ポケモンの友』に乗ってた噂のとくせいじゃないか! 実在したのか!」

 エルトは雑誌で噂を聞いたことがあった。都市伝説レベルの荒唐無稽な話だが、相手はポケモン。何があってもおかしくない。

 ポケモンというのは人知で予想できるものではない。所詮都市伝説と研究を切り捨てたジキル達の負けだ。

 「サイコキネシス!」

 「効くかよ!」

 サイコキネシスを出したギンのメタグロスだが、キリキザンのタイプを把握出来ずに不発。キリキザンは悪、鋼タイプだ。

 「キュウビ、だいもんじ!」

 「この俺が……負けるだと?」

 メタグロスはキュウビのだいもんじで焼き付くされた。まさに完封。エルフーンのメリーがちょうはつでふいうちの成功率を高めたり、コンビネーションも流石は夫婦。

 「ふん、気にするな。お前達の才能は本物、知らないポケモンを使われた誤算が敗因。本来は負ける試合ではない」

 「次こそは……」

 「私が出る」

 次のポケモンを出そうとするギンを止め、ジキルは自ら戦闘を開始する。よほど妙な負け惜しみまで言って、悔しかったのだろう。

 「ゆけ、カイリュー、バンギラス」

 「俺にもやらせろよ! 行くぞハナコ!」

 ジキルが出したのはカイリューとバンギラス。エルトはモウカザルのハナコを出して応戦する。イヴもモンスターボールを出すが、その前にユートから赤い腕輪を渡された。

 「メガリングだ。お前のルカリオに新たな力を授けよう」

 「メガリング?」

 イヴが渡された腕輪は何かの機械みたいだ。とにかく、イヴはルカリオのルカを出してバトルを始める。

 「バンギラス! 猿を仕留めろ!」

 「待ってましたぁ! ハナコ、マッハパンチだ!」

 ジキルはバンギラスにハナコを狙わせるが、エルトには読まれていた。バンギラスはハナコに顔面を殴られ、攻撃を停止する。

 「ほう、意外だ。てっきり有効打を与えられるカイリューを警戒しているものと」

 「ダブルバトルは2匹のポケモンを見なきゃいけないからな! 視界の限界がある分、展開を予想する必要がある。そこに付け込むのは俺の常套手段だから、すぐに敢えてバンギラスで攻撃することがわかった」

 ハナコの弱点を突ける飛行タイプのカイリューを警戒するのが普通だが、敢えて不利な悪タイプのバンギラスで攻撃とは意外だろう。トレーナー間の心理戦も勝利の鍵だ。

 「では貴様の父親のことを教えてやろう」

 「ああん? 町工場一つ満足に切り盛り出来ない親父がなんだって?」

 「お前の父親はそいつではない」

 ジキルは心理戦で優位に立ったエルトを揺さ振るために、衝撃の真実を語る。しかしエルトは何も感じていないようだ。

 「私には兄がいる。子供が出来ないと思い込んだ両親が、クローン技術を駆使して生み出した子供だ。だが、所詮はクローン。私の才能には敵わなかった。そう、貴様の父親とは、ヒワダタウンのハイドなのだ!」

 「へぇー。まさかハイドさんとわ驚いたー」

 どんなに衝撃の事実ぶっても、エルトは適当に流す。既に彼は育て屋夫婦の息子。今更、誰かの子になるつもりはない。

 「貴様! トリビアなら100へぇはいくだろう事実だぞ!」

 「それより気付いてる? 立ち位置」

 ジキルはエルトに言われ、自分の立ち位置を確認する。バンギラス、カイリューとジキルが一直線に並ぶ。

 「今だ! イヴ!」

 「メガ、シンカ!」

 『メガシンカ、メガルカリオ!』

 イヴは右腕に付けたメガリングのスイッチを入れる。腕輪からアナウンスが流れ、光が放たれる。イヴはそれを天高く突き上げる。ルカリオのルカが殻の様な物に包まれ、それを破って新たな姿で出て来る。

 「メガ……ルカリオ」

 「必殺技だ! 俺の作ったメガリングはお前とルカリオの波導調和率を高め、本当の力を発揮出来る! やれ!」

 「うん!」

 ユートから説明を受けたイヴはルカと顔を見合わせる。そして、互いに呼吸を合わせた。ルカの両手に濃い青色の波導が溜まる。

 「『シンクロウェーブ』だ!」

 「シンクロウェーブ!」

 『ドラゴンジェノサイダー!』

 イヴが叫ぶと、ルカが高く跳び上がる。そして、両手を重ねてはどうだんを放つ。ユートがその現象を場の全員に説明した。

 「イヴの高い波導をルカに送り、ルカのはどうだんで誘導するドラゴンジェノサイダー。その性質はりゅうのはどうと同じだが、威力は段違いだ」

 龍の形をした極太の波導にカイリューとバンギラスが呑まれ、ジキルも巻き込まれる。

 「これは、姉さんの分だ!」

 「ぬごおお!」

 イヴの一撃がジキルを撃破した。慌てたギンとフランがジキル救出に向かうが、かなり吹き飛ばされていた。

 「貴様ら、覚えていろ!」

 ギンは捨て台詞を吐いて逃げ出す。これで一応、オリジナルイヴへの仕打ちにも一矢報いただろう。

 「本来はあなたの強い波導を定期的に放出するために考えた機能なの。あの人が無駄にかっこよくしちゃったけど、必殺技みたいに使い過ぎないでね」

 「うん」

 エディはメガシンカとシンクロウェーブの注意事項をイヴに説明した。当のユートは必殺技の威力に興奮気味。だが、エルトは必殺技に興奮する余裕もなかったようだ。

 「それよりイヴ。今、姉さんって……」

 「オリジナルイヴは私の姉さんみたいなものでしょ? 確かに私のクローンを殺したことは許されないけど、ジキルはもっと許せない」

 「そうか」

 イヴがそう思えるようになって、エルトは何と無く安心した。

 「俺も好かれちまったし、二人であいつを助けようぜ」

 「ええ!」

 オリジナルイヴ救済を新たな目標に据えたエルトとイヴ。そんな2人を見て、ユートとエディは想う。

 「娘はやらんぞ」

 「私のことはお義母さんと呼びなさい」

 「まだお前ら信用してねぇよ俺!」

 そんなわけで、エルトとイヴの旅はまだまだ続く。続くったら続く。




 ユート製メガリング
 通常のメガリングと違い、1バトル1メガシンカの制限が無い。また、ユートの作るメカがオンオフや機能の発動がわかりやすくするために、アナウンスが入る。さらに、メガストーンの波長を記録してメガシンカに使うため、ストーンを使用者分用意する必要がない。
 イヴ用
 赤いメガリング。イヴが高い波導を溜め込んでパンクしないよう、ルカリオと連動して排出する『シンクロウェーブ』がメインの機能。
 エルト用
 黄色のメガリング。32話時点では開発中。『シンクロフレイム』によって、エルトの持つサイキッカー能力を充分に活かせる仕様にしたい模様。
 ヴァイオラ用
 紫のメガリング。特殊能力を持たないヴァイオラがその他メンバーに並べるように、ポケモンへ指示をコンマ0秒で伝えられる『クイーンズオーダー』の機能があるのだが、如何せん脳のアルゴリズムが原因で虫タイプ限定。大学で起きた事件を収めるために開発された。
 アッシュ用
 完全に開発中。灰色のメガリング。
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