ポケットモンスター 灰色の疾風    作:級長

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 トレーナーカード
 けんきゅういん ユート
 イヴの父親。バトルでは互いの手を読み合うのが好き。
 手持ち
 キリキザン♂(クニツナ)
 アブソル♀(キリヒメ)
 クロバット♂(アルカード)

 けんきゅういん エディ
 イヴの母親、晴れパ使い。
 手持ち
 エルフーン♂(メリー)
 キュウコン♀(キュウビ)
 シャンデラ♀(ランプ)


33.サイクリングロードを駆け抜けろ!

 サイクリングロード 入口

 

 「どうしよう、マジで……」

 エルトとイヴはニューラクノイチのヒサメを仲間に加えて、サイクリングロード前で絶望した。誰も自転車に乗れないのだ。イヴの両親も自転車に乗れないらしく、完全に詰みである。彼らは先に行き、記憶復元装着の準備をするらしい。

 「なら、あれを使うでござる」

 ヒサメが指を指す先には、人力車があった。自転車で引っ張るものらしい。だが、引っ張る人間がいない。ルカリオのルカも自転車には乗れないらしいので、これまた事態の解決にならない。

 エルトは先程から自分を付けてくる気配に気付いており、そちらを見る。

 「何をしてる。オリジナルイヴ」

 「ギクッ!」

 自転車置場の影に隠れていたのはライダースーツを着たオリジナルイヴ。リザードンと隠れており、そのリザードンが目立つためバレたのだ。

 「わ、私自転車乗れまーす……」

 そろそろと出て来るオリジナルイヴを、思い切りジト目で睨むイヴ。何をしに出て来たのか。

 「何をしてる」

 「誰も自転車に乗れないんでしょ? 私が漕ぐわ」

 「仕方ない、俺達にバトルで勝ったら漕がせてやる」

 「わかった」

 エルトはオリジナルイヴと交渉し、自転車を漕いでもらうことに。さて問題です。この会話、おかしいところはどこでしょう。

 「普通、拙者達が勝ったら漕いでもらうのではござらんか?」

 「それだ」

 ヒサメが指摘して、ようやくオリジナルイヴも気付いた。だが、エルトは不満げだ。

 「せっかく勝っても負けても漕いで貰える空気作ろうとしたのに……。忍者向いてないよな?」

 「そうだったんでこざるか?」

 「そうだったの?」

 エルトの策略に気付いていなかったのはヒサメだけではない。オリジナルイヴもまた気付いていなかった。彼女は涙目で体を抱きながら訴えた。

 「酷い! 身体だけが目当てだったのね!」

 「違うと思う。あと先に身体売ったのはお前だ」

 『身体』を労働力的な意味と見るか性的な意味と見るかで随分感じ方の変わる会話だった。しかしオリジナルイヴは両方の意味でエルトに身体を売ろうとしたので言い返せない。

 「オリジナル殿、聞いてたよりかわいい御仁でござるなぁ」

 「これでもクローン作って殺した凶悪犯だ、油断するな」

 ヒサメのオリジナルイヴに対する印象は良好だった。忍者らしからず対面の印象まんまで受け止めるのでエルトはヒサメが忍者に生まれた理由がわからなかった。

 「でもな、オリジナルイヴって長くて呼びにくいよな」

 「オリジナルって名称も皮肉にしか聞こえないからね」

 エルトとイヴはオリジナルイヴをどう呼ぼうか相談することになった。オリジナルイヴは長くて呼びにくい。イヴと縮めるのもややこしい。

 「じゃあこれで決めよう」

 エルトは手持ちのポケモン総動員でダーツの的を作った。回転する手の込んだ品だ。

 「ケーケーが器用で助かったよ。他の奴らは色塗りで済んだし」

 「さすがエスパーね」

 イヴはダーツの的を回して出来具合を確認する。的の中央に大きな灰色の円があり、そこに『タワシ』と書かれていた。そして的を円グラフみたいに分割した中に小さく『パジェロ』のゾーンが。

 「名前決めるダーツだよね?」

 オリジナルイヴは動揺した。他のゾーンになまじ『メアリー』や『ルチア』などまともな名前があるだけ、自分の名前がタワシやパジェロに成り兼ねない不安があった。

 「あ、そんなことしなくてもオリジナルにはエリートスクールで使ってた名前があるじゃない」

 「本人の前では『お姉ちゃん』って呼ばばばば!」

 イヴが名案を閃いた。エルトは余計なことを言い、イヴの手持ちであるフワンテのガストに上空へ連れ去られた。

 「イヴ……」

 「メガシンカのテンションでつい言っただけよ」

 「ツンデレでござるなななな!」

 ヒサメも余計なことを言って、イヴがエルトのムクバード、ラドに上空へ連れ去らせた。何気に、エルトのポケモンもイヴに懐いて言うことを聞くのである。

 「さ、行きましょう。漕げる漕げないは後から考えればいいのだから」

 照れ隠しのつもりか、イヴはサイクリングロードへ向かった。そして、そこで驚愕の光景を目にした。

 「なっ……。サイクリングロードが燃えている!」

 「焦げる焦げないってわけね」

 サイクリングロードが燃えていた。完全に陸橋タイプのサイクリングロードは破壊されていたのだ。後から追い付いたエルトとヒサメもそれを目撃する。

 「ふん、こんな楽をするものがあるから若者が堕落するんだ」

 「誰だ?」

 サイクリングロードを破壊した犯人と思われる人物がいた。白髪混じりの頭を丁寧にセットし、眼鏡をかけた人物だ。

 「八賢老、ヨスガ知事のシンタロウか」

 「貴様らも楽をしにサイクリングロードへ来たようだが、残念だったな」

 エルトはその正体に気付いた。ヨスガ知事のシンタロウ。シンオウで住みたい町ランキング一位の町に選ばれたヨスガシティにおいて、その座を危うくするような政策ばかり打ち出すのだ。最近では福祉施設を次々閉鎖し、孤児達を路頭に迷わせたことで有名だ。

 電気石の洞窟で修業したプロレスラー、エレキブルマスクが孤児達を救う為に奮闘しており、マキシマム仮面に迫る人気を博した。こういうエピソードもあるほど、彼の政策に泣かされた人は多い。

 選挙では高齢化社会で人数の多い高齢者からの票を武器にしており、ヨスガは若者に住みにくい町となった。

 「サイクリングロードを壊しやがってぇ! これはポケモンの住家をなるべく荒らさない様に移動手段を確保する大事なものなんだ! 管轄がハクタイとクロガネだからって好き勝手を!」

 ポケモンとの共存を考えて作られたサイクリングロードを壊され、エルトは怒り浸透。しかも管理で税金を出しているのはクロガネとハクタイ。壊れてもヨスガには損が無い。

 「関係無い。議会で決まったことだ」

 「激おこプンプンマジェスティックインパルスだこの野郎がぁ! 熱線の影にしてやる!」

 エルトが怒るものだから、余計に火の手が広がる。革命の炎はサイキッカー能力の延長だが、エルトには制御不能。喜怒哀楽に任せるしかない。

 「暑いでござる! エッジ、避難でござる!」

 ヒサメはニューラのエッジを連れて避難しようとする。しかし、エッジはマシュマロをエルトの火で炙っていた。避難を促したヒサメにもマシュマロを渡す。

 「早く焼けないかなー」

 「絶対あんたらニンジャ向いてない」

 ヒサメとエッジはマシュマロを焼き始めた。イヴは呆れつつ、エルトに視線を移した。

 「早く爆ぜないかな」

 「何してんのよ」

 オリジナルイヴもエルトの炎でポップコーンを炒り始めた。緊張感に欠けるメンバーである。

 「ふん、馬鹿め。若造が力を見極められずに私に刃向かうとは。愚かなり」

 シンタロウはフーディンとゲンガーを繰り出し、エルトに向かう。ダブルバトルをするつもりか。

 「行くぞ! ハナコ、ディアドラ!」

 エルトが出したのはモウカザルのハナコとブイゼルのディアドラ。シンタロウは勝利を核心して勝負に望む。

 「ゲンガー、さいみんじゅつ!」

 「ハナコ、ちょうはつだ!」

 ゲンガーはさいみんじゅつを使おうとしたが、先にちょうはつされて使えなかった。まだ完全に進化していないポケモンに速度を抜かれるとは、あまり育ってないようだ。

 「フーディン、サイコキネ……」

 気を取り直してフーディンに攻撃を指示するシンタロウ。だが、フーディンは既に鼻先をディアドラに噛み付かれていた。悪タイプはエスパーに効果抜群。怯んだ隙にハナコがかえんほうしゃでフーディンを迎撃。トドメにディアドラがアクアジェットをぶつける。

 「フェイントをちょうはつに、おいうちをかみつくに変えてみた」

 「やれ、ゲンガー。シャドーボー……」

 必死に指示するシンタロウだが、何もかも遅い。ゲンガーもまた噛み付かれてかえんぐるまで殴られ、アクアジェットで終了。

 「貴様!」

 「接待バトルとは違うのだよシンタロウくーん」

 シンタロウは瞬殺され、怒ることしか出来なかった。普段から接待バトルしかしたことのないシンタロウはポケモンとのチームワークも指示のタイミングもバラバラ。勝てるわけがない。

 「ならば目にもの見せてやる! いでよヒードラン!」

 シンタロウが呼び出したのはヒードラン。陸橋の柱を登り、エルト達の前に現れた。モンスターボールに入れておらず、頭にアンテナの様なものが付いていた。

 「あのガキ共を焼き殺せ!」

 ヒードランがマグマストームを発動する。辺り一体が突然噴火し、非常に危険な状態だ。

 「あれでサイクリングロードを!」

 エルトは鉄で出来たサイクリングロードが燃えた原因を突き止める。まさか伝説のポケモンを連れていたとは。

 「シンオウのヒードランはロード村の神様のはず! まさか持ち出したの?」

 イヴは頭の中から知識を引きずり出して驚愕した。ヒードランは火山に棲息する稀少なポケモンであり、特にシンオウのハードマウンテンに棲むヒードランはロード村という地元に根付いた神様なのだ。

 「これも議会で決まったことだ。少数派は民主主義に逆らえない運命!」

 「ぐぬぬ、所詮地方議会の癖に生意気でござる!」

 シンタロウは議会で決まったことだからと正当化しようとした。しかし所詮ヨスガの議会は地方政治。他の自治体にまで口を出せるほど権限は無いはずだ。

 「ふん、これだからガキは困る! 首都の議会は国政と同等の力がある。そこに多くの国政機関を抱えているのだからな!」

 「わけのわからないことを! ルカ、行くよ!」

 意味不明なことを叫ぶシンタロウは放置して、イヴはルカリオのルカを出してヒードランを止めにかかる。頭のアンテナを外せばいいのだ。

 「はどうだん!」

 まずははどうだんで牽制。割としっかり付いていて、なかなか取れない。

 「よいしょ」

 「え?」

 エルトは普通にヒードランへ接近、手でアンテナを外した。

 「今だヒードラン、マグマストーム!」

 「ば、馬鹿な!」

 エルトがマグマストームを指示し、シンタロウを攻撃。まさか手で外せるとはシンタロウも想像していなかった。

 「覚えておけ、焼き殺すは俺の特権だ」

 「エルト格好いい!」

 マグマストームに巻き込まれて舞い上がるシンタロウを尻目に、オリジナルイヴが一人でアイドル応援用団扇などを振り回しつつ盛り上がる。なんか納得のいかないイヴはあれを使うことにした。

 「メガシンカ!」

 『メガシンカ、メガルカリオ!』

 「シンクロウェーブ!」

 『シンクロウェーブ、はどうのあらし!』

 腹いせにシンタロウへ向け、極太の波導レーザーを放つ。マグマストームを巻き込んだ大爆発となり、シンタロウは虫の息だ。

 「人が真剣に取ろうとしたのに……」

 「手で取れちゃったなら仕方ないでござる」

 完全に八つ当たりだった。そのままイヴ達はドロドロに溶けたサイクリングロードを進むことにした。

 ヨスガシティ 役場

 

 ヨスガシティには何かを勘違いした役場があったという。大理石で出来た、明らかに王宮を意識した役場である。シンタロウがヨスガ財政の赤字を無視して作った役場であり、これが原因でヨスガは必要な社会保障を削る羽目になる。

 王宮を意識したデザインはシンタロウの『王族に生まれたかった』というコンプレックスの現れ。元々、シンオウの先住民族であった雪の民『フリサ族』、隠れ里の『ニューラニンジャ』、火山の一族『ロード族』、を弾圧したのも彼だ。シンオウの地をかつて共和制で治めたのがフリサ族とロード族であり、コンプレックス丸出しの弾圧である。

 シンタロウのコンプレックスが詰め込まれた役場の前で、ちょっとした騒ぎが起きていた。

 「だ、大丈夫かい?」

 「う……あっ」

 エレキブルのマスクを被ったプロレスラーが、一人の少女を揺り動かしていた。ワインレッドの髪を伸ばした、非常に顔立ちが整った美少女だ。

 緋色のスカートみたいな衣服と白い上着を組み合わせた独特の民族衣装はロード村に住むロード族のもの。特に白の上着と赤のロングスカートは、『火山の巫女』の証。しかしその衣装や少女自身があちこち焦げていた。

 「さ、さすがはエレキブルマスクのパートナー……凄い電気」

 少女はどうも、プロレスラーのエレキブルマスクが連れていたエレキブルに自ら進んで電流を流されたみたいだ。身体をきつく抱きしめ、恍惚とした表情をしている。

 「も、もっと……お願いっ!」

 少女が尻尾を掴んで懇願するので、エレキブルも電流を流す。褒められたので調子に乗り、さらに威力は高い。少女も事前に水浸しになったり、電気のジュエルを渡したり、てだすけしたり能力上昇をバトンしたりパワーアップに手を貸していた。

 「んぎゃああああぁぁぁっ! ぐっ、うあ、か、身体が……砕けっ、ひうっ! ああっ!」

 全力の電流を浴びて、少女は地面に崩れ落ちる。エレキブルマスクは少女の思考回路が心配になった。苦痛に喘ぐ中、快楽の声も混じってたりする。黄色い救急車が必要かもしれない。

 「あ……く、ぁぁ…。夢みたい……エレキブルマスクの相棒の、くっ、電気を……も、もっと、私を壊してっ……!」

 「もうやめたほうがいいとおもふ」

 先程より焦げているが本人は幸せそう。普通なら死ぬレベルの電流だろう。これ以上電流を流したら死ぬだろうし、エレキブルマスクは止めることにした。

 「自己紹介……まだだったね。私はロゼッタ・ロード。見ての通り、火山の巫女よ」

 「本物の火山の巫女とは驚いたなぁ」

 興奮から立ち直り、火山の巫女ロゼッタは挨拶する。ダメージが重くて瀕死状態だ。エレキブルマスクも火山の巫女はポケモンとのスキンシップが変わっていると聞いていたが、改めて面喰らった。まさか初対面でエレキブルの尻尾を掴み、胸に押し当てて直接電流を浴びようなど。それも服の上からではなく、素肌に直接当てて。

 「うん。あなたのエレキブルとっても調子いいね。よく育ってる」

 「あ、それはどうも」

 完全にロゼッタのペース。多少ダメージから立ち直ったようで、平然と彼女は立ち上がる。

 「今日は火山の神様を返してもらいに来ました! さあ、行きましょう!」

 「な、なんだか知らないが子供達の為になんとかするぞ!」

 そのペースのまま役場に突撃することとなった。後に大学で出会うエルトとロゼッタは、偶然にも敵を同じくしていた。

 

 クロガネシティ

 

 「オリジナル!」

 「オリジナル殿?」

 「どうしたんだ?」

 サイクリングロードを抜けてクロガネシティに着いたイヴ達。しかし、突然オリジナルイヴが倒れてしまったのだ。エルトは急いで抱き起こす。顔色が悪く、息も荒い。

 「やっぱり、もう、ダメかも……」

 「何言ってんだ! まだクローン達を殺した分償ってないじゃないか!」

 エルトが揺り動かすが、オリジナルイヴは徐々に瞼を閉じていく。

 「データから再現された人工受精卵から、さらに人工子宮で培養された私は……生物として不完全…なの。心身相関も上手く機能しないから」

 オリジナルイヴはユートとエディの細胞データから生まれた。不完全な人工細胞から受精卵を生み出し、人工子宮という不完全な環境で育てられた彼女は多くの不具合を抱えて生まれた。

 「どうした?」

 「何があったの?」

 そこへユートとエディが駆け付ける。記憶復元装置の準備を終えてイヴを迎えに来たのだ。

 「お母さん、お父さん! お姉ちゃんがっ!」

 「オリジナルイヴ……」

 ユートはオリジナルイヴを見て驚愕した。イヴをそのまま大きくしたような姿で、本当にイヴの姉みたいだ。

 「クローン技術の応用なら、フジ博士に相談しよう。だが、カントーに行かないと……」

 「俺がオリジナルのリザードンで飛ぶ!」

 ユートが解決策を思いつく。オリジナルイヴはクローン技術の応用で生まれた。なら、クローン技術の第一人者であるフジ博士に相談するのが一番だ。エルトはリザードンで飛ぼうとしたが、それはエディが止めた。

 「ダメよ、身体に負担がかかる」

 「なら、俺が飛行機でエルトと行く。エディ、イヴを頼んだ」

 ユートの提案で、エルトと飛行機で飛ぶことにした。ユートとエルトはオリジナルイヴを抱えて飛行機へ向かう。イヴとヒサメはエディと診療所に向かう。

 「記憶復元装置の準備は出来てるわ」

 「あ、メイディさんが」

 イヴは診療所に入るなり、焦げたメイディが転がっているのを見つけた。エディは笑顔でイヴに教える。

 「いいかしら、イヴ。お医者さんの失敗は則ち、死よ」

 「ニンジャの掟くらい厳しいのでござるな、医者殿は」

 翻訳すると『適当なこと言って娘を泣かせたのでシャンデラの晴れジュエルめいそうバトンてだすけもらいびオーバヒートで焼きました』というところだ。てだすけやめいそうバトンはユートも噛んでいるので、夫婦総出ということになる。怖い親バカだ。

 「さ、記憶復元を開始しましょう」

 イヴはエディに連れられ、記憶復元装置に向かった。これが自分を知る唯一の手掛かり。イヴは記憶を取り戻すことが出来るのか。




 シンオウの先住民族
 シンオウにはロード族とフリサ族という2つの先住民族がいた。両者は仲が良く、互いに協力してシンオウを治めていた。
 フリサ族は雪の一族。ポケモンと共にきのみを育てていた。信仰する神は『時空神ディアパル』。これはハクタイに像があり、時空の歪みでディアルガとパルキアが合体して見えた姿と最近の研究でわかった。
 ロード族は火山と暮らす一族。信仰する神はヒードラン。元々はフリサ族だったが、ハードマウンテンに暮らして文化が分裂した。ヒードランを手なずけられる少女を『火山の巫女』と呼ぶ。現在の巫女はロゼッタ・ロード。
 両者は苗字に『フリサ』『ロード』と民族の名を持つ。
 ニューラニンジャの一族はジョウトから来たが、政治など表舞台に出たがらないので摩擦も無く受け入れられた。
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