ポケットモンスター 灰色の疾風    作:級長

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 『私はシンオウを旅する途中、アッシュという男の子に出会った。初めは私達と同じ女の子だと思っていたが、男の子だったみたいだ。
 彼は自分のことをあまり語らなかった。連絡先も教えてはくれなかったが、私はアッシュとまた会える気がしていた』
 イヴが記した報告書より抜粋


赤い瞳のイヴ編
50.時渡り


 イッシュ地方某所 ブルジョワ伯爵の家

 

 「あんなことに巻き込まれて災難だったな。しばらく私の家にいるといい」

 キャサリンによって拘束され、拷問を受けていたジャスミンは静養のため、ブルジョワ伯爵の家にいることになった。

 伯爵の家はイッシュのセレブ達が豪邸を立てる住宅街にあり、この地域は金持ち達の手により報道規制がかけられている。ここでの取材は厳しく取り締まられる。

 この報道規制はブルジョワ伯爵の考案で、それは主に娘の為だったりする。

 今は家までリムジンで向かう途中で、車内には伯爵、ジャスミン、アッシュがいた。ジャスミンは珍しくチャイナドレスを着ておらず、ゆったりした赤いワンピースを着ていた。

 「すいません、家にまで招いてもらっちゃって」

 「報道陣を避けるなら私の家が一番だ。なぁに、大量の広告費を出してる私ならマスコミを黙らせるくらい造作もない」

 「……謝謝」

 ジャスミンは気恥ずかしそうにそういった。伯爵が会った時とは別人みたいになっており、戸惑いもあったりする。

 「凄いなぁ、あのお家、何人住めるんだろ?」

 アッシュは外に見える豪邸を眺めていた。どれも庭が広く、それだけでポケモンを何匹放せるかという規模の豪邸だった。

 「もうちょっと後にマチルダをヒュウに預ければよかったかな?」

 「また見れるわよ」

 アッシュはヒュウにレパルダスのマチルダを預けていた。マチルダはプラズマ団にさらわれた友人を助けるためにアッシュと行動していた。故に探偵業を始めたアッシュがプラズマ団から遠ざかることになったため、目的を果たせる様にヒュウへ預けられた。

 「なんだあれは?」

 ブルジョワ伯爵の家に着いたリムジン。そこで伯爵は奇妙なものを見る。伯爵の家にエリートスクールの面々が集まっているではないか。妙に感じつつも、リムジンは庭を抜けて豪邸に到着した。

 「エリートスクール?」

 「何故ここに……」

 何かの式典でもやるのか、エリートスクールの人間が辺りに結構いる。とりあえず、伯爵達は家に入ることにした。

 「そうそう、君達には私の娘に会ってもらいたいんだ。なんと言っても私の娘だ、かわいいぞ。アッシュと同い年くらいだ。あ、嫁にはやらんぞ」

 「……親馬鹿」

 ジャスミンは伯爵の親馬鹿っぷりを呆れつつも微笑ましく見ていた。彼女の母親は父親と離婚した後、姉を身売りに出して弟を餓死させ、挙げ句自分を捨てて金持ちの男と引っ付いた。事件の後、姉であるポケモン犯罪防止委員会のマツリカとは再会した。

 だから親馬鹿な方がジャスミンは好感が持てるのだ。それはアッシュも同じだったりする。

 「おーい! シルフィ、パパが帰ったぞー!」

 「シルフィ? ボクの友達と同じ名前だね」

 「久々だぞー!」

 アッシュはタチワキで出会った銀髪の少女を思い出した。伯爵の娘と彼女は名前が同じだったのだ。伯爵が娘を呼んでいると、

 「フン、馬鹿な亭主が阿呆面下げて帰って来ましたよ」

 そこへ、豪華なドレスを着込んだおばさんが姿を現す。このおばさんがブルジョワ夫人なのだろうか。成金系金持ち特有の、ブランド服に着られている無駄に華美な空気は伯爵と似ている。

 ただ、視線の刺々しさは悪事をしていた頃の伯爵以上だ。アッシュは無意識に警戒してしまう。

 「シルフィは? あのエリートスクールは何なんだ?」

 「あの子はエリートスクールの下で、最強のトレーナーとして生まれ変わったのです。この馬鹿な亭主には特別に見せてあげましょう」

 伯爵は夫人にシルフィの居場所を問い詰めた。夫人は伯爵を嘲笑しながら、ある場所に案内する。それは、伯爵が普段からホームパーティーを催すホールだった。赤絨毯のホールには、セレモニーを行うための準備があった。

 ステージ上に、シルフィの姿があった。エリートスクールの制服であるブレザーを着て、美しい銀髪を短く切った姿はアッシュが以前にタチワキで会ったシルフィのものだった。

 「あ、シルフィ! 久しぶり!」

 「……」

 「おお、シルフィ。あの綺麗な髪は切ってしまったのかい? ショートヘアも似合うじゃないか」

 「……」

 「伯爵? タチワキでシルフィと会わなかった?」

 「……」

 「だって久しぶりだし、髪も切ってたんだもん……」

 「……」

 シルフィはアッシュと伯爵の会話を黙って聞いていた。その目には、輝きがない。

 「……」

 「待って二人とも! 何か様子が変よ!」

 「……」

 彼女の異変に気付いたのはジャスミンだった。金持ち達を誘惑するために、人間の仕草や変化には敏感なのだ。シルフィは黙って、機械の様なものを取り出す。

 それを腹部に当てると、ベルトとして体に巻き付いた。機械はベルトのバックルだったのだ。特撮ヒーローの変身ベルトみたいだ。機械には何かを装着する穴が二つある。真ん中に一つ、左側に後付けされたかの様にもう一つだ。

 「さあシルフィ、この間抜けな客人に生まれ変わった姿を見せてあげなさい」

 夫人の言葉にシルフィは頷き、ブレイブハートとメガストーンを取り出した。ブレイブハートにはサーナイトが封印されている。それをバックルの真ん中にはめ込み、メガストーンをもう一つのスペースにはめる。すると、ベルトから音が流れた。賛美歌の様な音だった。なんの仕様か、ベルトからは電子音も鳴る。

 『サーナイト。サーナイトナイト』

 「メガ、バースト」

 シルフィがそう呟いて、バックル右側のボタンを押す。ベルトからさらに電子音が流れ、光も出た。

 『バースト、サーナイト! 抱擁、光臨!』

 『メガバースト、サーナイトナイト! 妖精、最輝!』

 光に包まれたシルフィの姿が変化する。銀髪は緑に変化し、白いドレスを纏う。10歳ほどだった彼女は、15歳くらいに成長していた。

 『メガサーナイト! ドレスオブ、ティターニア!』

 「な、何これ?」

 ふざけた様な変身音だが、突然の出来事にアッシュは戸惑う。シルフィはバーストした。エリートスクールは一体、彼女に何をしたのか。

 「どうだ伯爵。あなたの娘は最高のトレーナーとなった」

 「ジキル! ふざけるな、なんだこれは!」

 ステージにはエリートスクールの理事長、ジキル博士が立っていた。伯爵は娘の変貌ぶりに困惑し、ジキル博士に突っ掛かる。ジキル博士は非常に歳を食った老人だ。

 「感情を排して勝利のみを追求するトレーナー、エリートスクールが辿り着いた最強のトレーナーだ」

 「シルフィ! ボクだよ! アッシュだよ!」

 「貴様の声など届かない。彼女の力は私達が開発したバーストドライバーのお陰で才能を100%発揮するシルフィと戦ってみるかね? 貴様らクズトレーナーの間では、バトルはコミュニケーションの手段だそうじゃないか」

 ジキルは勝ち誇った様に笑う。シルフィは反応を示さず、アッシュ達にモンスターボールを向ける。

 「さあシルフィよ! 我々選ばれしエリートに刃向かってきたこのガキに鉄槌を下せ!」

 「了解。排除します」

 シルフィはボールからサーナイトを繰り出した。そして、サーナイトはサイコキネシスを放つ。

 「その程度、ボクの力で!」

 アッシュはポケモンを出さず、悪タイプの力を使ってサイコキネシスを無効化しようとする。だが、力は発動出来なかった。

 「あ、あれ?」

 「馬鹿め、貴様ごときカスの力が通じるか」

 ジキル博士は笑っていた。どうやら、シルフィの能力らしい。サイコキネシスがアッシュに迫っていた。

 「アイン! シザークロス!」

 そのサイコキネシスは飛んできたリーフィアがシザークロスで切り裂いた。

 「な、何? リーフィアごときがサイコキネシスを?」

 「虫タイプはエスパーに強いからね」

 リーフィアはイヴのアインだった。腰の下まで伸ばした黒髪を靡かせ、紅い瞳でジキルを睨むイヴ。黒いブラウスに赤のネクタイとプリーツスカートというポケモン犯罪防止委員会の制服が、ジキルの目に止まる。

 「ジキル博士及びエリートスクール! あなた達をポケモン犯罪幇助の罪で、壊滅させる!」

 「犯罪幇助? 我々が貴様ら匹夫の法律で裁けるとでも?」

 まだ余裕を見せるジキルの足元に、手裏剣が突き刺さる。それを投げたのは、イヴの隣にいるマニューラクノイチのヒサメだった。

 「拙者達の役目は悪党を法律で裁く事にあらず。法を捩曲げる様な強大な権力さえ、抹殺する。で、ござる」

 「どうやらこそこそとうちの生徒から逃げてここまで来た様だが、小娘程度では末端の生徒はおろか私など倒せはしない」

 まだまだ悠々とした姿勢を崩さないジキルだが、突然ホールに入るための豪華な扉が蹴り開けられた。そこから雪崩る様に伸びたエリートスクールの生徒達が溢れ出す。

 そこでようやくジキルの顔色が変わる。何故なら、真っ先にホールへ突入したのはエリートスクール予備学科の生徒達だったからだ。

 「恋する男は止められない! シルフィ、白馬の王子様が助けに来たぜ!」

 「仲間の為に戦うトレーナーとポケモンを、舐めんじゃないよ!」

 男子と女子による混成チームが意気揚々と突撃する。今まで金を納めるだけのゴミクズとばかり思っていた存在に選りすぐりの才能が打ち倒され、ジキルはワナワナと震えていた。そして、唾を撒き散らしながら叫んだ。

 「この虫けら共がぁぁ! 大人しく金だけ出せばいいものを!」

 「虫けらはテメェだ、ジキルさんよぉ!」

 後から現れたのは、エルトだった。他にも、ポケモン犯罪防止委員会の面々を引き連れている。

 通報したという予備学科の学生を率いるのはアチャモを連れたヒナとイーブイを連れたエイジだった。

 「シルフィ! 私よ! わかる?」

 「ありゃ、完全に操られてるぜ。博士! 方法は」

 シルフィはヒナやエイジの呼び掛けにも反応しない。後ろに立っていた、眼鏡で白髪の博士がシルフィの様子を見る。彼はイヴの父親、ユート博士だ。

 「バーストドライバーを改造したものか。あれは本来、大きなポケモンをバーストによって人間サイズに縮小、救助活動などに力を使うためのアイテムなのだが……」

 「貴様の様な愚か者には、その程度の利用方法しか思い付かなかったというわけだ」

 「アッシュくん。あのベルトが起動した時、音声が鳴らなかったかい?」

 ジキルが勝ち誇っていると、ユート博士はアッシュにそんなことを聞いた。アッシュは確かに、奇妙な音声を聞いていた。

 「うん、鳴ってた。ドレスなんたらとか」

 「よし、ならそいつを全力で倒せ! あの音声は根幹のシステムに手が加えられてないことを示す為に、趣味でもあるが、入れておいたんだ。つまり、根幹システムの一つ『安全装置』は機能している!」

 「安全装置?」

 「トレーナーへのダメージは全てベルトへフィードバックされる。とにかく倒せばベルトは壊れる! やっちまえ!」

 ユート博士によると、あの変な音声が流れたということは安全装置も残っているらしい。結構、重要かつ基本的なシステムと音声が連動してるとのこと。だが、激化する戦いの中、シルフィは多くのポケモンをいなしていた。

 「それが出来ないから、かきたくもない汗をかいてるんだぜ……!」

 あのエルトが、珍しく冷や汗をかいていた。シルフィに、エルト達の攻撃がまるで届かないのだ。

 「どういうこと? 攻撃がシルフィに当たらない?」

 シルフィに攻撃が直撃しても、それはすり抜けてしまう。シルフィはまるで、この場所にいないみたいだ。ただ、シルフィからの攻撃はこちらに当たる。

 「シルフィ! ボクだよ! 返事をして!」

 「危険だ! 下がれアッシュ!」

 アッシュはエルト達を攻撃し続けるシルフィに向かって走り出した。

 「この! 届けぇえ!」

 アッシュがシルフィに手を伸ばそうとすると、バリアの様なものが彼の行く手を阻む。力を込めてそれを破ろうとすると、アッシュの身体から闇が吹き出した。

 「もっと力を……これを破れるだけの力を!」

 「無駄だ。シルフィのベルトには時間と空間をずらす機能が付けられている。貴様らの攻撃は決して当たらん!」

 「そんなことあるか!」

 ジキルは余裕を持ってネタばらしをする。シールドに阻まれるアッシュに向けて、シルフィが渾身のムーンフォースを叩き込もうとする。

 「危ない!」

 イヴがルカにアッシュを助けさせようとしたが間に合わない。アッシュはムーンフォースの直撃を受けた。

 「アッシュ! ……あれは?」

 エルトはムーンフォースで起きた爆発の煙から何かが飛び出したのを見つけた。紫色の光に包まれた、見たこともない何かが、この広間の中央にいた。

 人の様なシルエットをしているが、サザンドラに近い装飾が施されている。バーストした人間なのだろうか。装飾といえば、赤や黒の模様はイベルタルのものだ。

 エルトはその左目を見て、正体に気付いた。右目は紫色でぎらついているが、左目は大きなYの字が見える。これは、アッシュがエルトから渡された『イベルタルの羽』の力で、左目を治した時に見えたものだ。

 「アッシュか?」

 「え?」

 「なんでござるかあれは!」

 その、謎の生き物の正体はアッシュだった。エルトの推測ではあるが、アッシュと判断するに足る証拠はあった。

 その生き物は唸るだけで、とてもアッシュとは思えない。エルトはその生き物から放たれる、圧倒的な死のエネルギーを感じた。

 「暴走……してるのか?」

 アッシュの足元から闇が広がり、全員が後退りする。逃げ遅れたエリートスクールの生徒がそれに触れてしまった。

 「が、がぼぼば!」

 その生徒は太っていたのに、みるみるミイラみたいに干からびてしまった。その光景に、誰もが驚愕した。

 アッシュらしき何かは、その生徒から吸い取ったエネルギーの様な、光の玉を手に取った。それを取り込むと、サザンドラの様な咆哮をあげた。それだけで屋敷が震え、今にも崩れそうになる。

 「この音……なんかヤバいでござる」

 「だろうな。りゅうせいぐんの音だ。それも、普通のやつより強い」

 エルトはヒサメが聞き付けた音から危険を察知し、脱ホルビーの如く逃げ出した。それを見た、アッシュらしき何かとシルフィ以外も屋敷から避難した。

 「な、何が起きて……」

 「はは、もう慣れたわい」

 戸惑うブルジョワ夫人に対し、伯爵は冷静だった。ブルジョワ邸に隕石が降り注ぎ、完全に崩壊させた。ただ、シルフィとアッシュらしき何かは無事だった。

 「フッ、その程度ならシルフィが手を下すまでもない! 私が直々に倒してやる!」

 「なんかまた変なの出たな」

 上空には、アルセウスの下半身に人の様な上半身を持つ何かが浮いていた。全身が真っ白で、顔もアルセウスなので正体がわからないが、エルト達は声からジキルではないかと推測する。

 シルフィと同じ様なベルトを付けており、やはりバーストしたものと見られる。ただ、アルセウスが捕まるとも思えないので、おそらくはアルセウスが使用するプレートをブレイブハートに封印したのではないかと思われる。

 「さあ、獣よ、我が力の前に沈め!」

 「アッシュが危険だ! ルカ!」

 ジキルがプレートを自分の周囲で回転させ、何らかのエネルギーを発生させようとする。アッシュを助ける為に、イヴがルカにジキルを攻撃させたが、はどうだんはジキルをすり抜ける。

 「効かぬ。私も時間と空間をずらしているのだ」

 アッシュらしき何かが放ったあくのはどうやりゅうのはどうも、ジキルをすり抜ける。その生き物は、徐々に動きが鈍くなっていた。

 「アッシュは元々体力が無いんだ、あのまま暴走を続けたらマズイぞ……」

 エルトによれば、アッシュは暴走することで体力を消耗しているらしい。このままでは、死の危険すらある。

 「過去へ去れい! タイムゲート!」

 回転するプレートがアッシュを囲み、エネルギーを発する。アッシュの足元が星空の様な空間になり、彼はそこに吸い込まれていった。

 「アッシュ!」

 ブルジョワ伯爵は驚愕した。崩壊したブルジョワ邸がみるみるうちに再生し、元の姿に戻ったのだ。それどころか、野ざらしにしていたら5年前に壊れてしまった『慈愛の女神像』が復活していた。

 「おいおい、ジョースター邸崩壊以来行方がわからなくなっていた『慈愛の女神像』じゃーねぇか。ジョースター邸で台座に取り付けられた、アステカの石仮面もあるから本物か? あれが付いてることを知ってる奴は少ないから、イミテーションではないな?」

 「庭に飾っていたら5年前に壊れたはず……何故だ?」

 「オメーは世界指定最高重要文化財をなんだと思ってんだ」

 エルトはブルジョワ伯爵を後でシメることにして、現象の理由を理解した。あのプレートが放っているのは、過去へ戻るエネルギーだ。

 「どれ、シンオウにでも行ってもらうか。ポケモンと話せるというなら、ディアルガにでもここまで送ってもらうのだな」

 プレートがアッシュを押し潰し、その姿を消した。全員が呆然とする中、エルトだけは笑っていた。

 「何がおかしい若造」

 「お前は今、墓穴を掘った。未来を変えられる、唯一のチャンスだったなのにな」

 エルトが天を指差す。空から何か巨大なエネルギーが迫っていた。それを見たイヴやブルジョワ伯爵達は、安堵したという。




 次回予告
 アッシュがジキルによって飛ばされたのは、5年前のシンオウだった! 波乱のシンオウ編開幕。アッシュは元の時代に戻り、シルフィを救えるのか?
 次回、『イヴとアッシュ、時空を越えた出会い!』。灰色の疾風が、シンオウを駆け抜ける!
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