ぐるめにいこぉう   作:猫座頭

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ねこです。

今回は小話です。

色々本編のプロットを考えてたら行き詰ってしまいまして息抜きがてらに書きました。

本編無理ゲーすぎてもう……

トガちゃんに癒されたい。膝枕してほしい。チウチウしてほしい。

と言うか刃食とトガちゃんの絡みを見て癒されたい。

誰か描いてくれないかしら……

↓カニバルの全身像

【挿絵表示】



小話② 〜お店〜

 

 

 

カニバル、喰ヶ崎刃食とトガヒミコが後に言われるヘドロ事件を目撃してから数十分後。

 

二人は暗い裏路地を歩いていた。

 

いや、厳密には刃食がトガヒミコを背負ってるため歩いているのは一人だけだが。

 

「結構遠いですね〜」

 

「んん、もぉうすぐだ、よぉっと、みえてきたぁ」

 

そう言って刃食が指差す先には

 

黒塗りのアンティーク調の建物が建っていた。

蔦が縦横無尽に伸びているがある程度の手入れはされており窓などには蔓延っていない。またその窓からは怪しく蝋燭が揺らめいている。

 

そして黒塗りの看板に金の文字で『τρώγων』と書かれていた。

 

「?アレなんて読むんですか?」

 

「あ、ぁ。『トゥローゴン』だぁよお」

 

刃食は質問に答えながらトガヒミコを背中から降ろす。

 

「刃食くん背が高くて楽しかったです!」

 

トガヒミコはそう言って天真爛漫な笑顔を刃食に見せる。

 

「ふふ、そぉそれぇはよかったぁよ」

 

刃食もそれに笑顔で返す。彼女のに負けじ劣らずの爽やかな笑顔。

 

 

 

「それでここがステーキの美味しいお店ですか?」

 

「そぉうだぁね」

 

刃食とトガヒミコがここにきた理由は夕食にステーキを食べたいとトガヒミコが言ったため刃食が自分の知っているステーキの美味しい料理屋に連れて来たのであった。

 

「ここ、とぉもだちぃいがぁやって、るんだぁ」

 

刃食の友達。

トガヒミコは気にしていないが

他のカニバルとして刃食を知っている者にとってそれは衝撃だろう。何故なら刃食に、()()カニバルに友達がいるのだから。

 

「じゃ、ぁなかにぃはぁぃろぉか」

 

刃食はトガヒミコの手を引きながら店の中に入って行く。

 

店の中も黒を基調とし薄暗く照明も間接照明と蝋燭で柔らかくも弱々しい光。その光を所々にある金色の模様や調度品の装飾が妖しく反射する。天井を見上げればシャンデリアが暗い空間の中でも煌びやかに存在を示している。床は黒くも木目が美しいさを醸し出している。

 

「…………す」

 

「んぅん?」

 

「凄くオシャレです!ここ、大好きです!!」

 

トガヒミコは驚嘆し感動した。

ここまでオシャレなお店だとは、そして何より刃食が連れて来てくれるとは思っても見なかった。

例えば連続失血事件の容疑者でも乙女。其れなりの美意識は存在する。

 

 

 

「はは、それは嬉しいなぁ」

 

場に別の声が響き渡る。

一瞬の静寂の後にトガヒミコは声が聞こえたおそらく厨房と思われる所に体を向ける。

 

その男は黒いコックコートを身に纏っていた。

 

頭からつま先まで黒で統一している。

 

「……誰ですこの人?店長さんですか?」

 

トガヒミコは突然声を掛けられたことにキョトンとしている。

 

「あぁあ、あぁ……まぁそ、ぅうだねぇ。だいぃたぁいあってぇるょお」

 

刃食は若干苦笑いしながら質問に答え、そして紹介し始める。

 

「こぉの、みせぇのシェフのぉ…」

 

 

 

 

クラウと言います。以後宜しくお願い致します」

 

 




ねこです。

今回はクロアブーストさんからいただいたキャラクター『クラウ』を登場させましたー。

小話での登場ですが本編にも出します。

デスウーズの方でもいただいたのですがどうも筆が進まず「これは…きっとトガちゃん成分が足りないんだな‼︎」と今回の話を書きました。

この小話は小話としてまだ続きがあります。

今度は本編を投稿することでしょう。


よろしくおねがいします。
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