スキマを抜けるとそこには大空が広がっていた。
「は!?ふざけんなよ、あの女!!救って欲しけりゃ地上に出せよぉぉ!!」
空兎の叫びは幻想卿<天地>に響き渡った。
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~空兎が天地に来る5日前、天界にて~
「もう世界が終わるなんて考えられない程に平和ね~」
「そうですね。でも、総領娘様?5日後に救世主さんが来るんですから、大丈夫ですよ。」
「そこなのよ。男らしいけど、ブサイクとかいかにもイケメンとかあり得ないし。
それに同じ屋根の下とか......」
「乙女ですねぇ。」
ガールズトーク(?)に華がないお話である。
~その頃、地底では~
「と言うことで、天界の天人様と協力して救世主さんを手伝う事になったので全員頑張って 下さい。」
「「はーい」」
と地底側はさとりが皆をまとめていた。
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そして話は戻り、空兎。現在落下中。
「さぁーて。どうするかね。」
落ち着いていた。
それを見る天子、さとりは叫ぶ。
「あの人、無茶苦茶じゃないの!?(ですか!?)」
天子とさとり&地底一同は落下地点にクッションを敷き詰め始める。
だが、空兎は...空気を殴った。意味が分からないだろう。簡単なことだ。空気を殴って威力 を弱めているのである。
地上に無事降り立った空兎に二人が駆け寄ってくる。
「私達は、貴方が世界を救うお手伝いをします。古明地さとりと......」
「比那名居 天子よ。」
マトモな自己紹介が来たので返しておこう。
「俺は誘宵 空兎。紫に来させられたんだけど、結局どうすりゃ良いの?」
「「えっ?」」
「もしかして、なにも知らずにここに来たの?紫後で覚えてなさいよ...」
と、軽い説明を受け、やることは分かった。
「ようは、ぶっ飛ばせば良いんだな?」
二人が頷く。しかし、
「私、こいつにはまだ任せる積もりは無いから。弱い人間に救うとか言われたくないの よ!」
まあ当然の反応である。いきなり、世界救うからって強いかも分からない奴には任せた食わ ないだろう。
「じゃあやるか。戦おう。実力を見てもらおうか。」
~十分後~
「じゃあ行くわよ!!悲想非悲想の剣!!はぁぁ!!」
スペルカード。全力かな。剣に向かって蹴りを繰り出す。
久しぶりの楽しそうな相手につい30%も力を出してしまった。
天子が思いっきり飛んで行った所でやり過ぎた事に気づき、壁にぶつかる前にしっかり受け 止めた。天子の顔が赤かったのは気のせいだろう。
その日から早速二人を鍛える事にした。
明日、倒しに行く。そんなときだった。
「空兎様!さとりさまが!!」
お空が慌てたようすで走ってくる。話を聞くと、一人で敵の所に向かったらしい。
慌てて天子と共にさとりを追いかけた......。
はい。2話前半どうだったでしょうか。まだまだ序章なので今後見てくれると助かります。
次回後半・バトル編。気長に待って頂けると幸いです。
それでは次回お会いしましょう。
じゃあな。(by空兎)