パラレル幻想旅行   作:比那名居 天子

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だいぶ遅れました。スミマセン…


第3話 [幻想郷・天地] 後半・バトル編

~前回のあらすじ~

さとりが一人で敵の元へ行ってしまった。助けるべく、天子と共にさとりの元へ向かう。

~本編~

「やっぱり、私じゃ勝てないのね… 天子、空兎、地底の皆、ごめんなさい…」

さとりは一人で敵と戦い、何も出来ずに倒れていた。

『お前じゃ俺は倒せない。少し鍛えたくらいで、今の俺には届かないよ。』

「私の力では届かない…空兎、あなたが救う世界なのよね。あなたがやるべき…」

そう言いかけた時、

「くだらねえな。なぁ、さとり。俺がいなきゃ終わる世界なら、とうの昔に終わってるさ。」

「空兎が言ってくれたの。この世界は私達が創る世界だって。空兎の能力【力を合わせる程度】の

能力で私達が創るのよ!」

銀髪の少年と、青髪の友人が来てくれた。その二人の声にさとりは立ち上がる。

「さぁ、行こうか。なんのためにいる俺なのかを今見せてやるよ。二人を…」

「「「合わせる」」」

さとりと天子の周りが光に包まれる。そして、二人が一人に。

「「空兎、行こう?今なら負ける気がしない!」」

ああ、行こう。と言いながら、『敵』に突っ込む。

初めは優勢だったものの、『敵』も本気を出してくる。

長引かせてはいけない、と判断した俺は、二人に合図を送る。

「「行っくよー〈緋心・心天ノ剣〉!からの、〈心天・スカイハート〉!」」

二人の合体スペカの重ねに俺も技を加える。

「行くぜ!〈原典・緋心ノ嘆キ〉!!」

天子とさとりがいる時にしか使えない技。繋がりが強いほど、強くなる。

壮大な爆発がおき、爆風が舞う。あれほどの威力を喰らってなお、『敵』は立っている。

『まだだ。ここでやられるわけには…チィ〈暴食王・ベルゼブブ〉!』

こちらは誰も立てないはずだった。天子もさとりですら、一歩たりとも動けない。

だが、二人の前に、二人が愛した彼に似た黒髪の少年が立っている。

あたりを見ても、空兎はいない。目の前の少年は、右手を前に突き出し、言う。

『そんな、技効くかよ。散れ、【天ノ兎ハ黒へ染マリ、黒兎ヘト化ケル。ウガテ、黒兎ノ嵐】』

銀髪の空兎は黒へ染まり、ベルゼブブを腕の一振りでかき消した。

少し回復した二人に言う。

『そいつを斬れ!そしたら、全て終わる!』

その言葉を聴き、二人は『敵』を切り倒した。

『この世界が守られる時、お前、いや俺の世界が…』

しかし、黒髪から戻った空兎も、天子、さとりですらも、誰もその言葉を聞けた者は居なかった。

一週間後、傷を治した空兎は、同じく傷を治した天子とさとりに追われていた。

「こ〜ら〜!私の帽子返しなさいよ!」

「私のヘッドセットもです!」

二人の言葉に笑いながら答える。

「悪い。でも、次の世界にそろそろ行くから、次また会う時まで借りてくよ!」

「「ちょ、ちょっと〜」」

そうして、幻想郷・天地から一匹の兎が消えた。

 




いかがだったでしょうか。これからもっと沢山の世界へ行きます。
ので、ぜひ見ていって下さい。
次回、幻想郷・幽兎、前編・再び幻想郷へ をよろしくお願いします。
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