います。もし、まだ3話を見ていない方は先にそちらを見て頂くと助かります。
あの『敵』との戦いから一夜明け、俺は天界に傷の療養として泊まっている。
さとりも、俺がいるから。という理由で天界にいるのだった。
「空兎、痛くない?」
「痛かったらすぐに言って下さいね。」
天子とさとりが傷口に薬を塗ってくれている。俺が塗られている間の二人はとても仲がいい。
「ふう、風が気持ちいいねえ。」
と言っていられたのだが…
3日後、俺はもともとの回復力が高いため、すぐに傷が治っていた。
いつもの二人はお互いに塗り合うという事を始め、バトルみたいにゴロゴロ転がっていた。
あまりに激しいので、打ち身やらが、増える一方で、止めるのに一苦労していた。
そんなある日、いつも道理二人が塗り合いを始めたので、しばらく外を見ていたら、依久さんが話
しかけてきた。
「空兎さん。天界はいかがでしょうか。」
いい所だ。と答えると嬉しいそうに
「そうですか。」
と返し、立ち上がると、
「二人をよろしくお願いしますね。」
そう言って去っていった。
また、二人を止めるのに一苦労して一日が終わる。
『敵』を倒してから6日後、二人がついに回復した。
俺達三人は紫が作った(?)遊園地に行き、まるでデートのような一日を過ごした。
天子がお化け屋敷でビビりすぎてお化けに切りかかった時は流石に焦ったが、それなりの思い出を
作るのことが出来たと思う。
二人の気持ちには、気づいている。だが、俺はこの世界の住人ではない。
もし、二人に告白された時、なんと返そうかとても悩むだろう。
だからここに手紙を残した。俺が借りている部屋の机に乗せておく。
~天子、さとり。この世界はとても楽しかった。
まだ俺にはやる事があるらしい。今は何もしてあげられないけど、
いつかまた会う時に、元気な声で久しぶりって言えるように頑張ってくるよ。
じゃあな。空兎~
次の日、俺は帽子とヘッドセットを借りて世界から出た。
「行っちゃったわね。」
「行ってしまいましたね。」
天子の右手には、空兎の手紙があった。
「結局、ポケットにいれちゃったなぁ」
「ふふふ。まあいいですよ。きっと気づいてくれますよ。」
~空兎さん、空兎へ
私達、空兎さんに何も出来ないままでした。
ですので、今度会うときは絶対にお礼をしたいと思います。
今度は私達が。
私もさとりと同じだから、絶対よ?絶対だからね?
今度は私達が、空兎を助けるから!
古明地さとり。比那名居天子。~
二人の目には涙と強い意志があった。
空兎がその手紙を読み、クスッと笑うのは、そんなに先の事では無い。
どうだったでしょうか。少し曖昧な部分と伏線を分かり安く出来たのかな?と思います。
実は、ノートの方では一応完結しました!ですが、2部と3部、そして別の話(どれも空兎主人
公では無いです。)をノートに書いているので、また投稿遅れるかもです。
それでは、皆様、どうかよろしくお願いします。