「随分時間がかかったわね。何かあった?」
少し苦戦した。と伝えると、早く次へと言われ、別の【幻想郷】へ。
「行く前に忠告するわ。今までよりもめんどくさいから頑張りなさい。」
適当に返事をしてスキマに入る。
«幻想郷・紅魔»
「分かっていたさ。でもよ…また、この高さからスタートかよ!」
当然落下。何度目だろうか。もう慣れたのかもしれない。とりあえず、落下の衝撃を相殺し、地面に降り立つ。すると、目の前には大きな屋敷があった。立ち止まっていた所で始まらないので、玄関を探す事にした。壁沿いに歩いていると、角で誰かとぶつかった。
「あいたたた…」
「あ、悪い。ちょっとよそ見してた。ゴメンな?大丈夫か?」
声をかけると、大丈夫です!これでも悪魔ですから!と返ってきた。悪魔関係ないだろとは、言わないでおく。まぁなんやかんやで、屋敷もとい、紅魔館の事をさっきぶつかった自称悪魔さんもとい小悪魔もとい、〈こあ〉から話を聞いた。(小悪魔って少し長かったから勝手にあだ名つけたら目をキラキラさせて喜んでいた。)
〈こあ〉に紅魔館の主であるレミリア・スカーレットに取り次いでもらい、レミリアと話すことになった。
「私に何か用かしら。妹の事で時間がないのだけど。」
「手っ取り早く言うと、この世界って滅んだりするのか?」
今まで通りなら、世界が滅ぶから敵を倒せ。だった。しかし、レミリアの話を聞くと、妹の方が優先されていた。なら、もしかすると。
「すぐには滅んだりはしないわ。妹が暴れない限りは、だけど。」
やはりこの世界には、アイツはいない。ならやることは一つだ。妹とやらの問題を解決させる。
「悪いがもう一つ用があるんだ。俺をこの屋敷で雇ってくれ!」
「はぁ、分かったわ。咲夜、こいつ…って名前を聞いてなかったわね。」
俺は軽い自己紹介をした。
「空兎ね。咲夜、空兎の世話を命じるわ。私はフランをどうにかしてくるから、何かあったらまた呼んで頂戴。」
「解りました、お嬢様。では、空兎さんまずは屋敷の案内と部屋の場所を教えます。ついてきてください。」
案内が終わり、部屋をもらい、現在、咲夜とこあに連れられ、掃除をしている。執事服をもらったが、サイズがピッタリ過ぎて驚いた。時間を止めて採寸したらしい。
その日の夜、レミリアの叫び声らしきものが聞こえた。部屋を出ると、咲夜も部屋から出たところだった。二人でフランの所へ向かった。中に入ると、レミリアが暴走したフランに襲いかかられていた。レミリアを助けようと咲夜が駆け出した瞬間、もう一人のフランによって吹き飛ばされていた。
「咲夜!」
咄嗟に咲夜に駆け寄ると、
「私はいいので、早くお嬢様を!貴女なら出来るのでしょう?空兎さん。世界の救世主なら。」
と咲夜は言った。自分よりも、レミリアを。俺のやることが決まった。フランとレミリアの問題を解く。咲夜に任せろ。と言い、フランの元へ。
「なぁ、フラン。俺と遊ぼう。この世界のルールで。」
俺は、執事の仕事を始める。
今回はここまで。まだ6話なのが辛いです…ですが、頑張ります。\( ‘ω’)/ウオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーッ!!
なんだこれ…