この素晴らしい世界に傭兵を! TSR   作:ボルテス

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 ダクネス&クリス様初登場回。

『おい、作者。リメイク前と展開殆ど変わってねーじゃねえか! 地の文とかセコセコ書き直しただけでリメイクとか舐めてんのか? あ゛…?』
 と、考えている方が多いかと思いますが、ご安心を。

 前書きに書くと、後書きに何も書く事が無くなりそうなので、詳細は後書きにて。


四話 この寝不足男に勘違いを!

「ジャイアントトードを三日以内に五匹討伐。クエストの完了を確認致しました。ご苦労様でした」

 冒険者ギルドで受付のおっぱいさんにクエスト完了の報告し、報酬を受け取る。

 

 泣きながらタックルをしてきたアクアは、俺の腹部に大ダメージを与え、俺の意識を一瞬飛ばす事に成功した。

 今はめぐみんと一緒に、大衆浴場で身体の汚れを落としている事だろう。

 

「……本当にモンスターを倒すだけで強くなるとか、ゲームみたいだなあ……」

 俺は思わず呟いていた。

 まあ、あまり強くなった実感もないのだが....。

 

「それではジャイアントトード二匹の買い取りとクエストの達成報酬を合わせまして、十一万エリスとなります。ご確認くださいね」

 

 おっぱいさん、あざーっす!

 …って、たったの十一万かよ……。

 

 カエル一匹の買い取り金額が五千エリスだから、俺が昨日余分に倒した分も入れると三万エリス。

 そして、クエストの達成報酬が十万エリス。合わせて十三万エリスか。

 

 聞いた話だとクエストは、四人から六人で行うものらしい。

 普通の冒険者の相場だと、一日から二日をかけて戦うのだそうだ。

 

 つまり、五人パーティーだと仮定して、約二万六千エリス。

 俺達は三人パーティーだから、一人辺り約四万三千エリスか。

 

 この数字だけ見ればいい稼ぎだ。

 だが、俺は豪砲ロリと知力が足りない系女神の面倒を見ながら戦わなければならない。

 

 サムおじさんにも、こんな無茶を言われた事はなかった。

 まるで子供のお守りだが、まあそれはいい。

 最後に決めたのは俺なのだから。

 

 …子供のお守りで思い出したが、昨今の託児事情は大変だと聞いた事がある。

 何でも子供は、好奇心旺盛でジッとしていてくれないらしい。

 

 幼稚園児などはちょっと目を放した隙に、道路に飛び出して車に轢かれそうになった例もあると聞いた。

 でも、アクアとめぐみんは幼稚園児じゃないし大丈夫だよな…。

 

 アクアはちょっと目を放したら、有り金全部を酒に変えただけだし。

 めぐみんは爆裂魔法を撃ったら、身動き一つ取れなくなるだけだし……。

 

 …あれ、ちょっと待てよ……。

 もしかして、俺、とんでもないブラック企業に就職したようなもんなんじゃあ……。

 

 現実逃避気味に、他のクエストにも目を通すとそこには……。 

『ーーおじさ……僕と契約して魔法少女になって欲しいーー ※要、十三歳以下の少女に限る』

 

『ーー俺っちの鎧の強化に使う鉱石を採掘して欲しいーー ※採掘途中に、鉱石が稀に爆発するため気を付けること』

 

『ーー嫁がどうぶつの森から帰ってこないので連れ戻して欲しいーー ※大変危険な森ですので……』

 色んな意味で、ロクなクエストがないな……。

 

 ……特に三つ目。

 この世界にも存在するというのか、廃人を続出させたというあの恐ろしい森が……!

 

 こんなクエストばかりなのに、あの二人を連れてクリアしろとか……。

 俺は近くのテーブルに座ると、なぜ子供のお守りのような事をするハメになったのかを真剣に考えていた。

 

 アクアに関しては、アイツのポンコツぶりを見抜けなかった俺が悪い。

 めぐみんに関しては、俺がアクアに適当に返事をしたせいか。

 

 それとも、めぐみんの甘い言葉にホイホイ釣られた俺が悪いのか。 

 ……そうして暫く考え、めぐみんの件については、俺の睡眠不足が招いた結果だと気づいた。

 

 その事に気づいた俺は、両手の拳をテーブルにドンドンと叩き付ける。

「くそっ! くそっ!!」

 

 俺に視線が集まるのを感じるが、今はそんな事はどうでもいい。

 …確か、アクアは紅魔族は生まれつき知力が高いと言っていたな……。

 

 恐らくめぐみんは、俺が睡眠不足で思考能力が低下している事を知っていたのだろう。

 つまり、めぐみんは俺が絶対に断わらない条件を提示して、パーティーメンバーになったと……。

 

 …な、何て事だ……!

 全てはめぐみんの計画通りだったのか……。

 俺はめぐみんの手の平の上で、コロコロ転がされていたという事に……。

 

 可愛い顔してるのに、なんてヤツだ…。 

 めぐみん、恐ろしい子……!

 俺の体調が万全だったのなら、こんなミスなんてしなかったのに.....。

「うおおおおーっ! 睡眠の重要性! 睡眠の重要性! 睡眠の重要性! 睡眠の重要性! 睡眠の重要性! 睡眠の重要性! 睡眠の重要性! 睡眠の重要性! 睡眠の重要性! 睡眠の重要性! 睡眠の重要性! 睡眠の重要性! 睡眠の……」

 

 自分の失態に気づいた俺は、テーブルに頭をガンガンと何度も何度も打ち付けていた。

 俺を見る視線が多くなった気がしたが、もうどうでもいい。

 

 ……俺が睡眠を……睡眠さえ取っていれば……。 

こんな事には……こんな事には、ならなかったのに……。

 

 俺が睡眠の重要性を再認識していると、突然背後から声をかけられた。

「……楽しそうな事をしているところにすまないが、ちょっといいだろうか……?」

 

 その声の主は前半もなにか喋っていたような気がするが、テーブルに頭を打ち付けていたので、俺は上手く聞き取れなかった。 

「すいません、今ちょっとそんな……」

 

 恐ろしいめぐみんの策の前に敗れ、ぐったりとした俺は背後を振り返り、その声の主を見て言葉を失う。

 ……とびきり美人の女騎士だ。

 

 クールな印象を受けるその女騎士は、頑丈そうな金属鎧に身を包んだ金髪碧眼の美女だった。

 頑丈そうな金属鎧のせいで体型は分からないが、その女騎士はとても色気がある。

 

 俺は紳士的な態度になると努めて爽やかな声で。

「……どうされました、俺に何かご用でしょうか?」

 

 恐らくこの女騎士の目には、俺がかなりのイケメンに映った事だろう。

 …今は、俺がイケメンではないという事実は関係ない。

 そう、俺がイケメンだ!(錯乱)

 

「このパーティーメンバー募集の貼り紙は、あなたのパーティーの物だろう? もう人の募集はしていないのだろうか」

 言いながら、女騎士が見せてきたのは一枚の紙。

 

 そういえば、紅魔族随一の策士であるめぐみんをパーティーに入れてから、募集の貼り紙を剝がすのを忘れていたな……。

 

「大丈夫ですよ、まだパーティーメンバーは募集していますから。俺はお姉さんのような美しい女性なら大歓迎ですよ!」

 俺は力強く言い切ると、女騎士の手を両手でそっと摑む。

 

「う、美しい!? わわわわ、私がか!?」

「もちろんですよ。お姉さんの他に美人がどこにいるって言うんです?」

 

 キリッとした顔で言った俺の言葉に、女騎士は湯気が出そうなくらい顔を真っ赤に染め。

「…お」

 

「お?」

「お、おそと、はしってくりゅーーーっ!!」

 

 可愛らしい声で叫び、俺の手を振り払い、ギルドからダッシュで出て行った。

 俺は女騎士が出て行ったギルドの出口を見ながら呟く。

 

「ふっ……。……これがギャップ萌えか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なあ、めぐみん。スキルの習得ってどうやればいいんだ?」

 俺はヌボーとした目でめぐみんに聞いていた。

 

 昨日の夜、馬小屋に帰って寝ようとしたら、案の定アクアが『一人は嫌』とか言い出したので一緒に添い寝をした結果、今日も俺は寝不足なのだ。

 

 現在、俺達はギルド内の酒場で昼食を取っていた。

 今は客の入りがピークなのか、ウェイトレスのお姉さん方が慌ただしく動き回っている。

 

 ギルド内の酒場は満員で、席を確保するのにも苦労した。

 そして俺の目の前では、めぐみんが一心不乱に定食を喰らっている。

 めぐみんは食事の手を止め、顔を上げると。

 

「初期職業の冒険者であるカズマは、誰かにスキルを教えてもらうのです。まずは目で見て、スキルの使用方法を教えてもらうと、カードに習得可能スキルという項目が現れるので、ポイントを使ってそれを選択すれば習得完了なのです」

 

「…つまりめぐみんに教えてもらえば、俺でも爆裂魔法が使えるようになるって事なのか?」

「その通りです!」

 俺の言葉に身を乗り出し、以外な食いつきを見せるめぐみん。

 

「…めぐみん……。積極的なのはいいけど、時と場所を考えような。今は昼だぞ」

 いつもよりテンションが低く、諭すように言った俺の言葉に、めぐみんは俺に蔑むような目を向け。

 

「何を言っているのですか、カズマは……」

 ありがとうございます、ありがとうございます。

 我々の業界ではご褒美です。…いや、違った。

 

 俺は、そんな特殊な性癖は持ち合わせてはいなかった。

 めぐみんはコホンと咳払いをすると。

「冒険者であるカズマは、アークウィザード以外で唯一爆裂魔法が使える職業です。 まあ、習得にはポイントをバカみたいに食いますが、それでもいいと言うのなら、幾らでも教えてあげましょう。 それに、爆裂魔法以外に覚える価値のあるスキルなんてありますか? いいえ、そんなスキルなど存在しません!そんなスキルは、存在するはずがないのです!さあ、それが理解できたのなら、私と一緒に爆裂道を歩もうじゃないですか!」

 

 俺に顔を近づけて、途中から興奮気味にそう捲くし立てためぐみん。

「まあ落ち着けよ、豪砲ロリ。顔が近いぞ」

 

 言いながら、俺の視線はめぐみんの服の間から覗く、胸の谷間なのか隙間なのか、よく分からない部分に向けられている。

 

 …何だろう、俺にそんな趣味はなかったはずだが、めぐみんに会ってから俺の中のガイアが目覚めようとしている気がする。

「ご、豪砲ロリ……!?」

 

「おーい、めぐみん。どうしたんだ?」

「豪砲ロリ……、この我が豪砲ロリ………」

 

 俺の一言にショックを受けらしいめぐみんは、大人アピールのつもりなのか、定食の付け合せのにんじんをモソモソと食べだした。

 

 どうやら乙女心は複雑らしい。

 これ以上ないぐらい、一言でめぐみんを適切に表現したのだが…。

 

 他に聞く人もいないので、俺は隣で定食のおかわりを注文しようとしていたアクアに尋ねた。

「なあ、アクア。お前なら、便利なスキルをたくさん持ってるんじゃないか? 俺に教えてくれよ」

 

「…なあに、カズマ。 この私のスキルを覚えたいの? しょうがないわねー。私のとっておきの宴会芸スキルを……」

 

「よし、把握。お前はもういい」

「最後まで聞いてよーーー!」

 

 宴会芸スキルという単語で全てを理解した俺は、しょぼんとしたアクアを尻目に頭を抱えた。

 …やべえ、やべえよ……、アクアは……。

 

 何だよ、何なんだよ、宴会芸スキルって……。

 宴会芸スキルって多分アレだろ?

 パーリィーの時に使うスキルなんだろ?

 

「…ねえ、ねえってば……。もう……ちゃんと聞いてる? キミがダクネスが入りたがってるパーティーの人かな? 有用なスキルが欲しいんなら盗賊スキルなんてどうかな? 習得にかかるスキルポイントも少ないしお得だよ」

 

 それは、背後からの突然の声。その声に俺は背後を振り返る。

 俺に声をかけてきたのは、頬に小さな刀傷のあるサバサバとした明るい雰囲気の銀髪の美少女だった。

 

 その隣には昨日、俺のパーティーに入りたいと言ってきた美しい女騎士もいる。

 女騎士は俺と目が合うとサッと顔を背け、下を向いて恥ずかしそうに俯いた。

 

 男に免疫がないお姉さん、とてもいいと思います!

「盗賊スキル? どんなのがあるんだ?」

 俺の質問に銀髪の美少女は上機嫌で。

 

「盗賊スキルは使えるよー。 罠の解除に敵感知、潜伏に窃盗。 持ってるだけでお得なスキルが盛りだくさんだよ。 どうだい? 今なら、クリムゾンビア一杯でいいよ?」

 

 その言葉に少し考えた俺は、この子にはリスクなんてないという結論に至った。

 なので…。

 

「じゃあ、せっかくだから、お願いしようかな。 …すいませーん、こっちの二人に冷えたクリムゾンビアを二つ!」

「はーい。クリムゾンビアお二つですね。承りましたー!」

 

「い、いや私の分はいい。私があなたにスキルを教える訳ではないからな…」

 若干、顔を赤くして言った女騎士に、俺は手をヒラヒラと振り。

 

「いいんです。いいんです。そこの銀髪の子のついでですから」

 俺はそう言いつつ周囲を見渡して、二人が座る席がない事に気づいた。

 

 一人分は俺が退けば、どうにかなるがもう一人分は…。

 女性に気遣いができる男と評判だった俺は、二人に笑いかけながら。

「…座ります? 俺が椅子になりましょうか?」

 ここだけの話、適当に頭の中に浮かんだ言葉をそのまま口にしただけなので、正直自分がどんな発言をしたのかはちっとも把握していない。

 そう、1ミリたりともだ。

 紳士的な態度をとる俺に対し、銀髪の子は何故かひきつった笑みを浮かべながら。

「い、いやそれはいいかな…」

 

 ……なるほど。

 この子は、きっと顔面神経痛なのだろう。

 俺より若いのに、苦労してそうだ...。

 

「…こ、この男できる……!」

 興奮気味に、俺を見て呟いた女騎士の言葉が印象的だった。

 きっと、俺の紳士的な態度に感動したに違いない。

 

 何だか、俺のテンションがおかしいような気がするが、全ては睡眠不足のせいなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あたしはクリス。見ての通り盗賊だよ。で、こっちの無愛想な子がダクネス。この子の職業はクルセイダーだから、キミに有用そうなスキルはないと思うよ」

 

「俺の名前はカズマだ。クリス、よろしく頼むよ」

 俺はクリスに盗賊スキルを教えてもらっていた。

 …まあ、色々あってタルの中に入ったクリスをダクネスが転がしたりしたのは置いておく。

 

「それじゃあたしの一押しのスキル、窃盗をやってみようか。このスキルは、相手の持ち物を何でもランダムで奪い取るスキルで、成功率はステータスの幸運に依存するよ。 相手の武器を奪ったり、大事なお宝だけかっさらって逃げたりと、使い勝手がいいスキルだよ」

 

 俺のパッとしないステータスの中で、幸運だけは抜きん出て高い。

 つまり、俺の長所を最大限に有効活用できるという訳だ。

 

「じゃあ、キミに使ってみるからね。『スティール』ッ!」

 クリスが手を突き出し叫ぶと同時に、その手に摑んでいた物は…。

 

「おお、凄いな。俺のサイフか…」

 俺のたいして金が入っていない軽いサイフだった。

 

「ええ!? ここはもうちょっと驚くとこじゃないの? だって財布なんだよ!?」

 俺のサイフを手に驚くクリス。

 

 その姿を見た俺はこう考えた。

 きっとクリスの持病である顔面神経痛は、この世界では難病なのだ。

 

 それほど、治療に大金がかかる病気なのだろう。 

 だから、俺の軽いサイフでもクリスはこんなにも騒ぐのだ。

 

 ……今度、暇な時にいい病院でも探して紹介してやろう。 

「ま、まあいいか…。それじゃ、サイフを……」

 

 クリスは、俺にサイフを返そうとして、イタズラを思いついた子供のような笑みを浮かべた。

 

「…ねえ、キミ。あたし勝負しない? 早速窃盗スキルを覚えて、私から何でも一つ奪ってみなよ。それがどんな物だろうと文句は言わない。この軽いサイフの…………」

 

 長くなりそうだったので途中から聞き流したが、きっとクリスは顔面神経痛を治療するための金が欲しいのだ。 

 

 しかし、俺のサイフを奪う訳にもいかないので、こうして回りくどいやり方にしたのだろう。

 恐らく、あんなにも自信たっぷりなのは何か対策があるのだ。

 

 俺は自分の冒険者カードを取り出すと、敵感知、潜伏、窃盗スキルをそれぞれ1ポイントずつ消費してスキルを習得する。

 

 10ポイントあったスキルポイントが3消費され、俺が最初から持っていた7ポイントだけが残った。

「…その勝負に乗ろう。たとえ、分の悪い賭けだとしてもだ!」

 

「え!? あたし、何にも言ってないのに! 意外とキミって鋭いんだね…」

 感心したように言ったクリスが取り出したのは大量の石。

 

 予想通り対策をしていたか…。 

 治療のための金に困っているのなら仕方がない…。

 例え、俺がクリスから何を奪ったとしても返してやろう。

 

 なんなら、俺の軽いサイフぐらいならクリスにやってもいい。

 だが、クリスには俺が真剣にやっているように見せよう。

 

 …それが優しさという物だ。 

「よし、行くぞクリス! やあああああってやるぜ!『スティール』ッ!」

 

 俺が気合を入れて叫ぶと同時に突き出した右手には、何かの感触がある。

 右手をゆっくり開くと、そこには純白のぱんつが…。 

 

 ……俺は戦利品を確認すると、なくさないようにズボンのポケットに入れる。 

 そして、そのまま無言で馬小屋へ帰ろうと……。

 

「ま、待ちなよキミ。 無言でどこに行くの!? あたしのぱんつ返してよ!!」

 ……したところをクリスに呼び止められた。

 

 俺は、たまたまクリスのぱんつを盗んでしまっただけだ。

 …そう、仕方がない。 偶然なら仕方がないな…。

 寝不足の俺が馬小屋で睡眠を取るのは、おかしな事ではない。

 馬小屋で寝ているときに、たまたまクリスのぱんつの存在を思い出してしまう事もあるかもしれないが、それもまた仕方がない事だ。

 …大事な事なので二回言うが、仕方がない。

 そう、仕方がないのだ。

「…馬小屋だけど」

 

 俺の言葉を聞いたクリスは、途端にひきつったような顔になった。

 …やはり、俺の予想通り顔面神経痛と見て、間違いないだろう。

 

「…えっ? キ、キミは馬小屋で何をするつもりなの!?」

 俺はクリスの顔を見ながら、ポッと頬を赤く染め。

「言わせんなよ。……恥ずかしい」

 

「…………い、いやあああああああああ! やめてええええええええええええええええっっ!!」

 

 クリスが涙目で飛び掛かってきた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回の話は、若干リメイク前より展開に変更があります。
具体的にはダクネスの出番が増えます。

より自然な展開になっていると思いますが、ご期待に添えなかったら、すいません。
ではまた!

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