三咲町 路地裏
「「ハッピーバースデーサツキ」」
「ありがとうありがとう!」
ということで本日、8月15日は私、弓塚さつきの誕生日です!
おめでとう私!ありがとう私!ありがとうってなんだ私。
いやはやー、また来ちゃいましたよ、このときが。えーっと私今年で幾つになるんだっけ…?
まあ、永遠の高校生だしそんな関係ないんだけどね!
「いやあ、しかしあれだな。こうやって三人で誕生日を祝うのは初めてだったりする…?」
「かもしれませんね、なんだかんだで色々ありましたし」
「あー、そうかも。それでも毎年ケーキは買ってきてくれてたような…?」
「まあ、プレゼントとか買えなかったから、ケーキぐらいはね」
そう言って、私の頭を撫でるリーズさん。
ん?ということは今年プレゼントあるってことなのかな?
いや、別に、あれなんだけれど。欲しがるほど私は子供ではないけれども、それでもやっぱりもらえるものはほしいと言うか。
「さて、ケーキを食べて今日はもう寝ましょうか」
「えっ?!早くない?!まだ夜は始まったばっかりだよ!?」
夜、というか私達にとっては朝だけれども。
これから私達の時間ー、っていうのに!あ、リーズさんは朝も全然平気なんだけれどね。そうじゃないとお金稼げないもんね。
というか誕生日プレゼント…
「知らないのか、サツキ。誕生日プレゼントは早く寝ないともらえないんだぞ」
「そうですよ、サツキ。明日の朝、目が覚めると枕元にプレゼントが置いてあるんです」
「クリスマスかな?!」
「そうだぞ。誕生日も同じだぞ」
「そうですよ」
「そうだよ(便乗)」
いつの間にか、琥珀さんが混ざってました。
いっつもいつの間にか混ざってますよね、琥珀さん。
「……………………」
「いや、レン。確かにそのケーキ持ってきたの私達だけれども。今日はさつきの誕生日だから。そのケーキはさつきが「食べていいよ」って言うまで食べちゃだめよ」
「………………………」
「……ごめん、さつき。先にケーキいただいてもいいかしら?ごめんなさいね」
「よだれひどいもんね。どうぞどうぞ」
レンさんのよだれがリミットブレイクしていたので琥珀さん達がもってきたケーキを食べてもらうことにしました。
まあ、琥珀さんが来ているということはレンさん達も来ているということで。
「持ってくるまでよくケーキ無事だったね」
「なんとか他のもので釣ってたわ。クッキーとか与えておけばここまでひどくはないし…」
「…………………………」
「まあ、私もケーキには弱いけれど、レンほどではないわよ」
「………………」
「ほんとにぃ?」
「ほんとよ!っていうかさつきまで!」
今回はレンさんとシンクロできたみたいでした。
いや、なんとなくそういうかなーって思ったから言ってみたらそうだったみたい。よかったよかった。
ということで来てくれた琥珀さん達と私の誕生日パーティしました。
…翌日本当に枕元に私への誕生日プレゼント(小物とかタオルとか)置いてあってうらしかったです。
ありがとう、シオン、リーズさん、琥珀さん、レンさん達。これからもよろしくね。