恋する吸血鬼   作:のゔぇんぶれ

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来ちゃったんだもの…来ちゃったんだもの!

C95 二日目 東S34bにて新刊配布(予定)です。
今回、一話、描き下ろしがあります。頑張らせていただきます。
値段はいつもと同じく500円。よろしくお願いいたします。

といいましたが600円です、すみません600円です。
よろしくおねがいします。




第三十一話

三咲町 路地裏。

 

「ということで、改めて!」

「シオン!FGO登場おめでとう!」

「…ありがとうございます…」

 

なんだか釈然としてない顔をしているシオンを囲んでパーティをしている私達!路地裏同盟です!そして私は、このSSの主人公、弓塚さつきです!

いやーめでたい。とてもめでたいですよ。

シオンがきたということは私達も絶対にくる!そして「誰だこの最かわキャラは。なになに、月姫に出てくるキャラ…?なるほど本編をや、なにできない?リメイクはよ」ってなるはず!

そして私のストーリーが追加されて!そして私は遠野くんと!デェヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ

 

「さつき!さつき!乙女がしてはいけない顔をしているぞ!」

「はっ」

 

そうだった、私は乙女。妄想しすぎた!

いやぁ、本当に。ねえ。ありがたいことですよ。うん。

…ただ、ですね。なんでかその出れたシオンが浮かない顔をしているんですよ。

 

「…で、どうしてシオンはそんな顔を?」

「いえ、平行世界の私が出れたことはとてもめでたい事なんですが…平行世界の性格が…どう考えても私じゃなくリーズ…」

「えー?そう?私、「カット」とか「リテイク」とか使わないよ?」

「確かに口癖はそうですけれど、口調とか、性格とか!」

「えー?なあ、サツキ。私あんなに砕けた口調に社交性あるか?」

「うん」

 

いやね?はじめ、リーズさんは聖堂騎士団の人だから口調と性格硬い感じがするなーとは思ったけれど、よくよく絡んで見ると全然そんな口調硬くなかったし、性格もあんな感じだし…。

確かにシオン、なんだけど、シオン、ではない感じはする。まあ、平行世界?ってやつなのだし仕方ないのかもしれないけれど。

 

「後、あれですね。向こうの私、親があれなんですよ。いえ、確かにこの私の親もあれといえばあれなんですが…」

「あれ、かあ。というかあれ、向こうだと凄い落ち着いてるのにな」

「えっ?そうなの?!」

「うん、凄い落ち着いてた。少なくともあんなテンションで「カットカットカットカットカットカットカアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアット」とか言いそうにない」

「…それ別人なんじゃ?」

「まあ、平行世界だしな」

 

平行世界って凄い。…ん?まてよ?

もしかしたら平行世界で私と遠野くんが付き合ってる可能性がある!絶対ある!

よ、よーし勇気出てきたぞ!こっちの私だってまけないぞー!!!!!!!

 

「なにか気合い入れ直してますが、さつき」

「なぁに?」

「さつきの話は志貴にはタブーなので」

「うっ」

「あー、言ってたな。眼の前で消えたって」

「うっ…で、でもそれも平行世界の話だし…」

「……あ」

「その考えはなかった」

「だよね?!だよね?!?!?!??!」

 

まあ、どちらかと言えばこっちの三人で路地裏同盟として活動してるほうが平行世界っていう考えもあるんだけれど…、ほ、ほらそこ触れてはいけない。

大丈夫大丈夫。遠野君つよいもん、乗り越えられてるよ。

 

 

まあ、なんにせよリメイクの希望は見えた!

いい風来てる!!!!!!!!!!!!!!!!

…来てる、よね?

 

 

 

 

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