恋する吸血鬼   作:のゔぇんぶれ

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第三十三話

三咲町 路地裏

 

「…で、これはどういうことかな?」

 

にっこりと笑いながら雑誌を指差して、こう私にきいたリーズバイフェさん。そして其の隣ではシオンがうなずいていました。ひえっ、完全にこれあれだ。取り調べだ…。

あ、はい、皆さんこんにちわ。弓塚さつきです。

そう、えーっとですね。シオンに続いてFGOに登場しそうなのが私、そう、私、月姫のメインヒロイン(予定)の弓塚さつき、なんです。

それも重要キャラのマスター、として。

 

「え、えっと…。こないだ、琥珀さんによばれて、ちょっとしたスタジオへ足を運んだらですね…」

「ほう」

「なんかわけのわからないうちにこの人(八華のランサー)のマスターになって、って言われまして…」

 

なんだかそのときはご挨拶した程度だったけれどとっても綺麗な人でした。

なんの話か一切わからないかったけれどね!というか其の時に歴史の勉強でしか知らない織田信長さんとか沖田総司さんみたいな人たち居たけど?!どういうことなの?!?!?!?!?!??!

…まあ、琥珀さんには「流行りのコスプレイヤーですよ」って言われましたけれどね。それを聞いた本人たちが「いや、織田信長そのものじゃが?!」って言ってましたけど、まあ、凄いなりきれる人なんだな、って思いながら見てました。

その後琥珀さんとその織田信長さん(本人談)の喧嘩(というよりじゃれ合い)を沖田総司さん(本人談)と一緒に見てました。止める気はなかったです。

 

「まあ、本人もよくわかってないことがよくわかったが。…それとは別に」

「サツキ。サツキの固有結界ではその八華のランサーとやらは消滅してしまうのでは…?」

「そうなんだよね…。なんで無事なんだろう…?」

「そもそも固有結界、制御できるのか?」

「できない」

 

できない。そう、私がマスターになった、とは言え私の固有結界は枯渇庭園。魔力をそもそも枯渇させてしまうのである。マスター、になれる人たち(魔術師っていうんだって)の天敵、みたいな感じなのにマスターって…。

うーん、よくわからないけれど、きっとそれはこのなんとも言えない今の状況(リメイクを待って15年)を打破するいい流れが来てるんだと思うよ!

 

「いやー、それにしても弓塚さんですかー」

「そうなんだよなあ。まさかサツキがなあ」

「まったくもって驚きです。想定外です」

「そんなに?!?!??!?!?!?!?」

 

いつの間にか現れた琥珀さんと、それに追随して頷くシオンとリーズさん。

嫌でもそんなに驚くこと?!だって、ヒロイン(仮)だよ?!

 

「いやあ、確かに私、いえ、私の可能性の一つ、ですか。が、FGOに現れて私達、路地裏同盟、どころか月姫のキャラとの繋がりができたとはいえ…」

「真祖っていうワードもだしたしな」

「ああ、虞美人さん。美人で可愛いですよねえ」

「な。可愛かった」

「リーズ?」

「いやっ?!一番可愛いのはシオンだぞ?!」

 

なんか痴話喧嘩始まっちゃった。というか私関係なくない?!

虞美人さんと私関係なくない?!いや、真祖のワードが出たならアルクさんが先だろって話になるのはわかるけれど!

それでもほら、私だったんだし!出しやすそうだしね?

 

「…まあ、何にせよおめでとうございます、サツキ。一緒にFGOを盛り上げていきましょう」

「おーっ!…ってFGOでいいの?!月姫リメイクへ流さないの?!」

「それはそれ、これはこれです。月姫リメイクに私出ませんし」

「あ、それは私もだな。…この流れに乗って私も出ないかなあ…」

「どう思います琥珀さん?!」

「そうですねえ。…乗っ取ってくれれば私も出やすいんですが」

「乗っ取るの?!?!?!?!あ、でも、そうか。乗っ取るのはいいのか」

 

とりあえず、まて次報!

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