恋する吸血鬼   作:のゔぇんぶれ

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第三十九話

三咲町 路地裏

 

「「Happy Birthday、さつき」」

「わー、どうもありがとう!…とは言え、もう誕生日を祝ってもらって嬉しい歳、ではないんだけどね…」

「まあ、そういうな。ケーキあるぞ」

「わーい、ケーキ!!」

 

はい、ということで皆様こんにちわ!このSSの主人公の弓塚さつきです!

いやあ、毎年祝ってもらってる気がしましたが、今年もやってきました、弓塚さつき誕生祭!いや、ただの誕生日なんだけど。こう言うとなんか自分が特別な人間になれた気がするよね。

気がするだけだけど。

 

「いやあ、去年から今年にかけては色々ありましたね」

「そうだな。さつきがマスターになったり」

「あー。ね。なんていうか一大イベントだったね」

「ですよね。所で最近、そういうお話は…?」

「あー、…来てないね?」

 

なんだろう、こう、一休みというか出してやったからいいだろ、的な雰囲気がぷんぷんする。

いや、それでもいいんだけどね?忘れされてなかっただけいいんだけどね?

あ、そうそう。たまーに上杉さんとはお茶をしてるよ。うん、召喚だけしてバイバイとかは味気ないですしね!ね!

………え?このSSに出てこないのかって?それは…うん…。もうちょっと時間おいてからかなーとか…。

 

「あ、そうそう。FGOといえば、ネコが出たらしいですね」

「あ、出てたでてた。いや、ガッツリ出てたわけじゃなくて、分かる人は分かる場所、にらしいけれど」

「えーっと、バトルフィールドのスロットの絵柄、だっけ?」

「そう。あれ見つけた人すごいですよね」

「ねー。本当にすごい」

 

なんていうか、ビックウェーブ来てるよね。そういう遊びだとしてもネコさん入れるってもうビックウェーブ以外のなんでもないよね!

ついに来ちゃうんじゃない?!さっちんルートが!弓塚さつきルートが来て、他のヒロインを駆逐しちゃうときが!

……いや、でもルート来るとなあ…。こういう風に三人でいる、みたいなあれが…。いや、確かに新月潭では私、吸血鬼化してないからあってないっていう話だけど…。

 

「どうした、さつき。難しい顔して」

「大方、自分のルートが来たらこうやって一緒にいる時間がなくなっちゃうし、みたいなこと考えてるんじゃないですか?」

「ふえっ?!シオンはエスパーかな??!」

「いえ、さつきがわかりやすいんです。…大丈夫ですよ、さつき。私達はずっと一緒です」

「そうだぞ、さつき。…いや、確かにさつきが吸血鬼にならなかったら私達は会えないかもしれない。が、どんな姿でも、私はさつきを見つけ出してみせるぞ」

「どんな姿って、えぇ、私、人間じゃなくなるの??!……でも、そう言ってもらえて嬉しいな。あとは遠野君と…えへへへへへへ…」

「さつき!乙女がしちゃいけない顔になってます!」

「そうだぞさつき!お父さんは認めないぞ!」

 

 

なんていいながら。私は今の、幸せを噛み締めているのです。

来年もこの三人で、……いれたらいいな!




ちょっと遅れましたがさっちん誕生日おめでとうございます!
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