恋する吸血鬼   作:のゔぇんぶれ

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世の中大変ですね。
いやほんと…。


第43羽

三咲町 路地裏

 

「ねーねーおはなみいこうよーおはなみー!」

 

そういってゴロゴロとしている真祖、アルクェイド・ブリュンスタッドさんを見ながら困惑をの笑みを浮かべるしかない私たち、路地裏同盟です。

あ、皆さんこんにちわ。このSSの主人公、弓塚さつきです。アルクェイドさんは突撃してきましたが私は元気です。

 

「あ、あの真祖?」

「おーはーなーみー!お花見行くって言うまで、何も答えませんー」

「えぇ…」

 

ぶーぶー、と言いながらまるで幼児のように転がるアルクェイドさん。一体何が彼女をそこまで駆り立てるのか。そしてこんなところでゴロゴロされると間違いなく遠野くんが…、はっ、遠野くんが来るかもしれないからこのままごろごろさせてればいいのでは?!

私ってばなんで気が付かなかったんだろう!天才!

 

「なんて思ってるでしょうけれど、志貴は秋葉と一緒にどこかへお出かけだそうですよ」

「そっかー、残念だなーさつきー。本当に残念だー」

「全然残念じゃなさそうな笑顔でそう言われても全然心に響かないよリーズさん?!…いやというか思考読むのやめて?!今回は口に出してないよ?!」

「いやー、顔に出てましたし」

「顔に?!」

 

顔隠すようにマスク買おうかな…。ちょっとは出回るようになったよね、流石に。

 

「…まあ、遠野君がお出かけして暇っていうのはわかりましたが、アルクェイドさん」

「おーはーなーみぃー。シエルつれないんだもんー」

「なるほど、真祖お世話枠の二人がつれないから此方に来た、というわけか…。いやそもそも私達がお花見しそうっていう考えはどこから?」

「レンとあのー、なんていったっけ。レンと一緒にいるメイドさん」

「琥珀、ですか?」

「そうそう!レンと琥珀がね、「いつだったか、シオンさん達とやったお花見楽しかったですねー」なんて話てたからー!私もやりたいなーって!」

 

なるほど、この騒動の始まりは琥珀さんとレンさんか…。なんか夜空に「ごめんね(テヘペロ)」してそうな琥珀さんが現れかけているので、今度現れたら腹パンをお見舞いしようと思います。顔はあと残っちゃうからね、ボディーにします。

はぁ、とため息を付きながら。

 

「あの、アルクェイドさん?」

「なに!?お花見行く気になった?!」

「まあ、行ってもいいんですけど…、ちょっとお酒飲みました?」

「飲んだ!シエルのところでビール数杯!夜はこれからだー!って言いながらシエルと一緒に夜桜見に行こうとしたらシエルはもう寝るって言うから」

「あっ」

 

あの代行者、酔っぱらいの相手が面倒になってこっちにぶん投げてきたぞ?!ち、畜生、私達が勝てないからって面倒事をなげてきやがって…!くっそう、私達が強くなったら腹パンを食らわせてやる!顔はあと残っちゃうからね、ボディーにします。

 

 

そうして私達はアルクェイドさんと一緒にお花見へ行ったんだけれども、リーズさんが絡み酒したり、シオンが脱ぎそうになったり、アルクェイドさんが大暴れしたりと大変でした…。それはほら、また別のお話に…。ねかせて…。

 

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