恋する吸血鬼   作:のゔぇんぶれ

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第47羽

三咲町 路地裏

 

「さーて今日のごっはんはーうっぉっぼぉうっ!?」

 

三ヶ月前の宣言通り、現れた琥珀さんにボディーを決めておきました。

なお私が本気でやると琥珀さん死んじゃうから大分威力は抑えております。あ、皆様こんばんわ。このSSの主人公、弓塚さつきです。

いやほら、珍しくご飯持ってきてたしなにか裏があるのではみたいな、感じで。

 

「よよよ…弓塚さんったらひどい…。私が何をしたというのです…」

「いや、ドクター。ドクターの普段の行いを見てるとわりと仕方ない所があると思うぞ」

「えー、そんなー。普段の行いはいい方ですよー?たまーに少々暴走するだけで」

「その少々が普通の人達にとって少々ではないんですよ」

「えー、本当にー?」

 

ダメージからあっさり復活して、シオンとリーズさんと会話をする琥珀さん。いや、確かにだいぶ威力は抑えてはあるよ?だけどあっさり回復されるのもわりとショックではあるんですよ。

何者なんでしょうね、この使用人さん…。

 

「ところでコハク?料理を持ってきたって言ってますけれど」

「あ。そうですそうです。弓塚さん、今月誕生日ですよね?」

「え?来月だけど?」

「え?」

「え?」

 

やだこの使用人さん私のボディーブローで記憶が…?

いや、ボディーブローで消える記憶ってなんでしょう。頭揺れるところがないじゃないですか。なんですか。ボディーのところに頭脳があるんですか。こわい、人間ではないのでは…?

いや、流石に人間ですよね?わからない…わからないよ…。

 

「…………」

「そうね。琥珀は人の誕生日、あまり興味がないだけよ、さつき」

「あっ、そうだよね。アッハハハ、私ったら失礼な想像を」

「まあ、でも私も「こいつ本当に人間…?」ってなるときあるけれどね」

「………」

 

いつの間にか私の隣に来ていたレンさんと白レンさんと話す私。まあ、琥珀さんがいるってことはレンさん達もくるので、いつものメンバーが揃うわけですよ。やったねさっちん、路地裏メンバー勢揃いだよ!

 

「おいやめろ」

「はい」

 

というまあ、いつものツッコミもあるわけで。いやあ、そのね。今年、色々と大変だからね。こういういつもの日常ってとても大事だと思うんですよ。

だからね、早く梅雨明けないかなーって。…いや、私達普段でも海いけないんだけど。あれ・・・?でも水着きたきが、あ、あれはプールか。そうだよね、プールだもん。そうそう、流水入れるなんて…?

 

「あ、そうだ。今日だと思って弓塚さんに誕生日プレゼント持ってきたんですよ」

「あ、本当ですか?それは嬉しいな。なんです?」

「新しい水着です」

「え?」

「水着です!」

 

 

琥珀さんにはもう一発腹パンをいれておきました、とさ。

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