恋する吸血鬼   作:のゔぇんぶれ

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第48羽

三咲町 路地裏

 

「あづいー…」

「あづいなー…」

「湿気さえなければ…、そんなことはないでしょうか…」

 

ということで皆様こんにちわ。熱帯夜なので元気のない私達、路地裏同盟です。そして路地裏同盟一の力持ち、弓塚さつきです。

いやあ、今月は私の誕生日だったんですけれど、そんなことをやる元気すらわかないです。

いや、なに…?先月とのこの差は一体何…?いや、私とシオンは昼間は活動しないから昼間はわからないけれど夜ですらこの暑さって昼だとどうなるの…?

 

「なんか、こう暑いとアイス食べたいよな…。あれ、買ってあったか…?」

「ここ最近ずっとアイス食べてた気がするからもう買い置きないかもしれませんね…」

「うわあ…そんな記憶も薄れているぐらいなのかあ。そうめん、とかも買い置きしておかないとなくなるかな?」

「そうだな。そうめんはこないだの流しそうめんたのしかったなぁ。流水だったから、痛い痛いってなりながらもあれだったが」

「いやあ、あれでもちゃんとした流水だったんだねぇ。でも、楽しかったよね。あの機械またあるからまたやろうね」

「そうですね。…茹でるときはホント地獄でしたけどね」

 

暑いのに更に熱いことになるからね。でもねー、そうめん。やっぱ夏の風物詩だよね、普通に食べるもよし流して食べるもよし、夏バテにも効くので、やっぱりそうめんって大事だよ。

まあ、毎日そうめんだと栄養面で大変なことになるからたまーにカレーを食べてるけれど。

…はっ、カレー?!いや、大丈夫大丈夫、先輩来てないからカレー食べてても平気。

 

「カレーあるところに来ますよ、あのカレー魔神」

「ひえっ?!本当に?!!??!?!?!…ってななこちゃん」

「やっほー、皆さん。アイスをですね、琥珀さんたちに持ってきてもらいました!なお、私はイチャイチャルームから逃げてきました!」

「あ、イチャイチャし始めたんですね。…この暑いのによくやります」

「まあ、その間は来ないから大丈夫だろう」

「あ、アイス冷蔵庫に入れておきますねー。レンさんがもう一つ食べてますが」

「………(もっもっもっもっもっも)」

「食べるか、会話しようとするか、どっちかにしなさい」

「(もっもっもっもっも)」

「食べるのを選択するのね…」

 

はい、ということでいつものメンバーが揃いました。いやほら、まあ、この暑い中来てくれるのは嬉しいんだけど。

あれ…白レンさん…?そうだ!白レンさんの固有結界は、あれじゃないか!

 

「ねえ白レンさん?」

「いやよ」

「まだ何も言ってないじゃない!?」

「いやほら、どうせ固有結界の中に入れろっていうんでしょ?い・や」

「はい…」

 

あっさり私の願いは断られてしまいました。これはもう無理ですね。それにしてもあついよぉ…避暑したいよぉ…。

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