恋する吸血鬼   作:のゔぇんぶれ

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第51羽

三咲町 路地裏

 

「どういうことですか!!!!!!!!」

「そうだそうだ!!!!!!!!私らが出ないならそれはもうメルブラじゃないぞ!!!!!!」

 

私をがっこんがっこん揺らしながらそう言っているシオンとリーズさん。あ、皆さんこんにちわ。このSSの主人公で月姫の真ヒロイン、弓塚さつきです。

いや待って、これ以上私揺らされたら倒れちゃう。倒れちゃうよ。

 

「お、おちついて…。シオンもリーズさんも私に当たらないで…」

「はっ、すみません。サツキ」

「大丈夫か、サツキ!まったくひどいなシオンは」

「リーズ?」

「あ、はい、ごめんなさい、サツキ」

 

 

シオンに睨まれてしゅん、としながら私に謝ったリーズさん。やっとこさ、開放されました。

いや、なんかこう、終わったは良いんだけれども後遺症か、まだ能が揺れてる気がする。そりゃ2tぐらいの力を持つリーズさんに揺らされたら能が揺れるのも当たり前かぁ。いや当たり前か、みたいな反応はおかしくない私?

なんだろう、いつの間にか私も随分と人間から離れてしまった気がする。まあ、リメイクくるし私はちょっと人間、というかヒロインに近づけるかな。

そしたら遠野くんと…ウェヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ

 

「戻ってこい!サツキ!乙女がしてはいけない顔をしているぞ!」

「はっ!…嫌でも実際どうするんだろうね?シオンが出ないってことはリーズさんも出ないだろうし、…あれ?路地裏同盟解散…?」

「嫌だ!」

 

がっ、と私の方を掴んで真顔でそういったリーズさん。いや、まあ、うん、私も嫌なんですけれども。

 

「そうです!なんてこと言うんですか、サツキ!」

「そうです!謝ってください!弓塚さん!」

「………………………………!!!!」

「いや、琥珀もレンもそこまで関わりないでしょ?」

 

シオンと、いつの間にか現れた琥珀さん達に囲まれながら私はとりあえず。

 

「軽率な発言でした、申し訳ない」

 

と、謝ったのでした。白レンさんだけは「いや謝る必要性どこにもなくない?」みたいな顔しながら私を見ているけれども。

いやぁ、でも、なんか、こう。謝らなくちゃいけないような気がして。そりゃそうだよ、私達路地裏同盟の人気は隠れも含めてとんでもなくいるんだから、私が簡単に解散とか言っちゃいけなかったんだよ。

だって、私達路地裏同盟の絆は絶対だもん。

 

「………………………」

「いや、それは思っても言ってはいけないわ」

「………………」

「…それはそうね。いやでも、先に言ったのはレンじゃない」

「……………………」

「卑怯よそれ」

 

なんかレンさんと白レンさんが私の心読んで言い合ってるけれどそれはそれ!これはこれ!路地裏同名の絆は絶対だもん!

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