恋する吸血鬼   作:のゔぇんぶれ

51 / 57
まーたお久しぶりの更新に。




第52羽

三咲町路地裏

 

「いやー、ついに私と翡翠ちゃんが発表されちゃいましたね!」

「フケイ…フケイ…」

 

なんだか突然現れた琥珀さんに白い布を被せられ、尚且なんだかこれをよんでください、と書かれた紙を渡された私、弓塚さつき。いや、何この状況。

なんで私は渡された紙に書かれてる「フケイ」って言っているの???どうして???わけがわからないよ。

 

「「………?」」

「賢さGの顔しない」

 

うーん今日はいつにもましてネタがカオスであります。まあ、そのね、私の新しい声優さんはこのセリフをよく言う人もやってるらしいし、賢さG顔っていうのは真祖の新しい声優さんのキャラがそういう顔するらしくて私達も割と切っても来れない話な訳なんですけれども。

 

「でもあの顔、正直真祖もしそうですよね」

「ぷっ」

「たーしかにー」

 

聞かれてないとわかっているから言える発言をするシオンにそれを同意する琥珀さんに吹き出すリーズさん、知らないぞ、私は関係ないからね!

ほら、レンさんいるからいつバレるかわからないんだからね!私は知らないからね!

 

「…………………」

「大丈夫よ、今日、あの人は某協会の人のおうちでだる絡みしてるらしいから」

「助かった。いや、シエル先輩は助かってないんだけど、正直私達は助かった」

「でしょう?…ところでいつまでその白い布しているの。外しなさいな」

「うん、そうだね。今の時期ちょっと暑いからね」

 

白レンさんに言われて白い布を脱ぐ私。いやほんと、どうしてこんな事になったのか。下手したらピラミットと一緒に突撃…いや、何をいっているんだ私は。そんな記憶はない。ないんだから。

 

「そういえば新しく出たPVであの少年がシオンっぽい動きしてたよな?」

「あー。シエルっぽいとも言えますが」

「あの動きはシオンも確定なのでは?つまり私も出れるのではないかな?」

「私の話は終わりました、って言われちゃってますが?」

 

じと目をリーズさんに向けるシオン。いやまあ、たしかにそう言われちゃってるんだよねえ。でも、そう言われてもなんかありそうっちゃありそうで。

あの世界を更に公式で広げようと思うとなんか中々に難しい気がするんだよねえ。二次創作とかならともかく。

…なんかすごいメタい話をしている気がするけれど、それもいつものことだからキにしないきにしない。

 

「…あの、私と翡翠ちゃんの話も」

「だって、そんなに変わってないし…」

「動かしてみないとわからないですけど、翡翠も琥珀もそこまでリメイク、って感じではないですよね」

「マッドドクター感がちょっと薄れた、か?」

「それぐらい、ですかね」

「ヨヨヨヨ…これでも私頑張っているのに…」

 

なんか泣くような仕草をして崩れ落ちた琥珀をなんだかそれぞれの顔で見つめる私達。まあ、それぞれの顔で見られるのは琥珀さんのいつものあれのせい、って事で。

でも、今年はとっても楽しみなことが増えて、うれしいね、遠野くん!

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。