「あの、その…アルクェイドさん?」
「ふふー、この人達は知ってるかな?」
「あ、えっと…弓塚さんだけ…」
あ、はい。アルクェイドさんが連れてきているのはマシュ・キリエライトさん。そして私はこのSSの主人公、弓塚さつきです。
えーとですね、私とマシュさんの出会いはその、今はもう手に入らないかもしれない私が出ている同人誌、「恋する吸血鬼」の描き下ろし分で書かれてます。…うん。なんとかして再販させるね!私の力で!なんとか!!!!!なんとかさせたい!!!!!!
まあ、それはおいといて。そうですね。マシュ・キリエライトさんは、もうこっちの住民ですもんね。アルクェイドさんは向こうへ行ってしまった感じはするけれど。その代わりマシュさんがきてくれました。
…いや、私は何をいっているのか。
「おお、そうか。私はリーズ・ストリンドヴァリ。そしてこちらは」
「シオン・エルトナム・アトラシアです。よろしくお願いします」
「リーズさんと、シオンさん…。シオンさん?」
「ああ、そうか。…これ、この空間だから言っておくけど、私はFGOをやっているからわかるぞ、その感覚」
「あ、やってらっしゃるんですね」
なんだか、嬉しそうに頷くマシュさん。。まあ、そうだよね。やってるって言われると嬉しいよね。わかるわかる。私も。
「サツキはまだ出てないだろう?」
「そうですよさつき」
「いやいやいや、出てる!月姫リメイクに私出てるからね!?というか心読まないで!?」
「あ、いえ、弓塚さん。さっきのは声に出てます」
「えっ」
「ちょい役では?」
「ちがうもん!…いや、何も違わないけれど、続編が出れば私ヒロインだもん!」
「そういうことにしておこうか」
「そうだねー」
私を撫でるマシュさん以外の三人。嫌なんだその余裕。見てろよ!すごい見てろよ!
いやほら、原作者によると他のヒロインを過去にするらしいからな!そうやって余裕ぶってられるのもいまのうちだぞ!
…と思ったところで口には出せないのです。多分口に出したら、私の体がFGOの敵見たく爆発四散しちゃう。いや、今回は本当に。思ってるだけです。
え?何度も爆発四散してるだろって?何を言っているんだね、君たちは。
「…ところで弓塚さん」
「はい?」
「あの、シオンさんと私の知ってるシオンさんとは、別人なんですよね?」
「そうだね。背大きいでしょ?」
「…あ、たしかに、ちょっと大人っぽいです。向こうも考え方は大人っぽいですけどどこか子供っぽさもあって」
「見てみたいなー」
「可愛いよ、相方の彼がいないと寝れないとかねー」
「あー、ネロさん」
「なんだシオン!私がいながら!」
「違いますー!あの私は私じゃありませんー!」
「なんだ、そうか」
「「いいんだ…」」
なんて思いながら、なぜ、ここにマシュさんが来たのか!それがわかるのは次回!
多分!わからない!次回もこんな感じでマシュさんを混ぜてのあれかもしれないけれど!
わかるといいな!