恋する吸血鬼   作:のゔぇんぶれ

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第六話

三咲町、路地裏。

 

「あけましておめでとう御座います、シオン、リーズさん」

「はい、おめでとうございます。サツキ、リーズ」

「ああ、おめでとう二人共」

 

ということわけで、年が明けました。

 

「にしても、去年は色々あったね」

「そうだな、主にFGO」

「それ以上はいけない」

 

流石にね。確かにコ○エース時空とはいってるけどね。

月姫リメイクはまだですか。

 

「でも、そうじゃないと何もない、じゃないか」

「それは…そうですけど…」

「ちょっとは否定して!」

 

なんというか、それはそうなんだけど、私達にもなにか動きがあったはずだから!

何かあったはず、なんだから…

 

「にしても、リーズの口からFGOって聞くとは思いませんでした。やってるんですか?」

「いや、ドクターが言ってるのを聞いただけ、だけどな。そもそも私のは対応してないし」

「琥珀さんやってるんだ…」

「はい♪」

 

また突然現れた琥珀さん。

 

「うわっ、驚いた…。何しに来たんですか、コハク」

「いえいえ、年始のご挨拶周りですよー。遠野家の方も大体終わりましたしねー」

「いいなー、私も遠野君に挨拶…」

 

そのついでに、遠野君に告白してえへへへ…

 

「あー、弓塚さんはちょっと。他のお二方は大丈夫ですけど」

「なんでぇ?!」

「そりゃ、さつきが二回も目の前から消えてるからでしょ」

「志貴にとってさつきはタブー」

 

琥珀さんと一緒に来ていた白レンさんとレンさんがそう続ける。(レンさんはボードだけど)

え、二回目?タブー?!なにそれ私知らないんだけれど。

 

「志貴様、そうとう凹んでましたもんね」

「そうですか。…サツキ、志貴は諦めたほうがいいですね」

「そうだな!どうだろう、さつき。私の嫁になるっていうのは」

「リーズ?」

「あ、違うんだ。シオン。そういう意味じゃないんだ」

 

犬も食わない夫婦喧嘩が始まったようだけれど私の耳には、入らなかった。

タブー…、私の存在が志貴くんにとってのタブー…

いやでも、二回目はともかく一回目はまだ、なんとか手を打てるような…

 

「さつき?」

「何か悪い顔してますよ、サツキ?」

「あー、これはあれですね。ピアニストさんが死にますね」

「ピアニストだからね、仕方ないね」

「(こくこく)」

 

なんか顔色でバレてるみたいだけど、そう、一回目の私の失踪はあの「ロア」とかいう悪い吸血鬼が悪い。

そしてあの「ロア」っていうのは私より弱い。

倒して遠野君の前に現れても「大丈夫、私生きてるよ!」って報告すればきっと遠野君のトラウマだって克服されるはず!

それだ!!!!よーし、すぐ退治してこよう!!

 

 

 

 

 

 

 

三日後、「どこにもいなかった…、私の壮大で完璧な計画がぁ…」と肩を下げて帰ってきたみたいよ。(by白レン)




あけましておめでとうございます。
こんな感じのSSですが今年もよろしくお願いいたします。
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