それと今回は一切の戦闘がありません。
―とある地元魔術師side―
「まつろわぬ神そしてカンピオーネ、魔術に
「あれは人に、
◆◆◆◆◆◆
何時もと変わらぬ朝の光景、
ヒホンの町はケルト海のビスケー湾に面しており、その海岸線上に現れた艦隊は一昔前の
一般人であれば何かのイベントか?と思う様なそれは魔術に携わる者には膨大な呪力を
そして始まる砲撃、上陸して来たまつろわぬ神、しかし何故か神は一時撤退、翌日の再侵攻に備えての準備、そして・・・
スペイン、ヒホンの町を襲った天災、まつろわぬ神、真名サー・フランシス・ドレーク及びその
◆◆◆◆◆◆
○月▲日、スペイン、ヒホンの町の沿岸部に突如として姿を
砲撃による侵略は約20分程で終了し、何故か
その後、地元の魔術関係者では無く、バカンスで訪れて居た外来の魔術師、
我々は情報の
○月■日、情報通り、海上にドレークの艦隊が顕現、すぐさま配置した船舶郡への砲撃を開始するが
その後、一隻の艦を
さらに包囲網の一部が破壊される等、膨大な呪力を
そして決着の時、まつろわぬドレークの
今回は海上が戦場なので被害総額はある程度抑えられたとは言え、それでも津波による影響で数十億に登ったが、人的被害は避難により皆無と言う奇跡的な結果となった。
この報告を受け、グリニッジ賢人議会はエドワード・ジャクソンを6人目のカンピオーネと認定し調査を開始、現在判明しているのは以下の通りである。
・まつろわぬドレークとの戦闘で戦艦を砕いた力と津波を発生させた力から
・サー・フランシス・ドレークを倒した事で現在所持している権能は
・外見は白に近い銀髪にガタイの良い少年である。
しかし彼は王で有る事を忘れてはならない、調査には細心の注意を
◆◆◆◆◆◆
「んっ...ここは?」
とある一室で目を覚ましたエドがユックリと起き上がり辺りを見渡す、かなり広い室内に上品な家具類、如何にもスウィートルームといった感じだった。
そのまま、暫くボーっとしていると『ガチャ』とドアが開かれる音がして、エドは視線を向けた。
「あら、おはようエド、調子はどう?」
「レヴィ・・・」
ドアから入って来たのは青い髪の少女、レビィア・ブルームだった。
―レヴィside―
「あぁ大丈夫だ、レヴィが助けてくれたんだよな?ありがとう。」
笑顔でお礼を言うエド。
「い、いえ、当たり前の事をしただけです。」
【うぅ治癒の魔術を掛けるのに必要だったとは言え・・・いやあれは不可抗力!そう人工呼吸と同じはず...】
「そ、それでこれからどうするの?」
「ん~取り敢えず両親の事を知らせに行くかな?」
エドの何気ない一言にレヴィは目を見開く。
「エド!あなたもしかして記憶が...」
「あぁ、全て思い出した」
「...そう、ですか」
少し元気が無くなったレヴィ、それを見たエドは頭を
「あ~そのな、多分これからも俺は魔術に関わって行く事になると思う、でも最近知ったばかりで右も左も分からない」
「・・・」
「俺には魔術に詳しくて信用出来る奴が必要なんだ。」
「・・・・・・?」
「だからレヴィ、俺の
「え?・・・えぇぇぇ!?」
【
突然の告白(とレヴィは思っている)にかなりテンパったレヴィだったが、何とか結論が出たので深呼吸をし、落ち着きを取り戻して返事する。
「そ、そのお、お友達からお願いします!」
後半、叫ぶ様に言った為、エドは面食らっていたが。
「?おう、まぁいきなり過ぎたしな、でも俺にはレヴィが必要だからファミリーの件は
「えっと、その、はい///」
満面の笑みで了承したエドの
―エドside―
「エド、それで次の目的地は何処なの?」
【ん~つってもな~、俺が知ってる両親と
レヴィの問い掛けに少し考えてエドは結論を出した。
「取敢えず、サルデーニャに向う、確かルクレチアさんが住んでる島だったはず」
「えっ!?」
エドの答えにレヴィは固まる、出て来た名前に物凄く聞覚えが有り『いやまさかね』と思いつつも確認を取る。
「エド...まさかその人ってルクレチア・ゾラ?」
「ん?そうだけど知合いか?」
「知合いも何も彼女は『サルデーニャの魔女』や『イタリア最高の魔女』と呼ばれ、『地』の位を極めた最高位の魔女ですよ、
「は~早速魔術に関るのか、後そんな事言われてもな~
「あっ...そのごめんなさい。」
「ん?あぁもう吹っ切れているから気にすんな」
エドの両親が既に
記憶を取戻した直度は悲しみもあったが、
「...そう」
「あっ!そう言えば俺のパスポートや財布って船と一緒に沈んだ事になるのか!?、どうやって行こう」
神さえも
「クス、それなら私に
その後、レヴィが一通りの手続きを済ませ、二人はサルデーニャ島へと向った。
◆◆◆◆◆◆
二人はサルデーニャ島に到着し、現地の魔術師が運転する車で片田舎のオリエーナと言う街、その街外れの森まで来ていた。
「エドワード様、到着致しました。」
「あぁ、ありがとう」
お礼を
目の前には古い石造りの洋館が建っており、
そしてエドは玄関横に設置された呼び鈴を押したが反応が無い。
「あれ?留守かな」
出直そうと横を見るとレヴィが何かを
洋館の屋根の上、
「ルクレチア・ゾラ様ですね」「...へ?」
黒猫を
「君は確か
「ね、猫が
驚きの声を上げたエドだがその目はキラキラと
「ゾラ様、用が有るのは彼です。」
そう言ってエドを差し示す、猫も視線をエドに向ける。
「ほぉう、何者だ少年」
「あぁ、俺はエドワード・ジャクソン、でもルクレチアが猫だったとは知りませんでした」
それを聞いてレヴィは溜め息を
「!ハッハハハ、面白いな少年、良いだろう入りたまえ」
その言葉と同時に門と玄関が独りでに開き、黒猫も奥へと消えていく。
◆◆◆◆◆◆
門を
「初めましてかな、私がルクレチア・ゾラだ、猫じゃなくて悪いね」
「まぁ座りたまえ」
ルクレチアに
「ほぉう・・・」
それを見て何かに気付いた様だが、口にはせずに話を進める。
「それで少年はしがない魔女にどういった用件かな?」
「まず確認だが、パーシー・ジャクソンとエミリー・ジャクソンは分かるか?」
「フム、
「あぁ、俺は二人の息子だ」
それを聞いて昔を懐かしむ様にルクレチアは語り出した。
「そうかあの時の子がな、大きくなったものだ。パーシー達は元気かね?」
暫しの沈黙の後、顔が
「死んだよ、つい最近、海難事故で...」
「・・・そうか」
再度訪れる沈黙、しかしそれをエドが
「いや、ルクレチアさんも魔術関係者でしたね、あれは事故では無くまつろわぬ神によるものだ。」
「何だと!?いや、そう言うことか」
最初は驚いたルクレチアだったが、直ぐに何かに気付き納得した。
「少年、やはり君は新たな王、カンピオーネだったか」
「えっ?」
エドと後ろで控えていたレヴィの表情が驚きに
「おいおい、これでも私は『地』の位を極めた最高位の魔女なんて呼ばれて居るのだぞ?それに
「あ...」
「クハハ、降参だ、さすがは親父の友人だな」
「さて、友人の息子とは言え少年は魔術師の王、
「いや、今まで通りで頼むよ魔女殿?」
二人は暫しの間に笑う。
「しかしパーシー達の息子が神を
「いや、あの時は仇を取るのに夢中で・・・」
―レヴィside―
ルクレチアとエドが雑談に
【思えば私達が出逢う以前にもまつろわぬ神が顕現していたのよね、カンピオーネの方々は生まれもってのトラブルメーカーとも聞くけれど、エドもそうなんでしょうね】
「そういえば少年、後ろに控える彼女とはどういった関係かな?」
「!?」
いきなりの話題
「ん~
【・・・】
「なんだ、
「?よく分からんが、まぁレヴィには(仲間になるのを)断られたが俺はまだ諦めてないし、気長に(ファミリーになってもらうように)
【エド・・・】
「ほぉ、それはまた」
恥ずかしそうに頬を赤く染めたレヴィを見てルクレチアは面白い者を見付けたとニヤリと口端が釣り上がる。
「王の誘い(
「はぅ...」
「まぁ今は良いさ、それで少年...いや王はこれからどうするつもりかね?」
「まずは両親の
「なるほど、旅をするのか、
【確かに・・・】
ルクレチアの感想にレヴィも内心で同意する。
「ムッ、何だよ人をトラブルメーカーみたいに」
エドは少々むくれるも、二人はキョトンとし、やがて理解したのかレヴィは溜め息、ルクレチアは笑い出した。
「ハハハ、少年『みたい』じゃなくて『トラブルメーカー』その物なのだよ魔王の方々はな」
「エド、カンピオーネとまつろわぬ神々は引かれ合うの、それが無くとも強大な力は色々と引寄せるわ」
レヴィも補足としてカンピオーネについて語る。
「あぁ、彼女の言う通りだ、諦めろ少年」
「マジか...」
レヴィの説明とルクレチアの追撃でエドは落ち込むも『まぁ良いか』と直ぐに切り替える。
「そうだ、ルクレチアさんは草薙一朗さんの
「あぁ、知ってるが・・・次は一朗の所に向かうのかね?」
「えぇ、そのつもりです」
「そうか、少し待て」
そう言ってルクレチアはソファーから立ち上がり、奥へと消える、5分後に戻って来たルクレチアはエドに紙を差し出す。
「これが住所だ、一朗によろしく伝えといてくれ」
「はい、分りました」
そしてエドとレヴィはサルデーニャの魔女、ルクレチア・ゾラのもとを後にした。
原作開始時の主人公の権能は4つにする予定です。
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グラグラモドキです。
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船と大砲とちょっとした補助です。
★????
武器に関する権能です。
★??????
ワンピの覇気っぽい何かです。