某リリカルな砲撃ブッパは
やり過ぎな気がしないでも無いですが・・・
新潟県に向かう1台の車、その車内には3人の人物が乗っていた。
「
エドが運転席の甘粕に問いかける。
「えぇ、
「
「その通りです。」
レヴィの言葉に甘粕が同意する、良く分かっていないエドは『へ~』と声を漏らしていた。
「・・・エド、早い話が日本におけるサイクロプスやヘーパイストスですよ」
「!成る程ね、じゃあ武器とか使ってくるかな?」
今度は理解出来た様で戦い方を模索し始める。
「おそらくですが、まぁ
「へ~」
ーエドワードside ー
そして時は戻り。
「然り、我が名は
【
元々の予想とは異なったが、直ぐに切り替える。
「さて、今のではっきりしたわい、お主の権能じゃが震動、正確には地震かのぉ?、ないの神・・・いや外つ国の神格じゃな」
「......」
エドの権能、
「ならば神殺しよ、これはどうかな?」
「
聖句により槌が淡く輝く、そして先程と同様に振り下ろして『カーン』と響かせ剣山が迫る。
エドも同様に空間震で対抗するも。
「なっ!?、クッ!!」
地面から生える剣を震動で砕こうとしたが、
【くそ!なんだ一体?】
振り返って剣山を観察する。罅は入っているものの砕けず、小刻みに震えていた。
「ふむ、耐震性を付与してみたが、当たりじゃの」
ニヤリとする
「付与する耐震属性を強化、次はどうする神殺しぃ?」
「なっ!?しまった!」
地割れで開いた地面と剣山に左右を挟まれて逃げ道が無かった。
ガツーン!
地面を抉る様に打ち、地面から剣が飛び出し、迫り来る。
「ハァッ!」
ドォン!!、エドが拳で空間をハンマーの様に打つことで空間をずらす空間断層を盾の様に展開して凌ぐ。
「ほぉう、その様な使い方もあるのかえ、しかし何時までもつかのぉう?」
連続で地面を打ち、上から剣の雨、正面から剣の速射砲、下から剣山の物量に耐震属性で罅すら入らなくなったそれを前に絶対絶命のエドだったが。
【!?、これは!】
突如、歯車が噛み合う感覚を覚える。そして考える時間も無い為、それを使う。
「16
エドの背後に黄金の波紋が広がり16門のカルバリン砲が出現する。
「
砲身が動き
「
全ての砲門が火を吹き、剣を吹き飛ばし
「
カーン!、
ドッガガガ!、砲撃を防ぎ切ると同時に盾は砕けた。
「それが2つ目の、なっ!」
盾の崩壊と同時に
「グッゥ、オラァ!」
数本が腹や足に刺さるも構わず、走り地震エネルギーを纏った拳を打つが
「チッ!」
「んっ?」
手にした槌を見ると小さい罅が入っていた。
「ほぉ、これにも耐震属性を付与しておったが...改良の余地ありじゃのぉ」
天津麻羅は
「どれ、阿刀造等の祖、
カーン、、、呪力を籠めて一振りの剣を
天津麻羅の手には何の変哲も無い剣、そしてその剣で斬り掛かる。
「!?、なぁっ!!!」
エドは咄嗟に地震エネルギーを使うも、そのエネルギーを剣に吸収された。
そのまま、袈裟懸けに胸を切り裂かれ、鮮血が舞う。
「グッ、
カルバリン砲の砲撃、天津麻羅は後ろに飛びながらも盾を造り出して防ぎ、砕かれる前に再度下がって回避した。エドは距離を取れた事でポーションを取り出して傷口に掛けて応急措置をする。このポーションはエドが
◆◆◆◆◆◆
『申し訳ありません王よ、車ではここまでが限界です。』
『ここか、確かに居るな...』
神殺し、カンピオーネは近くにまつろわぬ神が居ると闘争の為にコンディションが最適化されていく、それはまつろわぬ神側も同じだが、どうやら動く気は無いらしい...
『エド、これを』『ん?これは?』
レヴィに渡されたビンを受け取りつつ質問する。
『治癒の魔術が込められたポーションです経口摂取か傷口に掛けると発動します・・・その、お守りに...』
恥ずかしそうに声が小さくなるレヴィ、その頭を撫でながらお礼を言う。
『そっか、ありがとうな♪行ってくる!』
『エド...はい、お気をつけて』
【どうやら私は居ない扱いですね~まぁ良いですが】
そんな二人を内心苦笑いしつつ空気に徹する甘粕青年がいた。
◆◆◆◆◆◆
「ふむ、会心の出来じゃな」
一振りの剣を眺めて感想を漏らす天津麻羅、その剣は地震エネルギーを纏っていた。
「なんだ、その剣は?」「ん、これか?」
エドの問い掛けに天津麻羅はまるでお気に入りの
曰く耐震属性と吸収、蓄積の能力を付与し、現代の合金をも取り込んで作った特化型の神具、そしてそれを地面に突き刺して発動する。
「お主の権能じゃ、何とかしてみせぇい!」
「クソがぁ!」
やがて山全体が震え出す、徐々に震度が高まるもエドには本来、地震で不利になることは無いが先程の矛でこの辺りの地盤は脆く成っていて何時崩れても可笑しく無かった。
「
エドが呪力を高め、聖句を謡う。すると足元の影が広がり、其所から1隻の帆船が出てきて浮かび上がる。
「なんと!そのような物も持って居ったか神殺し!!」
地面が地震で崩壊するも、帆船は宙に浮いている為、影響は無い、帆船は取り舵で旋回しつつ天津麻羅から十分な距離を確保して正面に捉える。
「行くぞ天津麻羅ぁぁ、
帆船が天津麻羅めがけて加速する。帆船型神獣の質量と加速による体当たり、直撃すれば例え神でも只では済まない。
「嘗めるな神殺しぃぃ!物部造等の祖、
カーン!、槌で地面を打つと槌と一体化する形で鏡が鍛造される。
「
天津麻羅の聖句に呼応して鏡面に太陽光が
「照らせ、
鏡より収束された太陽光線が放たれる、内包する熱量の余波で周りを焼きながら帆船、
「な、バカな...」
収束された太陽光線が黄金の鹿号に当たるもそれは霧散されて行く、やがて天津麻羅は黄金の鹿号に押し潰された。
ドゴーンッッ
権能、
・帆船型神獣、モデル、ガレオン船の
・太陽が出ている間のみ
・太陽を落とす逸話より船体に太陽系の攻撃は無効。
・破損した場合はその損壊具合に応じて一定の期間、召喚不可能になる。
・背後の空間に大量のカルバリン砲の砲門を召喚しての一斉射での殲滅が可能。
・カルバリン砲の砲弾は、通常弾、炸裂弾、葡萄弾、そして光の収束砲、4種だが収束砲は一撃放つと砲が確実に砕ける。
・砲門は破壊された場合、1門につき1週間で最大100門迄
・星の
「はぁはぁ、疲れた、てかいい加減くたばれや」
帆船の上、エドは疲労を感じつつも油断なく佇む、未だに権能を得た感覚が無いのだ。
「おのれぇ、やってくれたなぁ神殺しぃぃ」
甲板に乗り込んで来た天津麻羅は
「
エドが召喚可能な砲門は全16門、内10門を展開し天津麻羅に狙いを付けるが。
「ハッ!抜かせ、我を嘗めるなー!!」「!?」
一本足とは思えない跳躍の連続、
そんな隙を見逃す筈も無く唐竹割りで剣を振り下ろす。
「ちっ!」
しかし武神や戦神、軍神でも無い天津麻羅の一撃はエドが新たに召喚した砲身の破壊と右腕を切り裂くに留まった。
「グッ、セット」
召喚された砲門が天津麻羅に狙いを定める。射線より外れようとした天津麻羅だったが。
「!?」
突然、帆船の甲板、つまり帆船型神獣、
「おのれぇ」「ファイヤー!」
6門のカルバリン砲から葡萄弾の散弾が放たれ天津麻羅をボロボロにし甲板から吹き飛ばし空中へと弾き飛ばす。
「これで終わりだ、ファイヤー!!」
4門の砲門が光を
「・・・」
天津麻羅は成す術もなく収束砲に呑み込まれた。
【俺の勝ちだ...】
肩に乗し掛かる様な権能の増える感覚を感じる。
【クッ、何とか気絶する前に戻らないと】
麓に向けて帆船の進路を取る。
ーレヴィアsideー
【エド・・・】
レヴィアはあの気になっている少年、エドワードの勝利を信じているが、心配するのは別問題なのだ。
「ミス、ブルーム、観測班からの連絡でここに空飛ぶ帆船なる摩訶不思議な神獣?が近付いているのですが、何かご存知ですか?」
「えっ?」
【帆船?・・・あっ!】
レヴィはこの間戦ったサー・フランシス・ドレイクを思い出していた、もしエドの得た権能ならばと・・・
「そうですね、エドだと思います。」
そして現れた帆船型神獣、
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