今日、僕は黒猫を1匹拾った。森で動物達と遊んでいた時に偶然見つけた傷だらけの黒猫。
家に連れて帰ることにした。
「お父さん!お母さん!ただいま。」
「おかえりイツキもうそろそろご飯よ。準備してね。」
「帰ったかイツキ。」
「はーい。それとお父さん!今日僕ね傷だらけの黒猫を森で拾ったからお家で育てたいんだけどいいかな?」
「俺は構わんが母さんに聞いてご覧。」
「母さんもいいわよ。そのかわりイツキがしっかりと面倒を見るのよ。」
「はーい。ありがとうお父さん!お母さん!」
そう。これがうちはイツキとはぐれ悪魔の黒歌の出会いとなった。
あれから3年が経った。
俺は10歳になりうちは一族の血継限界である写輪眼を8歳の時に開眼させうちは一族で歴史上で一番の天才と言われた。
そして去年、俺は友人が亡くなったのを見た為万華鏡写輪眼になった。
俺が殺した訳では無い。
隣の小さな一族との争いの際に死んでしまったのだ。
この争い以降うちは一族は元々少ない人数がさらに減ってしまった。
その為に他の一族との婚姻を行うことが増えた。
と言ってもうちは一族は元々人間では無い。天使でも悪魔でもない。ましてや堕天使でも無いのだ。
うちは一族は妖怪と人間のハーフによって増え続けた一族で寿命は悪魔としてほぼ同じと言ってもいいだろう。寧ろうちは一族の方が長いのだ。
・・・友人が死んでから俺を支えてくれたのは7歳の時に拾った黒猫であり猫又の上位種の猫しょうである黒歌だった。
・・・黒歌のおかげで立ち直ってから俺は忍びの立場を上げることにした。
その際に黒歌と共に死の森と呼ばれる森に行った。
その修行の中で俺は黒歌の事を好きになり告白した。
黒歌は最初ははぐれ悪魔だから狙われるからといい断っていた。
だから俺は
「なら!俺が黒歌をその狙って来るやつ全員から護れるようになったら俺と結婚してくれよ。」
と言うと。
「私でよければその時はお願いしますにゃん。」
と答えてくれた。
それから半年後死の森の奥深くである石碑を見つけた。そこに書かれていたのは
万華鏡写輪眼に目覚めし者よ
この石碑が読めるという事は
大切な者を失ったという事である
この石碑を読める者に伝える。
この石碑にはさらに上の眼に目覚める為の
方法を記す
汝 大切な者に 眼を捧げよ
捧げられた者よ
同じ様に眼を捧げよ
さすれば
永遠の最強の眼
万華鏡写輪眼を超える眼
輪廻眼 目覚める
そしてお互いの力に目覚める
と書かれていたのだ。
俺はそれをすぐに黒歌に伝えた。
そして俺は言う。
「黒歌。俺と眼を交換してくれ。勿論痛いと思うしリスクもある。けど黒歌を護る為にこの力が俺は欲しいんだ。頼む。」
それに黒歌は
「わかったにゃ。眼を交換するのは怖いけど私も貴方の傍にいたいから。それに例え見えなくなってもイツキが私を守ってくれるでしょ?」
「当たり前だ。」
「なら眼を交換するにゃ。でも怖いから私の眼はイツキが取って。イツキの眼は私が取るから。」
「わかったよ。黒歌。なら先に俺の眼を取ってくれ。」
と俺が言うと黒歌は頷き俺の右眼に指を当てて眼を抜き取った。
すごく痛いけど黒歌を怖がらせるのは嫌だから声は我慢した。
取り終わってから
「イツキ。今度は私の眼を取ってにゃ。」
と言ってきた。
だから俺は行くよと言って痛みを和らげる忍術を使いながら黒歌の右眼を取った。
そしてお互いの眼を入れ直したのである。
結果俺と黒歌の眼は輪廻眼に変化しており俺に関しては仙術のエネルギーを感じ取れるようになっていた。
片目が輪廻眼に変わったことにより先程の石碑の読めなかった部分が読めるようになった。
輪廻眼を開眼した者よ
両の眼の開眼によりうちはの禁術
素戔嗚と天照に目覚める
と書かれていた。
それを読んだ俺と黒歌は迷わずもう片方の眼を抜き取り交換して両眼が輪廻眼になるのであった。
これにより俺と黒歌は今までに無かった未知の能力を手に入れることになった。